食
2019年 04月 20日

今回のベトナム訪問には、
いくつかの縁が重なり合った。
今年の2月14日に、
女神湖で氷上走行を楽しんだ時、
一人のエキゾチックな美女に出会った。

中央にあるハイパーブルーのフォードを手足のように操る。
日本語もペラペラで、
ほとんどネイティブスピーカーだが、
思い切って「お国はどちらですか」と尋ねた。
「ベトナムです」とにっこり笑って答えられた。
そんな縁で、
女神湖からの帰路は、
彼女とランデブー走行を楽しみ途中で別れた。
その後、
今年の研修先をベトナムに決定し、
彼女に良い訪問先を教えて欲しいとお願いすると、
代田さんにオススメ 「ベトナム旅行2019年4月」
と題して丁寧なファイルが送られてきた。
内容も良かった。
半日はホーチミン市内観光、
ショッピングなどを満喫していただき、
終日フリーな日は日本語通訳とドライバー付きの車で郊外に出て、
メコンデルタを見る事をオススメします。
同じ日に飛行機に搭乗するのでも、
深夜便ですので、問題無いかと思います。
とアドバイスがあった。
旅の再優先事項は、
やはり何と言っても食に尽きる。
その点にも配慮は抜群だった。
旅の過程で重要なのは、
ホテルにスムーズなチェックインが出来るかにかかっている。

部屋に荷物を入れた後、
早速街に繰り出した。
小林さんのアドバイスを参考にした。
「大人数であれば、
庶民的なレストランで、
夜ご飯を一緒に取ったら楽しいと思います」
Mandarine Restaurant (高級レストラン、空間も料理も安心)
本格的なベトナム料理の高級バージョン 各国の首脳が訪れる
https://mandarine.com.vn
11A Ngo Van Nam , Ben Nghe, quan 1, HCM
ランチ11:30-13:45, ディナー 17:30-22:00要予約


生春巻きと揚げた春巻きの両方を頼んだ。
ちゃんと人数を見て用意してくれる。
だいたい一品当たり1300円くらいで人数分が出る。

ウエイトレスも、
よーくその点はご存知だ。
上手く演出してくれる。

中には牛肉が入っている。
まんだりんスタイルと銘打った、
生春巻きも超絶に美味だ。
パクチー嫌いの杉本も、
何とか飲み込めるほど料理が美味い。

ベビーレンコンとエビと豚肉のアレンジ。
蓮の国だけあり、
レンコンも美味しい。
何しろ味付けが自然で、
日本人にとって何なく喉を通る美味しさだ。

オニオンリングが味にときめきを加える。

カクテルも得意と聞き、
バナナダイキリを頼んだ。
これほどカクテルが美味いと、
心底感じたのはひっさしぶりだ。
コクのある甘さと、
冷たくて切れの良い喉越し、
バナナの風味が南国感を盛り上げた。

チャーハンは、
味、歯応え、喉越しのいずれをとっても、
文句なしに美味しい。

これもお洒落だ。
あっという間に完食した。
一人飲み代と税金と、
それにチップも入れて4300円。
後はホテルで部屋呑みしようと、
みんなで歩いてホテルに帰った。
夜の街は活気にあふれ、
コンビニでの買い物も面白い。
ぐっすり眠って、
翌朝はホテルの朝食でスタートした。

卵料理も目の前でオーダーを聞いてくれるし、
フォーも見てるところで好みを聞いて作ってくれる。
パンの種類も多い。
上にあるのはデニッシュだが、
もう一つのブレッドだけのコーナーがある。

朝から美味しいピザも食える。

ソーセージも、
ドイツのブリュスト並みに美味しい。
そして、
フルーツも昇天するほど美味しい。
サイコロのような果物は、
最初お菓子かと思った。

甘くて美味しい。
種も胡麻みたいで悪くないな。
その下のかぼちゃの種のお化けみたいな果物も、
癖になる美味しさだった。
そして夜のご飯になった。
小林さんのアドバイスは、
海鮮料理
http://haisanranbien.com
その場でお魚を選び、
料理法まで指示できる、
大人数で行くと楽しい。
庶民的。
混みあう前に行こうとタクシーを呼んだ。

