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ぶれない

月末が迫り、
とても忙しかった。
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これ良いよね。

ワイングラスを吊るして、
飾りながら保管する。

前から欲しいと思うのだけど、
なかなか手に入らない。

スペースに合わせ、
専門業者に作ってもらう物だと思っていた。
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ここは遠い外国から来た、
良く名の知れた企業だ。

すっかり日本に根付いた。

色々な思いがけない物を、
当たり前のように売ってる。
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この金具もその一つだった。

グラスハンガー・・・・、
あると便利だが、
売ってる所を見た事が無かった。

1000円しない。
こんなに安くて大丈夫なのか・・・、
少し心配になった。

でもよく考えたらわかる事だ。

確かに物珍しい。
でも、
ただそれだけで、
材料も加工費も大した額ではない。

大量に捌くから、
低価格にすることが出来る。

振り返れば、
随分不要なものが、
家の中で眠っている。

いつの間にか無駄なグラスや、
使わない茶わんが増えた。

例えば、
学生時代に、
そそのかされて買ったスープカップ。

ノリタケの逸品だと言われ、
40年くらい前に購入した。

けれども、
たった一度でさえ使った事が無い。

あの頃は高い食器類を揃えることが、
一種のステータスだった。

今とは違う価値観だ。

安くても充分なクオリティを持つ、
様々な商品が溢れるている。

食器くらいなら、
必要な時に必要な量を揃えればよい。

更に言えば、
家族もコンパクトだから、
同じものを大量に揃える必要が無い。

無駄なものはなるべく置かない。
時の変化と共に、
その時代のスタイルが出来上がる。

食器などを処分するため、
押し入れを整理したら、
大切な記録が現れた。
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かなりの量のカラーチラシが、
包まれたまま眠っていた。
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中津スバル史上、
初めてだった。

完全にオリジナルなカラー広告だ。

その頃も、
フェロールームが作って、
宣伝課から支給されるチラシはあった。

表はカラー印刷され、
裏を販売店が独自で考え印刷した。

だから裏面は単色になる。
今でもよく見るパターンだ。

でも、
このチラシは構成も撮影も、
完全にオリジナルだ。

アルファベットで簡単にタイトルを付け、
写真以外はロゴマークのみとした。

既にブランド意識が芽生えていた。

クルマの説明も無し。
その代わり、
クルマのフロントウインドウに、
蛍光カラーで端的な看板を入れた。
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エクステリアよりインテリアの方が個性的なので、
左下の囲みに入れた。

見ればわかるので説明など一切なしだ。

今のかわら版と根本的に違うが、
訴えたい要素の「散りばめ方」は似ている。
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一貫する事が大切で、
社名の浸透は後からついてくる。

現在の車名は、
祖父と父が話し合って決めたようだ。
中津川スバルにしなかった理由は、
ゴロが良いからだ。

特約店がナゴヤスバルなので、
地域代理店としてナカツスバルを選んだのだろう。

それに対して、
前社名の(有)中津川モータースは、
下半分が重いのでゴロが良かったと思われる。

スバルの生まれる前にできた会社なので、
オートバイから耕運機など様々な製品を扱っていた。

有限会社から株式会社に登記を変更すると同時に、
主力製品のスバルを入れた社名に変えた。

ロゴマークも単純で、
当時の名古屋スバルが作った、
星のマークの一部に「名」を入れたロゴに合わせ、
スバルマークの右に「中」を入れたロゴだった。

手っ取り早くパクって、
全く似たものを採用していた。
だが、
それではブランドが構築できないので、
ステッカーを作るためにロゴを考えた。

その頃、
「The New LEONE」に、
ツーリングワゴンが誕生した。

ほぼ同時期に、
新しいロゴマークを前面に押し出した。

敢てロゴだけで押し通した陰に、
そのようなストーリーがあった。

裏面はもろに「かわら版」の構成だ。
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モノトーンの新聞風カラーで、
中津スバルを端的に紹介した。

誰もやらない事にチャレンジするのが好きなので、
並行輸入でレガシィを持ち帰り、
それを積極的にアピールした。

その結果、
全国紙で、
しかも特徴的な記事が多い、
日経産業新聞のトップを飾った。
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これは偶然ではなく、
執念が実った結果、
自ずと導き出された解だった。

