甘露なFFインプレッサを極める
2019年 06月 27日

でも、
その美味しさを知ることなく、
一生を終えることだってある。
クルマも同じように、
こんなに美味しいのに、
ほとんど知られていないケースが多々ある。
良く言うように、
「売れるクルマ」と「良いクルマ」は決して重ならない。
シチュエーションも大事だ。
例えば和風の高級な座敷で、
茫々と焼肉は食べられない。
チマチマと卓上七輪で、
時々飛騨牛を焼くような機会があるけど、
とても美味しいとは思えない。
クルマのシチュエーションも、
そんな環境とよく似ているんだ。
雪の日や雨の日なら、
4WDの方が圧倒的に動力伝達効率が良い。
だから安全に走れる。

それはそうだが、
このような季節に、
しかも、
こんな天気だと、
かなり事情は異なる。
4輪で蹴る効果よりも、
4輪を動かすための仕組みが邪魔な時もあるのだ。
だから走りに差が出る。
証拠の画像をご覧いただきたい。
たとえ同じ場所でも、
寒い季節と今ではシチュエーションが全くちがう。
極論すると、
この場所へはどんなクルマでも立ち入りが許可されない。
だからFFのインプレッサが、
4WDのインプレッサより相対的に面白い。
しかもその面白さが明らかに違う。
まだ雪渓が残る景色だが、
汗がにじむような天気だった。


こんな素敵なお土産を戴いた。
それに鼠経ヘルニアもお気遣いいただき、
ありがとうございました。
おかげで元気になりました。

込み上げるような美味しさだ。

蒸し暑い日には尚の事おいしい。
そして抹茶の香りが懐かしさを感じさせる。
水ようかんの美味しい季節が訪れた。
思い起こせば、
似ているんだ。
FFインプレッサSTIスポーツは、
スバル1300Gスポーツの味だ。
あのクルマは、
このように甘露だった。
FFインプレッサSTIスポーツを作って、
乗れば乗るほど感じる。
それは、
あの頃のFF-1に感じた甘露な速さだ。

もう一度、
このクルマのスペックを紹介しよう。
そしてSTIのパーツが、
FFの面白さをどう引き出すのか、
是非とも想像して欲しい。
装着一覧と効能も添付した。
【車名】
スバル FFインプレッサSTIスポーツ
【ベース車両】
SPORT 2.0i-S EyeSight
GT6C5BL-TGC
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4460×1775×1480
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1540/1545
最低地上高(㎜):130
車両重量(kg):1350
最小回転半径(m):5.3
乗車定員 5名
【エンジン】
FB20/水平対向4気筒
2.0L DOHC16バルブデュアルAVCS直噴
内径×行程(mm):84.0×90.0
圧縮比:12.5
最高出力 113kW(154ps)/6000rpm
最大トルク196N・m(20.0kg・m)/4000rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
リニアトロニック(7速マニュアルモード付)
【燃費】
16.0km/l (JC08モード)
【標準装備】
ステアリング連動LEDヘッドランプ
フォグランプ ウエルカムライティング
電動格納式カラードドアミラー アルミパッド付スポーツペダル
運転席&助手席8Wayパワーシート
電動パーキングブレーキ
キーレスアクセス&プッシュスタート パドルシフト
本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー
【ベース車税抜車両本体価格】
2,220,000円
ボディカラー:クリスタルホワイト・パール
30,000円高(消費税別)
「装着したオプション一覧表」
ダイヤトーンサウンドナビゲーションシステム
STIコンプリート化の特別装備(消費税別)
フロントグリルブルーLED
スバルエンブレムが輝くクリスタルブラック塗装の立体造形(46,000円)
STIスタイルパッケージ3点セット(135,000円)
STIフロントアンダースポイラー
最大65mmバンパー下部を延ばし整流効果を発揮(34,000円)
STIサイドアンダースポイラー
艶消しブラック塗装のS専用品(63,000円)
STIリヤサイドアンダースポイラー
サイドから上方へ空気抵抗を軽減(41,000円)
STIパフォーマンスマフラー
通気抵抗を29%低減した専用の高効率マフラー(125,000円)
STIフレキシブルタワーバー
クルマの三次元の動きを左右方向だけ抑制(30,000円)
STIフレキシブルドロースティフナー
シャシーに適度なテンションを掛け接地性を高める(28,000円)
STIラテラルリンクセット
ゴムブッシュをピローボール変更しリニアな特性を出す(50,000円)
と言う訳で、
こんなに楽しいクルマになった。
難しい事は考えず、
音楽に乗って走ったんだ。
素の状態じゃあ、
こうはならない。
もちろん、
ただパーツを取り付けただけでもダメなんだ。
魂のこもった調律が必要なんだよ。
解ってもらえるかな。
何故スバル1300Gが、
今でも捨てられない程好きなのか。
この「走り方」を愛しているからさ。
by b-faction
| 2019-06-27 22:00
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