空いているので素良い席に座われた。
だから落ち着いて食材を選べた。

とりあえずスターターに、
ゴーヤの炒め物と厚揚を選んだ。


早速活きの良い食材を選ぶ。
蟹は食うのに面倒だが、
こんなに旨そうな蟹を見ると食べたくてたまらない。
人数分選んでボイルしてもらった。


水槽を覗いた。

韓国で生で動くやつを食べるのに似てる。
早速注文した。



顧客に見せてから調理場に運ぶ。

テーブルに戻ると、
大宮君が余りの美味しさに悶絶していた。

このリアクションを見て、
ベトナムに来てよかったとしみじみ思った。

流石に伊勢エビなどもあるが、
畏れ多くて手が出ない。
デカい魚を喰いたいと言うと、
1.5kgの大物を用意してくれた。

これも秤に載せた。

調理場に運ばれていく。
何が美味しいか解らないので、
お店のお兄さんに、
美味しくて安く、
しかもあなた好みが食べたいと言った。
すると、
この魚が良いと選んでくれたが、
何て言う魚か見当もつかない。
ワクワクドキドキだ。

味の想像がつかない。

あっさりした白身魚で、
タラのような歯応えだが、
もっとネットリして美味しい。
スープとの相性が良く、
食べ終えた後もスープを飲み切らないと損した気持ちになる。
みんなで骨以外すべてたいらげた。

ビールとの相性が抜群で、
ガンガンビールが進む。
暑いし料理は美味いしビールにとって最高の環境だ。

「まだ足りない」感が湧き上がっている。
ここで終わったら暴動が起きそうだ。

珍しく杉本君が牡蠣を食べたいと言う。
これは嬉しい。
食べる人と聞くと、
妻以外誰も手を上げない。
美味しいのに。
当たると怖いとビビってる節もある。
牡蠣を3個注文した。

料理方法を聞くとチーズ焼きが美味いと言う。
他の4人には、貝の王道ホタテを頼んで、
席に戻った。

何でこんなに味が良いのか。
全く違和感ない美味しさで、
ベトナム料理を今まで食べなかったことを悔やんだ。
そして杉本君が小躍りする様な牡蠣が現れた。

このキップの良さを。
チーズのコクが際立ち、
けれども牡蠣の風味を殺さない抜群の塩梅だ。

締めには欠かせない。
前夜のチャーハンとは違う、
ちょっと焼き飯ライクな美味しさだ。
焼きそばも良いが、
焼き飯と焼きそばの間に、
何か気になる料理がある。
これは何かと聞くと、
焼きそばだと言う。
それは違う。
焼きそばがこれなら、
こっちは何か。
これ何。
もう一度聞くと、
隣のテーブルを指差した。
焼きそばが出ていた。
違うよ!
しれじゃなくてこれ!!
これはどう違うの???
面倒なので2つ頼んで、
出てくるものに全てを掛けた。

これが食べたかった。
美味しい海鮮焼き春雨だ。

もうこれ以上食べられない。
これで一人3300円。
天国だね。
タクシーで帰って、
ビール買って部屋に戻り、
みんなで飲み会してゆっくり寝た。
翌日はメコンデルタに向かう。
07:30 - Pick up at your hotel
Bound for visit the Cu Chi tunels
Depart to go to My Tho. Stop for lunch at local restaurant
Take a boat at Pier 30/04. Visit a fish market.
Visit coconut candy workshop and local house: enjoy tropical fruit, honey tea and amateur singing
Enjoy hand-rowing sampan along the cannel.
Return to Pier 30/4. Return to Ho Chi Minh City. End of service.
小林さんの紹介で、
ツアー会社を決めた。
そこはシェラトンホテルのツアーも受け持つ大手だった。
三日目の朝も、
滅茶苦茶美味しい食事を腹いっぱい食べた。
要領を掴みそれぞれが思い思いに様々な料理を腹いっぱい食った。
そして昼飯時になった。
少し体を動かしたので、
前日のようにお昼ご飯を食べたくないほどでは無かった。
けれども、さほど空腹感は無かった。
しかし、
皇太子殿下も来たことがあると言うレストランで、
いきなり度肝を抜かれた。

