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先のブログでも触れたが、
今回のベトナム訪問には、
いくつかの縁が重なり合った。

今年の2月14日に、
女神湖で氷上走行を楽しんだ時、
一人のエキゾチックな美女に出会った。
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小林さんと仰った。
中央にあるハイパーブルーのフォードを手足のように操る。

日本語もペラペラで、
ほとんどネイティブスピーカーだが、
思い切って「お国はどちらですか」と尋ねた。

「ベトナムです」とにっこり笑って答えられた。

そんな縁で、
女神湖からの帰路は、
彼女とランデブー走行を楽しみ途中で別れた。

その後、
今年の研修先をベトナムに決定し、
彼女に良い訪問先を教えて欲しいとお願いすると、

代田さんにオススメ 「ベトナム旅行2019年4月」

と題して丁寧なファイルが送られてきた。
内容も良かった。

半日はホーチミン市内観光、
ショッピングなどを満喫していただき、
終日フリーな日は日本語通訳とドライバー付きの車で郊外に出て、
メコンデルタを見る事をオススメします。

同じ日に飛行機に搭乗するのでも、
深夜便ですので、問題無いかと思います。
とアドバイスがあった。

旅の再優先事項は、
やはり何と言っても食に尽きる。

その点にも配慮は抜群だった。

旅の過程で重要なのは、
ホテルにスムーズなチェックインが出来るかにかかっている。
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シェラトンホテルに着き、
部屋に荷物を入れた後、
早速街に繰り出した。

小林さんのアドバイスを参考にした。

「大人数であれば、
庶民的なレストランで、
夜ご飯を一緒に取ったら楽しいと思います」

Mandarine Restaurant (高級レストラン、空間も料理も安心)
本格的なベトナム料理の高級バージョン 各国の首脳が訪れる
https://mandarine.com.vn
11A Ngo Van Nam , Ben Nghe, quan 1, HCM
ランチ11:30-13:45, ディナー 17:30-22:00要予約
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各国首脳も訪れるだけの風格をもつ。
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スターターの飾りからしてフェラーリだ。
生春巻きと揚げた春巻きの両方を頼んだ。

ちゃんと人数を見て用意してくれる。
だいたい一品当たり1300円くらいで人数分が出る。
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一斉にインスタ映えを狙ってカメラを構える。

ウエイトレスも、
よーくその点はご存知だ。

上手く演出してくれる。
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海老の尻尾が見えるが、
中には牛肉が入っている。

まんだりんスタイルと銘打った、
生春巻きも超絶に美味だ。

パクチー嫌いの杉本も、
何とか飲み込めるほど料理が美味い。
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これは蓮の子のサラダ。
ベビーレンコンとエビと豚肉のアレンジ。

蓮の国だけあり、
レンコンも美味しい。

何しろ味付けが自然で、
日本人にとって何なく喉を通る美味しさだ。
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ソフトシェルクラブは皆の大好物で、
オニオンリングが味にときめきを加える。
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ビールも美味しいが、
カクテルも得意と聞き、
バナナダイキリを頼んだ。

これほどカクテルが美味いと、
心底感じたのはひっさしぶりだ。

コクのある甘さと、
冷たくて切れの良い喉越し、
バナナの風味が南国感を盛り上げた。
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焼きそばと、
チャーハンは、
味、歯応え、喉越しのいずれをとっても、
文句なしに美味しい。
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魚の形に盛り付けられ、
これもお洒落だ。

あっという間に完食した。

一人飲み代と税金と、
それにチップも入れて4300円。

後はホテルで部屋呑みしようと、
みんなで歩いてホテルに帰った。

夜の街は活気にあふれ、
コンビニでの買い物も面白い。

ぐっすり眠って、
翌朝はホテルの朝食でスタートした。
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シェラトンの朝飯は美味い。

卵料理も目の前でオーダーを聞いてくれるし、
フォーも見てるところで好みを聞いて作ってくれる。

パンの種類も多い。
上にあるのはデニッシュだが、
もう一つのブレッドだけのコーナーがある。
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日本食もあるし、
朝から美味しいピザも食える。
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これは妻の選んだ料理だ。
ソーセージも、
ドイツのブリュスト並みに美味しい。
そして、
フルーツも昇天するほど美味しい。
サイコロのような果物は、
最初お菓子かと思った。
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これがドラゴンフルーツだと初めて知った。

甘くて美味しい。
種も胡麻みたいで悪くないな。
その下のかぼちゃの種のお化けみたいな果物も、
癖になる美味しさだった。


そして夜のご飯になった。

小林さんのアドバイスは、
海鮮料理
http://haisanranbien.com
その場でお魚を選び、
料理法まで指示できる、
大人数で行くと楽しい。
庶民的。

