人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_12425410.jpg
駄菓子が話題になっている。

日本人が当たり前だと思うモノを、
欧米人はきっと不思議に思うのだろう。

スバルドイツのスタッフが、
ショールームグッズを空輸してくれた。

お礼に何が良いか迷った挙句、
女子ゴルファーの食べるお菓子がヒントになった。

常にイベントで駄菓子を使う。
今年の夏まつりでも駄菓子セットは好評だった。

お互いに当たり前のものを、
何時も違う角度から見直せる。

だから旅は重要だ。
中津川を訪れる外国人が増えて、
地域の人たちの意識も変わってきた。

そんな事もあるから、
ドイツでドライブする時に、
時々ちょっとだけ道を逸れるんだ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17433417.jpg
中津川に来る欧米人にも、
同じ感覚を味わってもらいたいね。

その次の何かが待ってるはずさ。

ドイツの街並みが素敵な理由は、
塀で仕切りを入れない事だ。

そしてインターロッキング風の、
几帳面な敷石が美しい。

そしてどの家にも個性があるのに、
景観を壊さない「韻」で統一されている。

景色がおかしな方向にブレないのだ。

きっと「騎士道」があるからなんだ。

日本にもそれに負けない「武士道」があるのだけれど、
終戦後に滅茶苦茶にされ洗脳されたに近い状態だ。

戦後教育はアメリカの思うがままだった。

給食に始まり、
テレビドラマで深層心理まで操作された。

これが武士道精神を徹底的に削ぐ事にもつながった。

ドイツでは同じ敗戦国なのに、
どうも様子が違うようだ。

最も黄色人種と白人の違いは根底にあるから、
戦勝国の敗戦国に対する扱いの差が、
決して無かったとは言い切れない。

それが地方の街並み形成の差として現れるのかもしれない。

精神構造の同一性を、
ドイツは維持し日本は何故失ったか。

やっぱり教育の差だな。

阿保な「教育者崩れ」も多いから、
けっこう日本って息苦しいね。

リンク先が消えちゃったけど、
ある本が発売中止に追い込まれたニュースだった。

要するに自衛隊の戦車を、
幼児向けの絵本に載せた。
それが気に入らないと、
いちゃもんを付ける人が多いらしい。

この風潮を読み、
当り障りなく過ごす姿勢が垣間見える。
SUBARUが出自を微妙に隠す理由でもある。

常にオフィシャルの広告で、
戦闘機や爆撃機を作っていた事を隠す。
正直に書けばよいのに。

とにかく、
頭の中が膿んだ奴が多すぎるな。

ドイツの路は美しい。
そして、
時折日本の農道に似た道が現れる。

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17433880.jpg
このような場所で、
モーターを内蔵したリニアトロニックは、
とってもジェントルな素顔を見せる。

e-BOXERは、
ドイツの低速領域でもしっかり機能し、
静かにモーター走行を続けてくれた。

前に進むと見覚えのある光景が現れた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17434458.jpg
中津スバルの会議室の窓からは、
いつも美しい笠置山が見える。

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_13191327.jpg
その風景にそっくりな場所だった。

本当にアイフェル地方は美しい。
だからニュルブルクリンクに惚れたんだな。

ただ走りたいだけじゃない。
命懸けでやる事の先に、
何かが待ってる気がするんだ。

フォレスターから見る景色には、
いつもと何か違う要素が含まれる。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_20400735.jpg
                              SUBARU FORESTER 欧州仕様
しっかりと目に焼き付けた。
これは日本名の「 Advance」とほぼ同じだが、
エクステリアを上手くX-BREAKとフュージョンしていた。

目を凝らしてじっくり見ると、
その違いが分かるだろう。
駆動方式はX-MODE付きのAWD(全輪駆動)
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_20494132.jpg
例えばリヤガーニッシュ。
ピアノブラックに塗られ、
XーBREAKに近い仕上がりだ。

国内仕様と較べてみようか。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_13292914.jpg
これがアドバンスで、
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_13293501.jpg
こちらがX-BREAXだ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_13294021.jpg
同じように見えて、
かなり違うのが解るはずだ。

この辺りは、
単なる嗜好に合わせた組み合わせに過ぎない。

でも、
較べるのって楽しいよね。
外観上はステアリングホイールが左側に付く位で、
そんなに大きな差は無い。

購入の参考にして欲しい。
国内仕様の主要諸元を紹介しよう。
全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1730
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1565/1570
最低地上高(mm):220
車両重量(kg):1660
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_20512585.jpg
このドイツ仕様のFB25型水平対向エンジンは、
欧州の厳しい環境規制に合致させるため、
ガソリン・パーキュレーティッド・フィルター(GPF)を持つ。
それ以外の内容は、
グローバルでほぼ一緒だ。

