味音痴だと笑われるかもしれないが、
朝の一杯はインスタントコーヒーが一番美味しい。
何しろ早い。
確かに豆から入れると最高だが、
冬など特に出社して、
直後に飲むならゴールドブレンドだ。
冷えたマグカップに、
蓋を開けて目分量で直接振り込む。
そして熱いお湯を注いで、
火傷しないようにそっと飲む。
ネスカフェのゴールドブレンドしか、
絶対にダメなんだな。
それが切れて一週間経った。
買いに行くのが面倒なくらい、
様々な仕事に追われていた。
そう言えば、
娘がウズベキスタンのお土産だと言って、
持ってきてくれたコーヒーがあった。
文字がおどろおどろしくて、
封を切る勢いがつかなかった。
こりゃあ有難い。
買いに行く手間が省けた。
何となく切り難い封を開けて、
カップの中に落とし込む。
この辺りが日本製の商品と大きな差だな。
日本製ならスパッと切れる。
でもね、
味はなかなか良いんだよ。
ホッとする美味しさだった。
娘が持って帰る訳だ。
美味しいものを飲んだ後は、
心が弾んでくるね。
今朝は皆でこのクルマを磨いた。
ピッカピカに下地をスクラッチクリーンで仕上げ、
丁寧にポリマーコートを掛けた。
エンジンルームも清掃し、
改めてこのクルマの拘りを見た。
専用開発のエンジンで、
77.7×79.0のボアストローク比を持ち、
110馬力しかないけど回せるエンジンだ。
見て欲しい。
鋳物で作られたインテークを。
やっぱり良いぜ。
どっちかというと、
ロングストロークと言うより、
スクエアタイプの水平対向だ。
この頃からトルクを出すために、
ずいぶん頑張っていたな。
水平対向の弱点は低速トルクなので、
それを磨くためにありとあらゆる努力を続けた。
選択肢が水平対向しか無いので、
随分と鍛えられた。
逆にもしL4を本気で作らせたら、
世界トップランクのエンジンを作れる。
元々、
その予定で開発されたインプレッサは、
その時に用意されたサス形式を、
このクルマで具現化した。
でも、
でもでもでも、
もしL4で作ってたら、
SUBARUは消えてたかもしれないね。
あの激動の時代に車種を増やせたのは、
水平対向を極めた、
インプレッサシリーズの誕生と、
その成功があったからだ。
水平対向の弱点と、
バーターした結果が、
WRCで君臨する栄光を掴んだ。
紛れもない事実!!!
荷物が沢山詰めて、
スタイリッシュでなければ、
三代目に要求されたヨーロッパでの拡販は実現できない。
それで独特のコンセプトのクルマが出来た。
ハッチバックだけどワゴンで、
ファストバックなんだけどツアラーだ。
WRCも待っていた。
これもそうなんだ。
今でも全く鮮度が落ちない。
となりで整備中の車で、
凝ったサスを確認した。
フロントはストラットで大きな変化はない。
リヤは全く違う。
コストパフォーマンスも高い、
SIシャシーのデビューだった。
リヤブレーキはドラムだが、
1500ccの排気量なら何の問題も無い。
車検整備を施したら、
コンチネンタルタイヤのデモカーにする。
エココンタクト6が大好評で、
欠品が相次ぎ消費税が上がる前に納められない商品が増えた。
お詫びに、
このクルマでタイヤの良さを味わって戴く。
お楽しみに。
しっかり消耗品も交換し、
オイルも変えた。
タイヤが装着出来たら、
またここで紹介したい。
お楽しみに。