なんば焼のシンプルな美味しさを愉しむ

今年は順当だ。

ソメイヨシノの後で開花した。

やはり、

こうでないとリズムが狂う。

隣の幼木も花芽を付けていて、

今か今かと楽しみにしていた。

やったぞ。

まもなく花が開く。

前夜遅くにＷＲＸ　ＳＴＩバージョン「Ｓ２０６」のテストが終わった。

そのまま帰宅して、

朝出勤してからタイヤを見た。

コンチネンタルのフラッグシップは、

とても良い相性で、

ハンドリングは精緻だし、

コーナリングもスパッと歯切れが良い。

提案をとても快く受け入れて頂き、

本当にやりがいのある仕事が出来た。

スチールルーフに乗るのは初めてで、

カーボンルーフと比べたのは初めてだ。

発表された時、

基幹性能に差を付けることは、

絶対にSではあってはならぬと断言した。

しかし、

こうしてスチールルーフに乗ってみると、

鉄の持つしなやかな動きも悪くない。

STIは本当にやりがいのあるクルマを作るな。

このお土産のように、

しっかりとした腰があり、

噛むと良い味が滲み出る。

材料が良いから、

なんば焼は抜群に旨い。

我慢できずに少しつまみ食いした。

出張から戻ったら、

晩酌を愉しむ。

北野さん、

ありがとうございました。

あとは室内に残る前のオーナーの痕跡を、

可能な限り消すだけだ。

徹底的に掃除して、

主の元に返そう。

トランク内部のトリムを露わにし、

クリーナーを使って除菌。

洗える物を丁寧に洗う。

シートも丸ごと綺麗にして乾燥する。

インパネダクトの中まで高温スチームして、

床を隅々まで清掃除菌。

希望される結果に対して、

それ相応のコストは必要だが、

中津スバル品質に可能な限り近づけた。

結果が楽しみだ。