国内仕様のエンジンデータを紹介したい。
基本的にドイツで乗ったこのクルマと変わらないはずだ。

FB20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCS直噴
内径×行程(mm):84.0×90
圧縮比:12.5
最高出力kW(PS):107(145)/6000rpm
最大トルクN・m(kgf・m):188(19.2)/4000rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【モーター】
MA1交流同期電動機
最高出力kW(PS):10(13.6)
最大トルクN・m(kgf・m):65(6.6)
【電動用主電池】
種類:リチウムイオン電池
個数:32
接続方式:直列
容量(Ah):4.8

変速機形式は全く同一だ。
リニアトロニック(マニュアルモード付)
前進無段後退1速
【変速比(マニュアルモード時)】
1速 3.552
2速 1.892
3速 1.474
4速 1.228
5速 1.024
6速 0.852
7速 0.682
後退 3.687
減速比 3.900
【ステアリングギヤ比】
13.5:1
【燃費】
18.6km/l (JC08モード)
14.0km/l (WLTCモード)
11.2km/l (WLTC市街地モード)
14.2km/l (WLTC郊外モード)
16.0km/l (WLTC高速道路モード)
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_20532886.jpg
新しい燃費基準と、
ドイツで感じた燃費の印象はほぼ同じだった。

国内仕様の税抜新車本体価格は、
3,150,000円と超お買い得になっている。
それに対して、
ドイツでいくらで売られるのか、
まだ正式に決まっていないようだ。

外装色の選択範囲もほぼ同じだ。
日本ではクリスタルホワイト・パールと、
クリムソンレッド・パールが、
30,000円高い(消費税別)有料色の扱いだ。

欧州仕様の装備は、
どこからどこまでが標準で着くのか良く解らなかった。
目立った装備は、
パワーリヤゲート、
ブラウン本革シート、
大型サンルーフ、
アイサイトセイフティプラス(運転支援&視覚拡張)、
ルーフレール、
7速パドルシフト、 
ステアリング連動LEDヘッドライト、
LEDフロントフォグランプ、
18インチアルミホイール、
サイドビューモニター、
運転席&助手席パワーシート、
前席&後席左右シートヒーター、
ステアリングヒーター、
アイサイト(ツーリングアシスト付)だったので、
もし同じメーカーオプションを国内で選ぶと、
税別の車両本体価格は、
有料色分の3万円も入れて、
3,210,000万円になる。

ドイツでは、
以前からジャスティも売り続けられていた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17434844.jpg
そのジャスティはその役目を終え、
それを補うクルマはもう無い。

優れたSUVが誕生する傍らで、
小さいクルマを望む人には、
選択の余地がなくなった。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17435425.jpg
日本では見た事のないスバルだ。

パッソか何かをベースに、
コンパクトカーを作って、
顧客の要求に応えた。

これは既に販売を終えている。

このカスタマーは、
次の愛車として、
XVを選ぶか、
或いは他社に乗り換えるしかない。

その点で日本のディーラーは恵まれている。

日本には最新のシフォンが用意された。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17440041.jpg
また、
ジャスティも生き残ってる。
両方ともグローバルでは通用しないが、
日本の顧客が求めるクルマとして、
商品開発が継続された。

ドイツではWRXも無ければ、
まだ最新のフォレスターも無い。

販売店の苦労が滲み出ていた。

でも網の目のような販売ネットワークが構築され、
各エリアの要所要所に販売店が存在する。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17440759.jpg
XVに乗ったお客様が、
店頭にやって来た。

何となく眺めていて、
ちょっと似ている事に気が付いた。

そのお客様は、
うちのお得意様と雰囲気がとても似ていた。

思わず、
「いらっしゃいませ!」って言いそうになったよ。

工房も見せて戴いた。
美しく掃除が行き届き、
床を汚したらすぐ洗って掃除していた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17441388.jpg
リフトが色分けされて整然と並び、
ドイツ人らしい几帳面さが気持が良い。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17441992.jpg
フォレスター用のタイヤが売れたのだろう。
お取り置きの新品が置かれていた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17442431.jpg
MADE IN JAPANの文字を、
とても誇らしく感じたね。

