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錬金術

錬金術は古代にアリストテレスが考え出した、
人類の夢と野望からなる巨大なスキームだ。

決して悪い事ではない。

現代には沢山の錬金術が実在する。

誰もが無縁ではない。
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海へ行った。
浅瀬が広がる豊かな海だ。
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満潮から干潮に移行ししつつあり、
足元に命の息吹が現れていた。

妻は本能的に追いかける。

穴を見つけると、
ホジホジと弄り始め、
その正体を見届けるまで熱中した。
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「すっごく小さい蟹がピュッと逃げた」と嬉しそうだ。

本能は大切だ。
いざという時の境目になる。

近くの売店でビワを見つけ、
「うー、ビワビワビワ」と嬉しそうだ。
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さっそく買い求めて味わった。

近くの農家が作ったのだろう。
共同出資のような形態で、
産直販売していた。
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皮をむくとツルリと剥がれ、
とても瑞々しい。

飛びぬけて甘くは無いが、
そこに居た人たちが作ったのだと解るので、
安心感はピカイチだ。

飛びぬけた美味しさは感じないが、
そこだけにある味を楽しめた。

これが自然の恵みだな。

13日に雑草を抜き、
少し荒れた展示場の斜面が、
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梅雨時の激しい雨に洗われ、
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今日の晴れ間に穏やかさを見せた。

日本の環境で梅雨が無いと、
とんでもない被害が起きるだろう。

しかし自然は残酷で、
毎年表情を変え生き物を弄ぶ。


だが、
弄ばれてもくじけない。
それが自然の摂理だ。

強く生き残れると、
繁殖が始まり、
生き残れないと勢力を落とす。

そんな時はじっとして、
体力が回復しツキが戻るまで待てばよい。

昨日の夕方、
この竜舌蘭を撮影した時、
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翌日花が開くと思った。

何故なら昨年の開花は6月16日だったので、
この勢いなら咲くのは近いと感じた。
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しかし、
そうはいかなかった。

気候と土壌成分の僅かな差が、
開花の刺激を与えなかった。
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咲く寸前で固まっている。

すべて自然の摂理に任せると、
人のコントロールは及ばない。

しかし、摂理を逆手に取って、
人が思うように支配できる「錬金術」が存在する。

まさにリーマンショック以降の錬金術とも言える、
大きなスキームが出来上がっていた。

ある倒産がきっかけで、
そのスキームを知り、
錬金術を連想した。

解り易い説明があった。



事業に必要な資金が欲しい時の、
的確なアドバイスがある。

手っ取り早く金を集めるための伝道師だ。

最後に昔サラ金と呼ばれた、
金融機関も紹介されている。

最近はお金を自動販売機で買うようなシステムだけでなく、
ウェブで3分融資も可能な時代になった。



寄付型私募債

東邦銀行の説明を見よう

200億円の債権を引き受けて、
4000万円以上を寄贈し、
社会福祉法人と市町村の合計件数より、
その他の寄贈先が多い。

なるほど、
錦の御旗か!