混みあう前に行こうとタクシーを呼んだ。
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狙いは当たり、
空いているので素良い席に座われた。
だから落ち着いて食材を選べた。

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とりあえずスターターに、
ゴーヤの炒め物と厚揚を選んだ。
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これが箸休めにも良い。
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さて、
早速活きの良い食材を選ぶ。

蟹は食うのに面倒だが、
こんなに旨そうな蟹を見ると食べたくてたまらない。
人数分選んでボイルしてもらった。
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赤く染まり見るからに旨そうだ。
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次の獲物も視野に入れようと、
水槽を覗いた。
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こりゃあテナガタコだ。
韓国で生で動くやつを食べるのに似てる。

早速注文した。
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テーブルでは大宮君が蟹に食らい付いたところだった。
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取り出したタコは一旦ビニール袋に入れられる。
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そしてキチンと重量を計り、
顧客に見せてから調理場に運ぶ。
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500gで十分の量だ。
テーブルに戻ると、
大宮君が余りの美味しさに悶絶していた。
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泣くほど美味しいと言う。

このリアクションを見て、
ベトナムに来てよかったとしみじみ思った。
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次に大物を狙う。

流石に伊勢エビなどもあるが、
畏れ多くて手が出ない。

デカい魚を喰いたいと言うと、
1.5kgの大物を用意してくれた。
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すくい上げて、
これも秤に載せた。
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キッチリ1.5kgあった。

調理場に運ばれていく。

何が美味しいか解らないので、
お店のお兄さんに、
美味しくて安く、
しかもあなた好みが食べたいと言った。

すると、
この魚が良いと選んでくれたが、
何て言う魚か見当もつかない。
ワクワクドキドキだ。
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デーンと鍋に入って現れた。
味の想像がつかない。
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お店の人が取り分けてくれた。

あっさりした白身魚で、
タラのような歯応えだが、
もっとネットリして美味しい。

スープとの相性が良く、
食べ終えた後もスープを飲み切らないと損した気持ちになる。

みんなで骨以外すべてたいらげた。
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そのころタコのピリ辛炒めが登場した。

ビールとの相性が抜群で、
ガンガンビールが進む。

暑いし料理は美味いしビールにとって最高の環境だ。
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ぺろりと食べて、
「まだ足りない」感が湧き上がっている。

ここで終わったら暴動が起きそうだ。
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早速貝類の調達に出た。

珍しく杉本君が牡蠣を食べたいと言う。

これは嬉しい。
食べる人と聞くと、
妻以外誰も手を上げない。

美味しいのに。

当たると怖いとビビってる節もある。
牡蠣を3個注文した。
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料理方法を聞くとチーズ焼きが美味いと言う。

他の4人には、貝の王道ホタテを頼んで、
席に戻った。
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まずホタテが出た。

何でこんなに味が良いのか。

全く違和感ない美味しさで、
ベトナム料理を今まで食べなかったことを悔やんだ。
そして杉本君が小躍りする様な牡蠣が現れた。
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見てくれ!
このキップの良さを。

チーズのコクが際立ち、
けれども牡蠣の風味を殺さない抜群の塩梅だ。
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そしてチャーハン。
締めには欠かせない。

前夜のチャーハンとは違う、
ちょっと焼き飯ライクな美味しさだ。

焼きそばも良いが、
焼き飯と焼きそばの間に、
何か気になる料理がある。

これは何かと聞くと、
焼きそばだと言う。

それは違う。
焼きそばがこれなら、
こっちは何か。

これ何。

もう一度聞くと、
隣のテーブルを指差した。

焼きそばが出ていた。

違うよ!
しれじゃなくてこれ!!

これはどう違うの???

面倒なので2つ頼んで、
出てくるものに全てを掛けた。
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なるほど!
これが食べたかった。
美味しい海鮮焼き春雨だ。
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しこたま喰って、
もうこれ以上食べられない。
これで一人3300円。

天国だね。

タクシーで帰って、
ビール買って部屋に戻り、
みんなで飲み会してゆっくり寝た。

翌日はメコンデルタに向かう。

 07:30 - Pick up at your hotel
 Bound for visit the Cu Chi tunels
 Depart to go to My Tho. Stop for lunch at local restaurant
 Take a boat at Pier 30/04. Visit a fish market.
 Visit coconut candy workshop and local house: enjoy tropical fruit, honey tea and amateur singing
 Enjoy hand-rowing sampan along the cannel.
 Return to Pier 30/4. Return to Ho Chi Minh City. End of service.
小林さんの紹介で、
ツアー会社を決めた。