電球を天婦羅の様に揚げている。
ビビりながらテーブルに着くと、
蛆の湧いた魚を、
そのまま素揚げしたような料理が出た。
妻に言うと「止めてよ」とビビった。

いやがらせしてやるか。
そう思う間もなく「乾杯!」

おもむろに魚を手でむしり始めた。

そしてすぐ、
手にはめているビニール手袋のようなものに、
他の具材と共に握り込んだ。

生春巻きをその場で作るのか。

ガブリと頬張った。
めっちゃうまい。

新鮮な味を楽しむと、
次に例のモノが現れた。

大宮君の顔と比べると大きさが良く分かる。

違うウエイトレスが、
こちらもニコリともせず、
鋏で電球を切り裂き始めた。

下には重心が出来るので餅状になっている。
ライスボールと言う、
軽い甘さを持つ料理で、
これも日本人の味覚にジャストフィット。
全く脂っこくなく、
いくらでも食べられる。
ちょっとはんぺんに似ているが、
味は揚げた餅そのもので美味しい。

美味しいのだが、
少しスープを啜って、
烏賊を食べてギブアップ。

チャーハンは味見程度で残してしまった。
誰もビールのお代わりを出来ないほど、
超満腹になった。
そしてツアーの後、
深夜便の飛行機を待つ間、
ベトナム最後の晩餐を楽しんだ。

吉野家のようなフォー専門店で、
安くて速くて旨い。
春巻きも美味しいので、
それをつまみにビールで乾杯。

昼間に大食いしたので、
お腹に優しいこの料理は体に染み渡る。
ベトナムの食は、
社員全員に大感激を与えた。
戻って、
大食い癖が止まらない。
すぐにプールへ行き、
いつもとは違う年配の人たちに混じって泳いだ。
水中ウオーキングの横を泳ぐので、
まるで激流だ。
500mでくたばった。

ちょっと一安心。
それもつかの間、
体重計は、
非情にも真実を語った。

炭水化物万歳(涙)
とても素敵なベトナム旅行だった。
だが、
背中を押したもう一つの縁は、
実は全く別の所に在った。
新年早々に、
ブログ愛読者の岡さんから一通の手紙が届いた。

中には、
一冊のカタログに数枚の写真が添えられていた。
最近ベトナムに行ったら、
スバルが元気で驚いたと記されていた。
それでセールスと仲良くなり、
名刺とカタログをもらった。
刺激になればと、
それらを送って下さったのだ。
見た瞬間、
刺激どころか「野望」が瞬く間に渦を巻くように現れた。

決めた!!!
やっぱり男には野望が必要だ。
その結末は次へ続く。
お楽しみに。

はじめまして。
栃木宇都宮在住の岡です。
レターパック記載の
会社名を間違ってしまい
大変申し訳ございませんでした…。
確認不十分でお恥ずかしい限りです。
楽しい訪越で良かったです!
プロの目からご覧になった
お話の続きを楽しみにしております!
栃木宇都宮在住の岡です。
レターパック記載の
会社名を間違ってしまい
大変申し訳ございませんでした…。
確認不十分でお恥ずかしい限りです。
楽しい訪越で良かったです!
プロの目からご覧になった
お話の続きを楽しみにしております!
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おはようございます。
長い間忘れていたのですがボクが高校3年の頃、自動車教習所に通っていた時に一人の女の子と知り合いました。その子がベトナム人だったんですよ。日本名でしたし、しゃべり方も何ら違和感のない子で3つ上でしたがちょっと恋仲になりかけたのを思い出しました。でも、「あ、外人だナ」思わせる行動が理解できずそのまま疎遠になってしまったのです。なかなかカワイイ子だったんですけどね。
長い間忘れていたのですがボクが高校3年の頃、自動車教習所に通っていた時に一人の女の子と知り合いました。その子がベトナム人だったんですよ。日本名でしたし、しゃべり方も何ら違和感のない子で3つ上でしたがちょっと恋仲になりかけたのを思い出しました。でも、「あ、外人だナ」思わせる行動が理解できずそのまま疎遠になってしまったのです。なかなかカワイイ子だったんですけどね。
中原さん、こんにちは。惜しい事をしましたね。僕はエキゾチックな人が大好きです。
by b-faction
| 2019-04-20 22:00
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Comments(4)