いつかスバルの米国専売車を手に入れよう。
そう心に決め、
あらゆる方法を画策した。

対象はSUBARU BRATだった。

その結果、
ひょんなことから訪米する機会を得て、
若いアメリカ人と知り合う事が出来た。



それが彼、
ジェフ デビッドソンだ。

とても有意義な出会いだった。

当時のアメリカで、
時折BRATは散見されるが、
どれもロクなクルマでは無かった。

アメリカ人は改造しまくる。
なので、
エンジンも外観もオーナーの趣味で一変していた。

購入を諦めるしかなかった。
そんな時、
正規のスバルディーラーを訪れ、
目にとまったのが、
このホワイトパールのワゴンだった。

そのレガシィを買い付け、
数年間ではあるが、
継続的な輸入が続いた。

これは正に「準備する所にチャンス在り」だった。

事業のイメージをトライアングルで示した。
頭の中に浮かんだイメージを、
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そのまま素直に表現した。
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時代の節目だった。
中古車市場は黎明期から一気に花開き、
展示場を拡充した。

それだけでは片手落ちだ。
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技術の「見える化」も必要だった。

当時まだ浸透していないCVTを、
具体的に見せて技術力をアピールした。

とは言え、
これでは鉄の塊にしか見えない。

なので分解整備室を設けて、
背後に見えるようなカウンターにパソコンを置いた。
専用の分解整備台を購入し、
作業の制度を高める努力を続けた。

古い時代の「修理工」から、
新しい時代の「整備士」になる努力を、
意識を変えて続けた。
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今日は月に二度ある掃除の日だった。

ピカピカの工房に維持管理し、
作業効率と品質を高める。

揃って掃除することで、
問題の「見える化」が可能になり、
無駄を省ける。

CVTを置いていた作業台は、
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今でも活用が続いている。

残念ながら、
あの当時はCVTを置いただけで、
それが精緻な作業に繋がらなかった。

今は違う。
整備士自身でカスタマイズを繰り返しながら、
上手く活用している。
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これを購入してから30年以上経つから、
メーカーの品質に対する考え方が良く解る。

プロユースに相応しい、
耐久力がある優れた道具だ。
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今朝の掃除で、
この作業台を担当し、
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引き出しの中まで、
集中して綺麗に改善した。
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全部打出して、
中の汚れを掃除し、
道具を丁寧に拭いて戻す。

本当にスッキリした。

モニターが載っているカウンターも、
元気に中古部品コーナーで活躍中だ。
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丸いコーナーを付けた特徴的なカウンターで、
何かと応用が利き重宝している。
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これもプロユースに相応しい製品だった。

古いクルマの取り扱い説明書も、
時には役立つ事もある。
それを展示するために活躍している。
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機動力を発揮したキャリアカーは、
ユニークな三台積みだった。
専任ドライバーを、
若き日の北原課長が務めた。
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彼のヘヤースタイルが時代を語る。
中型のキャリアカーを新規導入し、
「機動力」とさりげなく表現した。

そして耳障り良く、
「チームワーク」でトライアングルをまとめたのだ。

このキャリアカーを使って、
富士スピードウエイにも毎年行った。

クラッシックカージャンボリーと言うイベントに、
三台連なり参加した。

このキャリアカーにスバル1000を積みこんだ。
そしてスバル1300Gは自走し、
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このプレジデントが続いた。

万が一、
クルマが不調になっても、
積んで帰れる安心感があった。

あの当時でも、
既にクラッシックカーの括りだった。
だから、
今の価値はもっと大きい。

久し振りにハンドルを握ってみた。
旧いクルマは良い味を出す。

そして、
この地図を見ると、
今の傾向が既に表れている。

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中央自動車道を基準にして、
ローカルでの役割に加え、
東京と名古屋を結ぶ中間点である事を自覚した。
要するに、
広い視野で仕事を捉え始めた。

まだ、
ナショナルブランドの王将も無ければ、
ファミリーマートも、
すき家も無い。

ずいぶん殺風景な場所だった。

ローカルを意識し、
中津川昴倶楽部を組織した。
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活発な活動を重ねた。