そこはシェラトンホテルのツアーも受け持つ大手だった。

三日目の朝も、
滅茶苦茶美味しい食事を腹いっぱい食べた。

要領を掴みそれぞれが思い思いに様々な料理を腹いっぱい食った。

そして昼飯時になった。

少し体を動かしたので、
前日のようにお昼ご飯を食べたくないほどでは無かった。

けれども、さほど空腹感は無かった。

しかし、
皇太子殿下も来たことがあると言うレストランで、
いきなり度肝を抜かれた。
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通路を歩くと、
電球を天婦羅の様に揚げている。

ビビりながらテーブルに着くと、
蛆の湧いた魚を、
そのまま素揚げしたような料理が出た。

妻に言うと「止めてよ」とビビった。
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げひひひひ。
いやがらせしてやるか。

そう思う間もなく「乾杯!」
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ウエイトレスはニコリともせず、
おもむろに魚を手でむしり始めた。
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これはワイルドだぜ。
そしてすぐ、
手にはめているビニール手袋のようなものに、
他の具材と共に握り込んだ。
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ほほう!
生春巻きをその場で作るのか。
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つけ醤油みたいな出汁につけ、
ガブリと頬張った。

めっちゃうまい。
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次にエビが丸ごと出て、
新鮮な味を楽しむと、
次に例のモノが現れた。
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電球だ。
大宮君の顔と比べると大きさが良く分かる。
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役割分担が明確だ。

違うウエイトレスが、
こちらもニコリともせず、
鋏で電球を切り裂き始めた。
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上の方はカリカリの薄皮で、
下には重心が出来るので餅状になっている。
ライスボールと言う、
軽い甘さを持つ料理で、
これも日本人の味覚にジャストフィット。

全く脂っこくなく、
いくらでも食べられる。

ちょっとはんぺんに似ているが、
味は揚げた餅そのもので美味しい。
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次に海鮮スープが出た。
美味しいのだが、
少しスープを啜って、
烏賊を食べてギブアップ。
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申し訳ないけど、
チャーハンは味見程度で残してしまった。

誰もビールのお代わりを出来ないほど、
超満腹になった。

そしてツアーの後、
深夜便の飛行機を待つ間、
ベトナム最後の晩餐を楽しんだ。
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24時間営業のフォー専門店がホテルの近くにある。

吉野家のようなフォー専門店で、
安くて速くて旨い。

春巻きも美味しいので、
それをつまみにビールで乾杯。
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ここのフォーも美味しかった。
昼間に大食いしたので、
お腹に優しいこの料理は体に染み渡る。


ベトナムの食は、
社員全員に大感激を与えた。

戻って、
大食い癖が止まらない。
すぐにプールへ行き、
いつもとは違う年配の人たちに混じって泳いだ。

水中ウオーキングの横を泳ぐので、
まるで激流だ。

500mでくたばった。
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タイムはそれほど悪くないので、
ちょっと一安心。

それもつかの間、
体重計は、
非情にも真実を語った。
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げっ!

炭水化物万歳(涙)

とても素敵なベトナム旅行だった。

だが、
背中を押したもう一つの縁は、
実は全く別の所に在った。

新年早々に、
ブログ愛読者の岡さんから一通の手紙が届いた。
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栃木県にお住いのスバリストだ。
中には、
一冊のカタログに数枚の写真が添えられていた。

最近ベトナムに行ったら、
スバルが元気で驚いたと記されていた。

それでセールスと仲良くなり、
名刺とカタログをもらった。

刺激になればと、
それらを送って下さったのだ。

見た瞬間、
刺激どころか「野望」が瞬く間に渦を巻くように現れた。
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これは一度行くしかない!
決めた!!!
やっぱり男には野望が必要だ。

その結末は次へ続く。
お楽しみに。

Commented by 岡正憲 at 2019-04-20 23:17
はじめまして。

栃木宇都宮在住の岡です。

レターパック記載の
会社名を間違ってしまい
大変申し訳ございませんでした…。
確認不十分でお恥ずかしい限りです。

楽しい訪越で良かったです!
プロの目からご覧になった
お話の続きを楽しみにしております!
Commented by 中原 at 2019-04-21 06:38
おはようございます。

長い間忘れていたのですがボクが高校3年の頃、自動車教習所に通っていた時に一人の女の子と知り合いました。その子がベトナム人だったんですよ。日本名でしたし、しゃべり方も何ら違和感のない子で3つ上でしたがちょっと恋仲になりかけたのを思い出しました。でも、「あ、外人だナ」思わせる行動が理解できずそのまま疎遠になってしまったのです。なかなかカワイイ子だったんですけどね。

Commented by b-faction at 2019-04-21 18:21
岡さん、こんにちは。カタログ有難うございました。

非常に有意義な経験となりました。今後とも宜しくお願いいたします。
Commented by b-faction at 2019-04-21 18:22
中原さん、こんにちは。惜しい事をしましたね。僕はエキゾチックな人が大好きです。
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by b-faction | 2019-04-20 22:00 | Comments(4)

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