福島の支援を旗印にするなら、
寄付型私募債をどんどん受託するぞ!!
と言う意思の表れなんだ。

当社のメインバンクさえ、
御多分に洩れないだろう。

錦の御旗は、
自分の行為を実態以上に見せる時に、
必ずと言って良いほど必要になる。

特に最近では環境の保護を旗印に揚げる。

それが一定のスキームになると、
実に使いやすくなる。


その格好の題材があるのだ。

実は1993年1月1日に、
少しだけ国連にからむ仕事を委嘱された。

その当時のキーワードは、
サスティナビリティ、
エンバイアメンタル・コンサーン、
に加え、
もうひとつ日本語もあった。

あの「もったいない」が、
mottainaiとしてもてはやされた。

数年前にアフリカの女性が使って話題になったが、
そのルーツは四半世紀前に遡る。

国連には大きく分けて3つの柱があった。

一つは最も有名な安全保障理事会。
これを知らない人は居ないだろう。

PKOは勿論、
ならず者の北朝鮮を封じ込める経済制裁など、
安保理はかなり大きな力を持つ。

次に信託統治理事会が存在した。
その頃はまだ、
未独立の信託統治地域が存在した。
だが翌年迄に全て独立したので、
その理事会は役割を終え今日に至る。

そして3つ目の柱は、
安保理と同様の存在感を見せるようになった。

それは経済社会理事会だ。

でもその頃の国連で、
経社理の実態は形骸化しつつあった。

また国連の予算は加盟国からの分担金で賄われ、
日本は米国に次ぐ二番目の分担国でありながら、
安保理の常任理事会に席を用意されることは無かった。

そして最も多くの分担金を支払うべき米国は、
国際警察の立場をちらつかせ、
分担金の支払いを拒否していた。

かなり形骸的な経済社会理事会ではあったが、
1992年にブラジルで開催された地球サミット以降、
存在感を取り戻した。

いわゆる「アジェンダ」と呼ばれる、
新たなスキームが誕生したのだ。

それは常に錦の御旗として活用できる、
実に解り易いスキームだ。

二酸化炭素性悪説の誕生でもあった。

流石に四半世紀が過ぎ、
少しづつ皮が剥けて、
本性が現れつつある。

それがGOALSだ。


そしてこのスキームこそ、
まさにファウンドの世界で錦の御旗となる。

当社のメインバンクも、
堂々と謳うほどだ。

SDGsと書かれるだけで、
上手くイメージを演出できる。

ただ国連の経済社会理事会が推進するアジェンダと、
十六銀行が営業エリアで寄贈する内容と、
何処で整合するのかは、
あまりよく理解できない。

誰もこれを錬金術とは言わない。

ただ起きている事は解り易い。
この旗印を掲げると、
比較的容易に沢山のお金を持つ事が出来る。

それを使っていち早くスキームを作り、
大量の広告宣伝を投入すれば、
ウエブの世界で他に先んじて市場を制覇できる。

だからこそ、
トレンドに乗ることが大切だ。

お金を印刷するように、
無担保でドンドン入手できる。

銀行が相応しくない貸し付けを繰り返した例は、
最近駿河銀行でも起きた。

学生時代を三島で過ごし、
口座を持っていた。
しっかりした銀行だと思っていたので、
一兆円を超す不適切融資は、
少し悲しい出来事だった。

ところで、
十六銀行のHPを見ると、
銀行保証の私募債には上限が設定されていない。

これがアベノミクスの真骨頂かぁ~。
凄いな~。

第二次世界大戦が終わり、
そのとき何がリセットされたのか振り返ろう。

もう一つ前の、
明治維新では何が起きたのか、
これもゆっくり振り返ろう。

結局、
お金は使わないと意味がないのだ。

でも、
その使い方が一番大事だよね。

ひとつ時代をまたいだ証拠がある。

小規模ながら譜代大名だった苗木藩は、
幕府の要職を務めるなど、
その規模に似合わぬ活躍をしたが、
藩財政がひっ迫しアチコチで借金した。

江戸から明治に時代が変わる大政奉還で、
その債券を返済せざるを得なくなり、
城を解体し全て返済に充てた。
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看板の寄贈者は十六銀行だ。

流石だ。
良くわかっている。

後世に大切な文化を残すことが出来なかった。

これは実に残念な結果だ。
再興しようにも物理的に不可能だ。

焼失ならあきらめもつくが、
借金のカタに分解とは情けない。

幕府の要職を務めた当時は、
遠山藩主は時代の寵児だったのかもしれない。

フォーブスと言う、
アメリカの経済誌がある。

B.C.Forbesが100年ちょっと前に、
アメリカで創刊し一族が守り続けた。

日本で出版が始まったのは、
1992年、
奇しくもあの頃だ。

日本版フォーブスは、
100年以上の歴史ある、
㈱ぎょうせいによって発行が続く。

申し訳ないが、
買って読もうと思った事は一度もない。

何故か解らないが臭いが嫌いだ。

多分フランス系アメリカ人が創刊したからだろう。
体質的に合わないのだから仕方がない。

買わなくても、
時折その情報だけは飛んでくる。

相変わらずランキングの好きな出版社だ。

「どうせろくなものではないだろう」
そう予感しつつ中身を見た。

あらら、
一本の線で繋がった。

臭いが嫌いな「媚頭リーチ」とか、
「メル刈」だとか、
どうでもよい名が連なってる。

いわゆるスキームが得意な会社で、
ネット上にいち早く戦略的なプラットフォームを作ったら、
後は大量の広告宣伝費を投入する。

そうすると、
手っ取り早く情報が集まり、
高度なスキームを駆使して結果を出す。

確かに凄い。

とてもカッコイイね。
まさに時代の寵児たちが名を連ねる。

なるほど、
この会社は凄いな。


容易にカネの印刷が可能な時代の中で、
まさに時流に乗った。

ついている時は徹底的についている。
そのツキを逃がさないのも、
やはり天才の資格を有する証か。

四半世紀前のサスティナブルを引き継ぎ、
そこからエンバイアメンタル・コンサーンを、
新時代のファウンドに融合させた。

ローン不可能な人にローンする、
新たな仕組みは素晴らしい。

まさにバラ色だ。

錦の御旗も添えられて、
SDGsを巧みに活かす。

まさに天才だ。

カネを自由に印刷できるからこそ、
急成長が可能になる。

それは急降下のリスクを伴うが、
それを微塵も感じさせない、
とても優れたホームページだ。

GOALSにある17の目標から、
7つを抽出してスキームを作り、
おぼろげな将来をクッキリとフォーカスして見せた。
素晴らしいね。

でも苦手だな。
このような仕事は。

およそ環境改善とは無縁な仕事をしながら、
とても高い位置から気候変動を語るのか。

草を取り、
ブルーベリーを育てるのも、
狭義の環境破壊だ。

本来なら多種多様性の中で、
強いブルーベリーを育てるべきだが、
そんなきれいごとは嫌いだね。

モビリティを「コト」扱いするのも良い。

でも好きになれない。

何度も繰り返すようだが、
「クルマは家畜」だ。

クルマに生命を感じて接したい。

アベノミクスも大事だが、
政府にはもうちょっと考えて欲しい事がある。

国連の都合で考えたアジェンダより、
スバリストが喜ぶ政策を実現して欲しい。

ヒトはクルマに対して生き物並みの触れ方をしよう。
そしてクルマにもっと文化的価値を見出そう。

例えば、
マニュアル車に載る事がが大好きな上皇様を、
もっと前面に出して欲しいな。

今生天皇も、
秋篠宮殿下のように、
「クルマが大好きだ」と公言し、
雅子さまとドライブに出かけて欲しい。

同じ世代としてはっきり言える。

彼はきっと車が好きでたまらないはずだ。

歳を取ったら、
免許返納させればよいのか。

違うだろう。
その前にやることがある。

クルマを好きな人が、
何をすべきかを、
もっと根本から見直すべきだ。

そして、
「自動運転が社会を豊かにすると思ったら大間違いだ」と、
多くの日本人が早く気付くべきだ。

もっと意識してクルマに乗ろう。

操ると面白いのだ。

乗せられているから辛い。

操りたくなるクルマに乗ろう。

更に、
クルマに掛かる税制の異常さを訴えよう。


古くなるにつれ重加算税を施す。

そんな事を、
クルマの生産で世界先端を走る国が、
絶対にすべきではない。
本当に憂うよね。


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上羽さんのレガシィが、
いよいよリフトから降りた。
杉本君が最終調整を施したら、
高速テストを終える。

クルマ好きに、
喜んで戴ける仕事を目指す。

隣では、
武居さんのR1が最終検査の真っ最中だ。
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錆止め塗装を施し、
最終確認の後、
いよいよテストに向かう。

毎朝の草取りが、
仕事に役立つのか。

役立つ!

どうしてかな??

さて???

自問自答する。

これは理屈じゃないね。
本能に基づく勘だ。

カッコいい事は、
えてして長続きしない。

だがカッコ悪い事は意外に長続きするものだ。
それが良い事ならね。

長続きすると、
思わぬ良い結果を産むことがある。

そんなところから、
勘が生まれるのかな。
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豊田市から金氏さんが来訪された。
車検で愛機BL5をお預かりした。

残念ながら、
試乗の最中で、
直接お目に掛かることが出来なかった。

社員にお土産を戴いた。
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クルマの街らしい、
豊田市の楽しいお土産だ。
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ありがとうございました。

楽しみにして戴きます。

もう一つお土産を戴いた。
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おおっ!
これは聞き覚えがある酒蔵だ。
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しかし酒の名に覚えはない。

地名の波佐見から取ったのか。
どんな味かな。
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六十餘洲の純米吟醸、
今の体調にぴったりの酒だ。

ありがとうございました。
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晩酌が楽しみです。
じっくりと楽しませていただきます。

多かれ少なかれ、
人の世は錬金術そのものだ。

進む道を見失わぬよう、
一歩一歩踏みしめたいね。

さてクルマネタが少なかったが、
今日も着実に準備は進んだ。

これ大サービスで見せちゃおう。


この動画にどんどんイイネが付いている。
嬉しいな。

FFインプレッサ「STI SPORT」の、
最もコアになるパフォーマンスマフラー・・・・、
その装着が遂に完了した。

これから高速テストだ。

明日もお楽しみに。

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by b-faction | 2019-06-16 21:32 | Comments(0)

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