けれどクラブ活動には限界があった。

日曜日だけ、
或いは土日を潰しても、
共に行動し思いを共有できるのは、
どう頑張っても15人くらいが限度だった。

そこで外に向けたベクトルを、
内側に向けるよう工夫を重ねた。

それが本館だけでなく、
SABや望桜荘、
それに施設だけではなく環境も考え始めた原点だ。

そしてスバリストを対象に、
様々なイベントを構築した。

お客様感謝ディを始めとして、
正月フェアや夏祭りなど、
質の高いおもてなしを目指した。

平成二年の元旦から、
福袋も配り始めた。

ぶれない。

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大切なキーワードだ。

キャンプは楽しいが、
隠れているリスクも大きい。

激しい雨が降ると、
人命にかかわる。
幸いも、
継続中に何の失敗も無かったが、
頃合いを見計らい活動を止めた。
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様々な場所を選び、
楽しいツーリングを企画した。

おお!懐かしい。
向かって一番左は、
元パイロットの柳原滋さんだ。
二式水上戦闘機を手足のように扱い、
国防に命を懸けた。

航空自衛隊を退官して、
悠々自適の毎日だったが、
アクティブにレオーネRXを駆り、
颯爽と日本中を旅する姿は痛快だった。

この頃は今と違って、
まだ外国が遠かった。

いつか米国専売車を手に入れようと、
執念を燃やした時、
柳原さんが背中を押してくれた。

江田島魂は流石だ。

その結果、
チャンスを有意義に転換し、
時代の変化に乗った。

もう米国仕様のスバルを羨ましいとは思わない。
なぜか。
逆転している。

むしろアメリカ人が、
日本で売ってるクルマを、
「何故こっちによこさないのだ」と息巻いている。

そしてアセントのように、
完璧にアメリカに溶け込むクルマを作った。

このクルマには、
全く興味を持てない事は、
逆に凄く良いことだ。

二兎を追う者は一兎をも得ず。

準備するところに、
チャンスはやって来る。

今では子供から大人まで、
恐るべき武器を持っている。

誰もがポケットに、
小型軽量な高性能コンピューターを忍ばせる。

その事は逆に、
世界中の顧客に自社の個性を直接売り込めることに繋がる。

自動翻訳も進歩して、
言葉の壁は小さくなった。

こういう時代だからこそ、
温故知新が際立つのだろう。
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そしてビジュアルからリアルへ、
シンクからアクトへと、
人間の欲望を掻き立てよう。

乗ってみたいと思わせる、
そんなクルマ作りが大切だね。

乗ると乗らないの差は大きい。

どうしたら乗るのが愉しくなるのか。
それを継続して考え、
力となる様工夫する。

格言の具現化が大切だ。

ネットの社会には無責任な愉快犯も多い。

なぜだろう。
知ってるはずだ。
その要因は誰もが持っている。

特に匿名性は深い闇の怖さを持つ。

それを認識しよう。
同時に、
匿名性からの脱却に協力して欲しい。

また、
夜中に考える物事は、
人間を根暗にさせる傾向がある。

そう気が付いた。

ヒトは昼行性の生き物なのだ。

「人間の本質」に沿って活動しよう。

外国が遠い存在ではなくなり、
時間軸も一気に凝縮した。

だからこそ、
ブレない生き方を目指したいね。

Commented by 木村と申します at 2019-09-27 23:48 x
いつもブログを拝見しております。
社長のブレない行動にはいつも頭が下がる思いです。
ところで、WRCの来年の日本開催が決まりましたね。しかも開催地が、10年前の北海道から、
今度は岐阜県と愛知県で開催ということで、ラリー活動もされている中津スバルさんに
とっても、嬉しいニュースになったのではないでしょうか。
10年前の北海道へも観戦に行きましたので、来年11月の日本開催も今から楽しみです。
Commented by 菊池 at 2019-09-28 08:24 x
EJ20も 最終ですか いいエンジンがなくなるの寂しいですねえ。6発も出ないし。トヨタとの協業でいいものがえきればいいですが
Commented by b-faction at 2019-09-28 11:32
木村さん、こんにちは。ぜひ中津川にもいらっしゃってくださいね。お待ちしております。
Commented by b-faction at 2019-09-28 11:39
菊池さん、大丈夫です。しばらく我慢ですがFA20がこのまま大人しくしてる訳は無いと思いますよ。公式を出して見ましょう。EJ20は220馬力でデビューしました。220/329=0.67となります。これを現行のFA20に当てはめると、
300/0.67=448となります。即ち量産仕様での究極的な目標出力は450馬力程度になります。それよりもトルクをどう出してくるのかですね。今から楽しみで仕方がありません。
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by b-faction | 2019-09-27 22:00 | Comments(4)

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