昨日は少し余裕があったので、
会場の近くにあるバス乗り場に行った。
バスと言ってもこれは水の上を走る。
面白そうだから乗ろう!
なんか古代の三葉虫や、
言い方悪いけどゴキブリみたいに平滑だ。
ジェット船なのでなかなか速い。
静かで快適で涼しかった。
船内は快適で、
ビールも売りに来る。
船体の構造が面白い。
満潮時に水面が上がるのを見越して、
そのような時にはルーフ全体が下がる。
缶ビールの向こう側がそのままスルスルと、
側壁の中に下がっていく。
これは面白い。
川面に面した町並みには、
カフェが沢山立ち並び、
ちょうどランチタイムで賑わっていた。
にこやかに手を振ってくれる。
いい街だなぁ。
一時間ほどの旅が終わり、
元の場所に戻った。
良く見ると盛んに荷物が降ろされている。
新車のフォークリフトまで動員されている。
へー!
こういう場所で作業するので、
真っ白い材質のタイヤを付けている。
意識して見たことが無かったので、
新鮮な驚きだった。
工場でリフト設置した時に、
クローラーの後がこびり付き、
なかなか取れずに困った。
なので、
やはり色々な所で、
同じような問題が起きていて、
こんな対策が採られているのかもしれない。
テントが沢山並んでるので、
見に行こうとしたら警備員に阻止された。
あら、
そうなの。
時間が近づいたのでホテルに戻った。
式典は順調に進んだ。
一夜明けて、
朝8時過ぎにホテルを出た。
チャーターされたバスに乗って、
隣の町まで行き、
珍しい催し物を見学する事になっていた。
あまり詳しくないので、
ボランティアの方に説明を受け、
実に有意義な時間を送り京都駅で解散となった。
大阪まで京都線に乗って戻る途中、
またしても驚くべきことに出会った。
京都から出発し、
いくつかの停車駅を過ぎて空席に気付いた。
何故かその老婆は窓際が空いてるのに、
通路側に陣取って膝を一敗に前の背もたれに付けている。
意味が解らないので、
「すみません座りますよ」と脚を差し入れようとしたら、
ううううう・・・っと、
入れようとした脚を妨げた。
え?
隙間を空けようとして座り直したのか。
すみません、
そう言ってもう一度差し込むと、
今度は意図的に脚を押し出した。
ビックリして脚を抜くと、
裾のあたりをわざと手で払って、
汚れたとばかりにゼスチャーした。
一言も発しない。
この間に聞いたのは、
「ううううう」だけだ。
気味が悪いので、
もう足を入れるのを止めて、
隣に立っていた女性を見た。
その女性も一部始終を見ていた。
男性だから嫌がったのかと思い、
「どうぞ」と眼で促すと、
その女性は「座りますよ」と脚を差し込んだ。
またしても「ううううう・・・」と、
差し込もうとした脚を阻止した。
なんじゃコイツ!
呆れた目で見てたら、
やっぱり関西の女性は逞しい。
一見してキャリアウーマンだった。
堂々と、
「座るわよ」と言って窓際にするッと座った。
それは素敵な身のこなしだった。
座られると、
その婆さんは地団太踏むかのように頭を抱え、
今度は頭を左に向けて、
ペットリと前の座席にくっつけた。
コドモかよ。
訳の分からない嫌がらせだ。
奥に座った女性は平気な顔で、
着々とメールを見ながらメモを取り、
仕事をサッサと進めていた。
そうこうする内に、
電車は新大阪に着いた。
すると婆さんはヒョイと立ち上がり、
物も言わずに降りて行った。
あれは常習者じゃないのか。
わざと混雑した電車の窓際をあけ、
自分が通路側に座って嫌がらせをする。
言い方悪いけど、
ちょっと関西っぽくない??
大阪駅で奥に座った女性も降りた。
少し言葉を交わした。
久し振りに大阪に来ましたが、
あんな変なのが要るんですね、と声を掛けたら、
私も大阪じゃないけど、
ちょっとどうしてもやりたい仕事があったので・・・・
お姉さん!
お見事でした。
大阪駅で2番ホームに向かった。
久し振りに環状線に乗り、
駅のホームの変化に驚いた。
以前と全く違うじゃないか。
こうして路線図を見ると、
京都あたりが船橋で、
東京駅で乗り換えて台場に来た感じだな。
東京都と、
大阪府や京都府の関係が、
勉強不足で良く分からない。
京都から電車に乗ってきて、
大阪府が「都」になりたいのなら、
別になっても構わないし、
それぞれのメリットやデメリットが何なのか、
少し深く研究したいと感じたね。
大阪で万博が開かれることも、
とうの昔に忘れてた。
大阪にいると万博を思い出すが、
今はオリンピックの陰に埋もれている。
これまで何故「都」になれなくて、
今更何故「都」になりたいのか、
そのあたりが外野には良く分からない。
大阪は大阪で、
無理に東京になる必要はない気がするけど、
問題はそんなに簡単じゃあないのかな。
昨日の場所に戻ったら、
全く平均年齢が違う人たちのたまり場となっていた。
若いってイイネ!
精神は歳を取りたくない。
それは可能だよね。
迷うことなく何が起きてるのか見に行った。
おお!
昔も今も変わらないじゃないか。
良い音楽には人が群がる。
せかいのおわりに
物騒な名前だな。
でも音楽性は高そうだ。
妻が、
「どうせならラジオより帰りの車で聞くのに良いんじゃない」
その通りだ。
でも、
こんなにあるとどれを選んでよいのか解らない。
そこで売り子の人たちに、
勇気を振り絞って聞いてみた。
すみません。
このバンドの初心者なので、
どれを買って良いのか解りません。
そう言うと
「ああ、新作はこれです」と教えてくれた。
新作が良いとは限らない。
もうひと粘りだ。
ありがとうございます。
新作も良いんでしょうけど、
これは良い曲だ、っていうのが沢山入ってるのはどれ?
これかなぁ。
そう言ってこのアルバムを勧めてくれた。
親切にありがとうございました。
とても素敵でした。
中津川まで快適に走れた。
戻って荷物を整理し、
財布の中を見て、
ちょっと驚いたよ。
こっちにも令和の直前が混じってた。
大事にしよっと。