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環境改善と科学

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神奈川県藤沢市の緑川さんから、
ステキなお菓子が届いた。

流石に恵比寿を知る男だけあり、
実にハイセンスな逸品だった。

実は一目見て、
訝しく思った。

何故冷凍搬送なのかと。

そんな面倒な事をしなくてもいいのに・・・。

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しかし送り状を見て、
それは違うと気づいた。

賞味期限が4日?
完全な「生もの」じゃないか。

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箱を開けた。
・・・確かに生ものだ。

まず一つ封を切って味見した。
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箱を開けた瞬間から、
パーっとチョコレートの良い香りが発散した。

まるで芳香族炭化水素が揮発するようだった。

東京の恵比寿にあるコートクールは、
ブラウニーの専門店だ。

クーベルチュール・チョコレートを使い、
オーブンで焼いて作るのだが、
ケーキと言うよりチョコレートに近い。

口に含むと、
チョコレートではないし、
ケーキでもないし、
ビスケットでもない。

懐かしい味だな。

彼の顔を思い出した。

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マイアミに住む友人のJeffが、
強引に喰えと促した、
チョコレートファッジの味だ。

マイアミでベーグルを見て、
なぜこれを喰うのかと聞いたら、
「Toshi、日本人はなぜ寿司を喰うんだ」
と聞き返された。

なるほど、
そう言う事なのね。

チョコレートファッジを始めて見た時は、
その大きさと、
強烈に甘そうな容姿から、
思わず二の足を踏んだ。

すると、
「Toshi、日本に行った時にロウフィッシュを喰えと言ったな!」

確かに刺身を食わせた。
美味そうでは無く嫌々だった。

俺のは食えんのか!とその眼が物語った。

なので、
我慢して少しだけもらった。

思い切って食べたら、
そのファッジは途方も無く美味かった。

日本で言うところの、
水羊羹専門店のようなカジュアルな店で、
でっかいのを小分けにして売っていた。

指でちぎって旨そうに食べるが、
日本にそんな食文化は無かった。

それはまるでねっとりとした濃厚なチョコレート。
だけど、
香りが良くて、
意外にあっさりしてた。

あれ食べたら、
日本の板チョコが幼稚園児の食い物に思えた。

美味かったなぁ。
それからファッジを食べていないが、
濃厚な味だった。

コートクールのブラウニーは、
それほど芳醇な味を持つ。

だから冷凍して運ばないと、
香りが揮発して鮮度が維持できないのだ。

揮発性の成分を持つので、
香しい代わりに日持ちしない。

こんな科学的なお菓子もあるんだ。

美味しさと、
その崇高なレシピに感心した。

科学的に物事をとらえるのは、
ヒトとしてとても重要な事だ。

美味しいものを食べるように、
良い環境づくりにヒトは勤しむ。

何故ならば進化したからだ。

進化したので科学を身に着けた。

だから環境改善は「広義」での環境破壊だ。

植生を強引に変え、
人間にとって過ごしやすい環境に整える。

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冬の間、
じっとエネルギーを蓄えたブルーベリー畑。

酸性を好みアルカリ性を嫌う。
ななみ下にある焼き場の土など、
持ち込むことは厳禁だ。
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ピートモスで弱酸性にして、
後は自然で来た堆肥を与える。
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なかなか美味しい。
肥料は一切与えないので、
自然の甘さが良くわかる。

その僅か数メートル先は、
植生を全く変えた別世界だ。
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一気に花を開き始めると、
とてつもないエネルギーを感じる。

今のこの瞬間を何と表して良いのか。
右側のに耳から首にかけて、
また肩からお尻のあたりに、
ボワーッと遠赤外線が当たるような波動を感じる。
一気にエネルギーが満ち溢れたからに違いない。
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元々生えていた場所は望桜荘の庭だが、
植生を考えて増やし続けた結果が、
おおよそ10年でこの状態に繋がった。
奥に見える望桜荘も植生を変え続けた。

科学的根拠は曖昧な部分もある。

だが科学する目を持つのか持たないのかで、
人生観まで大きく変化させる。

だからぼんやり過ごすのでは無く、
科学を意識する事は、
ヒトとして大切な事なのだ。

こちらでは雑草抑制と、
人の癒し空間づくりに苔が効くと考えた。

少しずつ手入れして増やしたが、
科学的な実験もしたくなった。

1月の事だ。
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それで池に沈んだ有機物を、
ザルで濾過して禿げた部分に敷いた。

丸半年が経過した。
どのように変わったのか、
いつものように観察した。

観察こそ科学だ。
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見事な緑の絨毯だ。

禿の痕跡はあるけれど、
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リアップより効果がありそうだ。
化学物質より有機物の「ちから」を借りた方が良い。

