とにかく生まれて初めて見た。水曜日に大量生産品を見て、ちょっとガックリしていたのを、まるで見透かされたかのような現れ方だった。
敏感な読者なら、
水曜日はさぞかし「ガックリ」したと見透かすはずだ。
これは凄い。
トランクを開けた瞬間から、
ただならぬ気配を察したね。

ズッシリと重い木箱を手渡された。
眼が覚めたね。
素麺発祥の地で生産される最高級品だ。
奈良県桜井市を中心に生産されている。
何故奈良で作られるかというと、
遥か昔の遣唐使にまで遡るからに他ならない。
さらに誉と聞いただけで、
スバリストは心が躍るはずだ。
2000馬力の空冷星型エンジンは、
中島飛行機最後の傑作だ。

浅野さん、
ありがとうございました。
中津スバルの高性能オイル、
「銀ラベル」をお気に召して戴き、
定期交換に来訪された。
兵庫県の尼崎市で、
穀物商に関わっておられる。
今回も「凄いもの」を戴き、
本当にありがとうございました。

木箱には封印があり、
品質の高さを約束している。
というのは、
普通の作品ではないからだ。
やはり企業が作る大量生産品では、
どうしても目指すステージそのものが違い、
レベルが計れない。
その点で、
職人の集まりである生産者組合の仕切りは違う。
中津川の和菓子文化も、
菓子組合があるから高度なレベルを保つ。
笑われるような製品では生き残れないからだ。

この素麺は2年間も寝かされて、
漸く商品になったスグレモノだ。
何しろ「先物取引」そのもので、
二年先に売るモノを予約して買い付けて、
2年間の間管理するのだと言う。
滅多にお目に掛かれないわけだ。
蓋を開け、
薄いシートをめくると上の内書きが現れる。
それを取除くと、
更に下の包装紙が現れた。

キチンとルールが表示されている。
茹で方も気をつけないといけないね。

茹で時間は2分で良いんだ。
凄いな。
そしてその下を見ると、

息を呑むほど美しい素麺が現れた。
浅野さん、
ありがとうございました。

インプレッサハウスに飾るよう、
貴重なミニカーも頂いた。
こうして一日が終わり、
いよいよ本番目前になった。

会場設営が始まり、
今日は待ちに待った新型車が届いた。
黒いRA-Rは地下のギャラリーに格納した。それに代わってLEVORGを鎮座させた。

SUBARU LEVORGの特別仕様車、
1.6GT-S EyeSight Advantage Line だ。
それにしても長い名前だね。
間に合って良かった。
長い日数を積み重ね、
お客様と共に練り上げたイベントだ。
今年の開催期間は
2019年8月10日(土)から8月13日(火)だ。
明文化しないと持続させるのは難しい。
考え出した時、
まず真っ先にマニュアルを作った。
それには最初に【目的】が記されている。
この内容は昔からほとんど同じだし、
これからも永続的に変わらない。
1.歴史的なイベントを継続し、
スバルファンの期待に応える。
全館通常営業で安心なカーライフをサポート。
2.手作り感のあるプログラムを社員一丸で練り上げ、
顧客の親近感を燻蒸し家族来場を促進。
3.シフォンのフルモデルチェンジをより深く浸透させる。
試乗車を用意し自由自在に試していただく。
4.タイヤやサスペンションなど、
走りに直結する部品の試乗体感も提供。
安全意識をより高める催しとする。
5.リフレッシュメンテナンス見積点検や、
ロイヤル車検の予約など、
夏休みの機会を活かし面談の場を増やす。

30年前から今を予感して続けてきた。
これからも宜しくお願いします。