IMPREZA STI VERSION 22Bとりんごどらやきの味
2019年 06月 24日
なーんと甘酸っぱい! 今朝の工房は、
クルマを入れ替えた。
既にエンジンとミッションは再生が完了し、 カバーを外すと、
次の仕事に取り掛かった。
ところが支配下にきちっと置くと、
見た途端に感じた。
なんだろう。
流石に赤い塗装のカバーは無いので、 今なら新品にできる部分を、
初めて食べた、
本当に「どらやき」と「りんご」が、
作る期間を初夏と晩夏に限る。
だから、
良い顔してるね。
うん!
こちらも、 楽しみだな。
まるで1960年代にタイムスリップした様だった。
慌ただしかった二日が過ぎ、
今日は早朝から掃除でスタートした。
STIギャラリーを清掃し、
遂にあのクルマがリフトに載った。
いよいよ心臓部の整備が始まる。
後は載せるだけになっていた。
EJ22がその姿を現した。
リフトに載る前の22Bを見て、
高性能車の性能確認だ。
高速道路からワインディングを、
1時間以上走る。
そのテストで必ず入庫したクルマを、
どんな状態なのか調べる。
単なるルーティンワークでは無く、
クルマと対話しながら進める。
22Bの子孫は、
更に強烈なエンジンを持った。
こちらには甘酸っぱさなど微塵も無い。
酸味を感じない、
とても腰の強い甘さを持つ。
歯ごたえも違う。
どこかに苦みも感じる大人の味だ。
こいつを舐めてかかると、
簡単に鼻であしらわれる。
とても従順で、
途方もないパフォーマンスを見せる。
あっという間だった。
工房に戻ったら、
22Bがリフトの上で待っていた。
なんだろう。
この堪らない甘酸っぱさは、
一体どこから漂ってくるのだろうか。
標準品の黒いタイミングベルトカバーを装着し、
黒光りする凄味を漂わせている。
なるべくきちんと交換した。
この軽量なシャシーを見ると、
ユハ・カンクネンが、
フィンランドで宙を舞ったのを思い出す。
それでか。
あの姿が美味しさを思い出させるのか。
あー!
甘酸っぱいな。
武居さんに戴いた、
ステキなお土産の味がした。
期間限定のお菓子だ。
相性良いのだろうか。
不思議に思ったが、
今朝食べてみて驚いた。
これはスバルのクルマの感じる甘酸っぱさと、
本当にそっくりだった。
だから、
長くても3ヶ月の間しか買えない。
拘りの品だから、
いつでも味わえる訳では無い。
旬ならではの味を守ることは大切だ。
美味しそうだ。
これは22Bのスロットルを開けた時に、
お尻から喉に登って来る甘酸っぱさだ。
武居さん、
美味しいお菓子と、
ステキなお酒をありがとうございました。
かなりの美味さが潜んで居そうだ。
by b-faction
| 2019-06-24 22:00
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