今日は朝ドラで始まった。
と言っても、今日は日曜だから、NHKの連続テレビ小説じゃない事は解るよね。
ドラとは昨日戴いたどら焼きの事だ。これには梅が入ってる。
味の想像がつかないが、
塩梅と言うくらいだから、
塩味を連想して齧り付いた。
一口目で頭を出した。
つぶ餡の香りが良く、
カステラの甘さと良い感じで交わる。
文句のつけようがない味だ。
小手先で作るどら焼きが多いこの頃、
これにはやっぱり「本気度の違い」を感じた。
で、
梅はどうなのか。
齧ってみた。
濃密な甘さだ。
良く出来ている。
軽い甘さだと全体の味を壊す。
ところが、
カステラから餡に味が加速し、
更に梅の味が飛び出して引っ張る。
その内、
他の二つの味も二段構え加速して、
梅の濃密な甘さを集団に吸収する。
まるでツアーオブジャパンのゴール手前で、
飛び出した先頭自転車が、
後ろから加速した集団に吸収される時のようだ。
実にドラマチックな味だった。
中田さん、
ありがとうございました。
朝ドラで仕事を加速し、
お客様の来訪を待った。
朝礼が終わると、
塩尻から武居さんが来訪された。
このR1を徹底的にリフレッシュして、
また元のように蘇らせる。
お土産を戴いた。
始め見る塩尻の逸品だ。
包みを解くと、
二つの箱が現れた。
どちらにも深い訳がありそうだ。
単なるブランデーケーキではなさそうだ。
実は妻はブランデーケーキが大の好物だ。
左側の作品は先の妃殿下であらせられる、
美智子さまもお気に入りだ。
塩尻を訪問された折、
それを食す機会があり、
たいそうお気に召して買い求められたそうだ。
社員の楽しみとなった。
また、
ステキなお酒も頂いた。
まず大好物の純米無濾過生原酒だ。
スペックを見て、
最近おおよその味が頭に浮かぶ。
酒米の特徴は知らないが、
米を55%に磨いて発酵を17度で止めた。
日本酒度は+2か。
かなり凝った事をする杜氏だな。
クルマに例えると、
あまり硬めのダンパーではないが、
良く動く足で伸び側が少しきつめ。
倒立式で横剛性が高く、
操舵応答性が良い。
これを酒の味に応用すると、
呑み味は柔らかめで、
余り舌に残らず食べ物も引き立てる。
喉越しが良いのでクイクイと行けそうだ。
これは楽しみなお酒だ。
この大吟醸も、
スペックを見ると面白い。
カヤバの出したBP5用オリジナルダンパーの味を思い出した。
当たってるかな。
呑むのが楽しみだ。
先日大阪で、
スペックの高いお二人に会った。
石川部長と重野部長だ。
スバルの国内販売を司り、
日々活躍されているお二人だ。
重野さんは今年から国内マーケティングを担い、
その辣腕を奮っている。
また点が線に繋がる・・・・、
その時ふと思った。
今日はツアーオブJAPAN2019のフィナーレだった。
美濃市で初めて出会った、
孫崎選手が気になって仕方が無い。
自動車のレースでは感じない、
少し異なる胸の高まりを、
水曜日以来ずっと抱いている。
品川でも美濃市のステージと同じように、
逃げる2台を集団が吸収すると、
ゴールに向かってスプリントが始まった。
今日も震えるほど興奮した。
遠くから狙った映像は、
蜂の大軍が押し寄せてくるような、
壮絶な凄味を見せたのだ。
美濃市のステージを再現する様な、
とてもドラマティックなゴールだった。
落車した選手を仲間が寄り添いながらゴールさせる。
感動的な場面だった。
チェーンはちぎれウエアはズタズタだ。
擦過傷が軽度だと良いが。
肉が削れるようなことはないだろうが、
半ケツ状態の後姿を見ると、
正規のウエアが高い防御力を持つ事をうかがわせる。
優勝したのはブリヂストンチームだ。
アイアンマンも2位に入った。
美濃ステージの勝者クレダーも8位に入った。
そして孫崎選手もトップ10に入っている。
ブリヂストンチームの皆さん、
おめでとうございます。
あのオーラはやはり感じた通りだった。
優勝した窪木選手のインタビューも良かった。
「ずっとリードアウトしてた窪塚選手のおかげだ。
逆の立場なら彼が勝者となった」
グッとくるじゃないか。
続いて大活躍したブリッジレーンのハーパー選手が登場した。
個人総合時間賞の次に、
新人賞まで奪取した。
おやっ?
見覚えのある後姿だ。
新人賞の白いウエアのプレゼンターは、
スバルの重野さんだった。
カッコイイね。
SUBARUは実にこのレースを引き立てる。
重野さん、
また飲みましょう。
キッズからの、
花束プレゼントも素敵だ。
そしてチーム右京は団体総合時間賞を獲得した。
おめでとうございます。
監督さん、
撮影させていただき、
ありがとうございました。
カッコイイレヴォーグの写真、
使わせていただきます。
マービックのイエローと、
シマノのハイパーブルーが抜群に映えた。
とにかくスバルは走る姿が美しい。
このブルー、
とても素敵だね。
この胸の高鳴りは何だろう。
今日は工房で大きな仕事が進んでいた。
横浜の山林さんからお預かりしている、
二代目インプレッサのリフレシュを、
北原課長が集中して進めていた。
レヴォーグの直系のご先祖様だ。
当時、
拡幅ボディを、
フルモデルチェンジで同時開発すると言う、
スバルの歴史に残る画期的なクルマ作りが進められた。
こんなことが出来る人間は、
そう簡単に生まれない。
この時の苦労が水の泡にならず、
現行モデルで開発責任者を明確に分けた。
伊藤健の後を継いだのが、
熊谷と高津だったわけだ。
このシャシーを見ると、
ワゴンも同時に拡幅していたら、
どんなことになったのだろうかと胸が高鳴る。
ただでさえ面白いこのクルマが、
ド迫力のスーパースポーツワゴンになったはずだ。
その野望が結実し、
点が線に繋がった。
SUBARUって本当にイイネ。
そして本当に面白いね。
その点から線に繋がるクルマを、
いま、
一切の妥協を捨てて商品化している。
そうなんだ。
この色、
この形、
この音、
そして・・・・、
この香り。
段々鳥肌が立ってきた。
この胸の高まりが解った。
WRCにおけるインプレッサWRCの雄姿だ。
あれを味わえて本当に幸せだった。
ツアーオブJAPANは日本に完全に定着し、
素晴らしい感動を与えてくれる。
次は再びラリーオブJAPANを定着させることだ。
この野望も、
点から線に繋がりつつある。
楽しみに待とう。