シャンプー止めて、
お湯だけで洗った方が、
リアップより効果が出た。

同じように、
禿の消えない場所を、
天然の有機堆積物で刺激を与え、
戻らないモノを元に戻す。

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BEFORE
ある科学的な実験の効果は、
半年で見事に出た。

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AFTER

こちらも効果絶大だった。
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まだ痕跡はあるが、
間も無く消えてしまうだろう。
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ヒトの手で雑草をちょっと取除き、
サポートしてやれば力を増すはずだ。
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ヒトは科学する。
庭の内部でも異変が起きていた。
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先日も触れたが、
玉竜は人間が商品化した便利な植栽だが、
放置すると暴走する。

そもそも、
日本庭園を造ること自体が環境破壊だ。

この庭は何十年も放置され、
ほぼジャングル化していた。


土中には様々なゴミも埋められ、
大きな電柱まで建てられた。

お金がもらえるからね。

こちらも10年以上かけて植生を変え続けた結果、
樹木に病気が発生するようになった。
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或いは特定の害虫が異常発生する。
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玉竜などなかった場所だが、
樹木の生長で日影が増え勢力を伸ばした。

樹木をクスリを使わずに治してやるために、
免疫力を引き出す工夫を続けた。
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目立ちすぎて、
気掛かりになった。
玉竜は地下茎で増える。

そこで社員全員にお願いし、
総員を結集して剥ぎ取り始めた。

良樹根細と言うが、
元気な木ほど柔毛のような根を這わせる。

作業をしていると、
嫌でも目に付く。

柔毛のような根に地下茎がまとわりつき、
表面をビッシリと覆う様子が。
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かなり改善された。
今朝まで2日間、
毎日1時間ずつ除去作業を続けた。
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苔だけ残し地下茎ごと引き抜く。
樹木の根もダメージを受けるが、
完全に取り除くまで続ける。

これは環境破壊でもあるが、
人間の科学による、
別の意味を持つ所為とも言える。
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此処まで取り切ったならば、
その先に見えないものが必ず現れるだろう。


望桜荘の前庭も強引に植生を変えた。

芝桜を植えたのだ。

でも今年の四月の初めに、
異変が顕著になった。
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ところが芝桜の周りに、
その環境に強い苔が密集した。

すると芝桜は苔に負けて勢力を落した。

なるほど。

苔には雑草抑制能力がある。
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松の木と白梅の周辺は、
雑草の宝庫だった。

ここを科学して、
芝桜の周りから苔を丁寧に取り除き、
ドクダミの押し寄せる庭の南側に移植した。
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BEFORE
三月ごろの移植前の状態から、
今朝の様子を比較すると、
科学した結果が見て取れる。
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AFTER
明らかに雑草を抑制し、
ドクダミの繁殖力を抑え込んだ。

観察力を高めるように、
毎朝の朝礼で意欲的に活動する。

進化した人間にだけ許された、
贅沢な時の過ごし方だ。

この事を朝礼で話したら、
間を合わせたように電話が鳴った。

ロープレの最中なので、
電話に駆け寄り出た所、
緊急事態の内容だった。
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すぐに入院させ検査した。

車検点検用の一番リフトを空け渡し、
ドクターカーの状態を見る。

異物を飲み込んでしまったのだ。
命に係わるかもしれない。

飲み込んだ異物はオイルゲージの先端だ。

10分で症状を確認する。

クルマがクルマだけに緊急を要する。

もし出動要請が来たら、
人の命にかかわるからだ。

3時間で解決するか、
今日中に解決するか判断を下さねばならなかった。
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このクルマの主はドクターだ。

だから科学的な話が阿吽の呼吸で可能なのだ。

「緊急オペ!」

日常点検をしっかりやることは大切で、
クルマを常に最善の状態に保てる。
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ゲージガイドに破片は無かった。

オイルパンを外すしか方法は無い。

緊急作業でフォレスターは回復した。
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工具ステーションの天板に、
取り出された異物が載っている。
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杉本君、
よくやった。

一番リフトから押し出された車検整備が、
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三番リフトで進んだ。

今日の工房は、
まるで中央手術室のようだ。

その奥でバルブスプリングのリコールが進む。
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ドクターカーと違って緊急性は無い。

鼠経ヘルニアの予防手術のように、
将来を見越して改善する。

車検で3番リフトを使うので、
作業中の22BはSTIギャラリーに移動した。
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こちらも止むを得ない。

暫く中断するが、
順調に進んでいるのでご安心を。

高橋さんのサンバーは、
グラスコートをかけ終えて休息中だ。

主の到着を待っている。

今日も慌ただしい一日だったが、
本当に充実している。

今月は苦しい初日で始まったが、
その苦しさからようやく解放され、
身体は前より快活になった。

明日も頑張ろう。

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by b-faction | 2019-06-28 22:00 | Comments(0)

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