SVXとH150からクルマの飼い方を尊ぶ
2019年 09月 20日
アメリカに居る大切なパートナー。
USレガシィの輸入が波に乗り、
何度かアメリカを訪れた。
そんな中、
シカゴオートショーでどえらいクルマがアンベールすると聞いて、
コドモまで連れてアメリカに突撃した。
それがSVXとの初対面だった。
二年近く前に公開した動画が、
多くの皆さんに高評価を戴いた。
それと入れ替わりで、
やはり他を圧倒する美しさだ。
パールカラーなので、
その向こうでプレジデントの清掃が進んでいた。
クルマがどんどん清められていく。
50年近く使われたクルマには思えない。
柔らかいシートは、
触れた時に柔らかさが、
ガラスを内側から綺麗に拭き、
ピカピカに整えた。
店頭に飾って過ぎゆく人たちに、
誇らし気なフェンダーオーナメントが素敵だ。
いわゆるショーファードリブンで、
ところが、
その尻は、まったくもって感動するほど美しく、
のびのび走る様子を愉しんで欲しい。
今月の19日に、
このブログで紹介してから、
新たに500人以上の方がサイトを訪れたようだ。
ご覧いただき有難うございました。
しばらく店頭で活躍したが、
S・A・Bに格納された。
スパークイエローのSVXが定期検査を受けた。
工房に運ばれた黄色い個体は、
VLなので本革内装だ。
アルカンターラのインテリアは、
予想以上に強靭だった。
この色をリメイクして良いのではないかと思う。
インプレッサスポーツに似合うだろう。
水平対向六気筒エンジンは、
何にも例えようのない素晴らしい甘さを感じさせる。
特徴的なガラスウインドウと、
サンルーフが開放感をもたらす。
ミセス大鶴が精魂込めて掃除して、
どうしても積み重なった汚れは残るが、
確かに時代を感じるが、
まだ張りを失っておらず、
独特の艶を見せる。
しっとりと掌に沁み込む。
連休中は来客が多いので、
懐かしさを実感してもらおうと思っている。
メッキで飾られたフェンダーミラーと、
当時の最高級車が、
抜群の状態で世に残った。
後席の居住性は抜群だ。
この状態で生き残った理由は、
車検整備を欠かさなかった事だろう。
この20年間に、
走行距離はほんのわずかしか伸びていない。
このオーナーはナンバーを切ったりせず、
定期的に車検を受け続けた。
だから腐らずに生き残った。
このクルマに比べたら、
SVXなど尻の青い子供だろう。
グラマラスである。
このリヤスタイル、
本当に良いなぁ。
のびのび走る様子を愉しんで欲しい。
このクルマも、
毎回車検を丁寧に受けて、
お金を惜しまず維持し続けていくと、
プレジデントのように長くお供する事が可能になるはずだ。
クルマは家畜だ。
心得ておこう。
by b-faction
| 2019-09-20 22:00
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