スバルがフォレアスター用に、
承認を与えたタイヤなのかな。

横浜ゴムはニュルブルクリンクの工業団地に、
デンと大きなファクトリーを構える。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17442916.jpg
ヨコハマも性能で突出したタイヤを作るが、
その理由はこちらで積極的な開発を進めるからだろう。

ジオランダーも良いタイヤだ。

ショールームも見せて戴いた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17443491.jpg
SUBARU ドイツのお客様は、
伝統的にハンターが多いと聞いた。

猟で使うのにとても具合が良く、
多くのハンターから支持された。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17444002.jpg
それがこのユニークなマネキンだ。

そう言えばスバル・レオーネエステートバン4WDも、
最初は多くのハンターに支持され、
いつもその話題で持ち切りだった。

そしてドイツ人は自転車も大好きだ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17444655.jpg
だから当然の様に、
スバルブランドの自転車が並ぶ。

日本でもSUBARUは自転車に積極的だ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17445451.jpg
でも。
こちらはもっと本格的な品揃えに見える。

肝心のクルマだけど、
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17450033.jpg
やっぱりSUVが中心だ。
アウトアックと2台のフォレスターが店内に並ぶ。

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17450863.jpg
そこにユニークなあの「装飾品」があった。
説明がとっても解り易い。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17451423.jpg
お土産を中津スバルも販売するけれど、
ドイツの商品は、、
とてもドイツ的な緻密さを持つね。

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17452016.jpg
SUBARUベアーは共通かもしれない。

ユニークな展示をまた見つけた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17452515.jpg
ドイツ人は犬のしつけが上手く、
本当に犬と親密に付き合う。
だからエンジョイするためにお金を払う。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17453269.jpg
新車のフォレスターに、
愛犬のためのスロープ、
をワンタッチで装着できる。

フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17453792.jpg
足腰の弱った犬には、
こうした装備が欠かせないと言う。
スグレモノだ。

スバルドイツの考えた様々なアイディアを拝見し、
次の会議を開くために場所を変えた。

スバルドイツの佐原社長と、
スバルテクニカルセンターオブヨーロッパの、
小林均所長に会食を申し込むと快く応じて戴けた。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17454354.jpg
ピルスも良いけど、
スタートを切るビールは、
ジューシーなバイツェンビアが一番だ
やっぱりスタートはバイツェンに限る。

e-BOXERみたいに、
スムーズで味が濃い。

この意見には全員異議なしだ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17455661.jpg
ビールの後は白ワインが良い。

もう一度乾杯をやり直した。

ドイツでは赤もあるけど、
白ワインが特に美味しい。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17460787.jpg
スバルの新しいシャシー技術、
スバルグローバルプラットフォーム(SGP)の様に、
とても確かな味がした。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17454995.jpg
ほど良く甘く、
そして香しい。

決して甘ったるくないと、
メニューでアピールしている。

その中でも、
佐原さんお勧めのワインは、
心に残るほど美味しかった。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17460186.jpg
このラベルを覚えておくと、
役に立つかもしれないよ。
お値段もリーズナブルだ。

トロッケンとは「辛口」みたいな意味だ。
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_17462448.jpg
フランクフルト駅から、
路面電車で数ブロック移動すると、
フォレスター欧州仕様のe-BOXERをドイツでテスト_f0076731_14314163.jpg
停車場の真ん前にこの店がある。

日本人のお父さんと、
娘さん親子で経営する「満月」だ。

佐原さんに案内していただき、
美味しい日本食が楽しめた。

三人で過ごしたドイツナイトは、
とても素敵な思い出となった。

「満月」を仕切るお嬢さんは、
遼(はるか)さんだ。

ドイツで日本料理が恋しくなったら、
069-772210に電話して、
遼さんに予約すると良い。
本店と支店の二か所があるので、
良く聞いて間違いの無いように。
日本語もばっちりだから、
簡単に案内してもらえるはずだ。

ドイツでとても美味しい日本料理を食べた。

これは決して悪くない。

ドイツで素晴らしい日本車を駆った。

これも決して悪くない。

新型フォレスターが、
クルマの本場欧州で高く評価されたことを、
身をもって十分理解した。

中途半端な電動化技術ではなく、
積み重ねた知見の上に構築された、
とても安定した信頼できるクルマだ。

購入を検討する皆さんに、
安心してお勧めできる。
ドイツのアウトバーンで、
ほぼ最高速迄引き出した。

このインプレッションを、
是非参考にして欲しい。

名前
URL
削除用パスワード
by b-faction | 2019-08-26 22:00 | Comments(0)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction