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時代とともにWRXが変わる

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保管庫の中を整理した。

出てきた出てきた。

年に一度の記録だ。

始まって以来、
一回しか休んだことは無い。
それも岐阜スバルの落ち度で、
開催ギリギリになって日程を連絡してきたとき以外、
ほぼ皆勤を続けている。

その辺りの日程は、
隔年ごとに開かれる社員研修と重なる。

休んだ年は、
日程を聞かされた時、
既にオーストラリアに行くことになっていた。

いくらなんでも、
変更は無理だった。

その時期に式典が開かれるのが、
当たり前だから開けて置けとは言わないが、
「日程は開けておくのが当たり前だ!」と雰囲気が伝わってきた。

そんな上意下達に応じるつもりは十分ある。
が、
出来ない時もあるんだな。

スバルの体質と言うものは、
なかなか簡単に変わらない。

今でも岐阜スバルは、
年間のスケジュールを、
「休むこと」だけは熱心に決めるが、
パートナー企業に対する配慮はいささか緩い。

と言う訳で、
1997年の式典次第が見当たらないだけでなく、
何故か翌年の記録も無い。

この二年間は一種の過渡期であったとも言えよう。

SUBARUに記録が残っているはずだから、
一度見せてもらいたいと思っている。

黎明期から過渡期へ、
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この年は忘れられない。

レガシィが世の中に出て、
その翌年は軽自動車の規格拡大があった。
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積田さんや幸誠さんなど、
お馴染みの顔ぶれもあれば、
消えてしまった名前もある。

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令和になって逝去されたタレントの中に、
高島忠夫さんが居る。

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あのビッグネームを総合司会に引っ張り出し、

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パネルディスカッションの、
コーディネーターまで務めさせた。

気合いの入れ方が半端じゃない。

実に当時はアカデミックだった。

懇親会では、
ビッグネームによるショータイムの後で、


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オークションが開催された。

この年は、
巡り合わせの良い年で、
会場の席が比較的前の方だった。


オークションにかけられたのは、
出たばかりの新規格車で、
前年のモーターショーに出品された、
DIASの特別仕様車まで含まれていた。

同じ席だった広和自動車の奥村社長は、
目ざとく1号車のREX660フェリアを格安で落札した。

REXなんぞは目もくれず、
DIASを虎視眈々と狙っていた。

結果的には奥村社長が一号車を落したので、
その後がややこしくなった。

運営側としては、
広い地域に分散させたい。

最初から忖度承知の落札なので、
セリも穏やかだった。

REXだからね。

DIASになると、
絶対にそうはいかない。

とうとう一対一の競り合いになった。

あの当時も元気が良かった。

なので、
相手が引き下がらないから、
意地でも引き下がらない。

東北方面の参加者が、
コールを繰り返すので、
一気に10万円単位でせり上げた。

何しろ手競りだったからね。

当時はPOSシステムなどまだ一部の会場だけで、
SUBARUオークションも手競りの時代だ。

だから慣れていた。

すると、
ここで忖度が入り、
応札が打ち切られ、
他の応札者の手に渡った。

残念で残念で、
落札できなかったDIAS特装車を眺めていたら、
初老の男性が近寄ってきて、
「親の金を粗末に扱うな。こんなもののどこにそんな価値がある」
と嘆いた。

140万円ぐらいだったかな。

そんな「価値」はありますよ、

と言うと・・・・。
「無い!」と吐き捨てるように去って行った。

そうかな。

まあ、
その直後も、
コンダクターが参加者から説教されたりして、
とても気の毒な事になった。

何となく、
参加者のレベルも今とは違っていたね。

恒例の柳沢純子さんとのカラオケショーもあったけれど、
まだその仲間に入れるほど、
年齢を重ねていなかった。

こうして振り返ると、
純子ちゃんは本当に頑張ってるよね。
毎年有難う。
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話は変わるけど、
こんなにフレンドリーな社長は居なかった。
吉永さんは凄い人だ。
国内営業で苦労を重ね、
アメリカで苦労を重ね、
スバルの本質を知り尽くしていたからね。

変化は森社長の頃に芽生えた。
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二次会でフラダンスを踊ったとのうわさが、
会場を駆け抜けたからね。

とにもかくにも、
SUBARUにとって重要な式典であることに疑いは無い。

レオーネからレガシィに蛻変し、
その過渡期をどう乗り切ったか、
歴史は如実に物語っている。

この後で二度の大革命があった。

まず一度目は、
日産ディーゼルからやって来た、
河合社長が大号令をかけ、
リーダーシップを発揮した。

より心のこもった「もてなし」が、
その時から始まった。


それから田中社長の時代まで、
社長夫妻が参加者をもてなす、
とても良い空気が生まれた。

招待される側も、
夫婦が対象となる重厚な集まりになった。

そしてその次が、
大幅な制度改革だ。
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と言う訳で、
この選択眼が、
竹中元社長の指示による所かと思うと、

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いささかその審美性には疑問がある。

が、
それなりのビッグネームが、
祝賀会のショーの主役として招聘された。

グローバルでCIを統一し、
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制度店改革が契約法の側面からも見直された。

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変わらないお店ほど、
その強さが相変わらず今も際立つ。

どのお店も、
高度なレベルで自社の魅力を発揮してる。

トップカテゴリーのお店は、
現在もほとんど変わらない。

彼等は大手ディーラーを凌駕する、
スペシャリストたちなのだ。

そして、
この催しを縁の下で支える、
スバルの社員にも頭が下がる。

席順一つとっても、
不公平の無いよう毎年精緻に入れ換る。

岐阜はかなり長い間、
末席に甘んじてきたが、
今年は遂に土俵に近い「砂被り」へと舞い戻った。

そのチャンスを逃がさない、
広和自動車の歴代社長は格が違う。

オークション慣れした奥村社長は、
見事機先を制してREXを競り落とし、
岐阜らしさを強烈にアピールした。
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今年の懇親会では、
その後を引き継いだ奥田社長が、
財津和夫を引寄せた。

なんと最前列で、
大音響の下、
延々と爆睡した。

そして肩を抱かせるという、
スペシャルパフォーマンスを見せた。

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やはり可児市には相当な大物が存在する。
おみそれしました。

このような時代を駆け抜けた、
優秀なエンジンが間も無く使命を終える。

今回のファイナルエディションは、
まるでASUSのゲームコンピューターのような、
超絶な割安企画として発表される。



この商品企画によく似ている。

数が読めないと作るのに困るから、
数量限定商法で顧客の目を引く。

RA-Rをカタログモデルの100万円高で販売した。

もっと凄い、
次のSシリーズを期待したが、
顧客は肩透かしを食った。

その代わりカタログモデルに、
ファイナルエディションと名前を付け、
台数限定で販売する。

こうして最後に一花咲かせる。

抽選に外れても、
カタログモデルを、
最終締め切りまで注文できる。

なので、
この機会にお客様に良く周知し、
買いそびれないようにしてもらう。

ただ、
Sシリーズや、
RA-Rとは異なりエンジン出力には変化が無い。

これをどのように捉えるかだ。
普通に作れるエンジンなのに、
出し惜しみしてきただけなのだ。

最近は学芸会レベルのカスタマイジングで、
WRXの持つオリジナルの良さを、
ズタズタに切り裂くことが散見される。

その中から、
高校生の文化祭レベルから大学の学芸祭に相当する、
ハイレベルで安定したチューニングも生まれてきた。
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その最も典型的なクルマが、
新井さんのところで作られたTC380だろう。

ガーンと軸トルクが出てるから、
購入した人は大満足だ。

これはターボを含めた吸排気系と、
エンジンのコンピューターチューニングで引き出された。

STIのワークスチューンとは、
少し立場が違うけど、
STIの出来ない事をディーラーと組んで実現させた功績は大きい。

と言う事は、
何もバランスドエンジンに拘らなくても、
充分良い物が作れる証になった。

出力をいじる事は、
メーカー保証が全く効かなくなるリスクを負う。

それでも、
出力をいじりたい顧客は多い。

シムスと組んで何度かGC8でチャレンジして、
遊びでやるにはコストもリスクも馬鹿にならないと悟った。

今回の抽選企画は、
「もしやるならオウンリスクです。
どうぞ勝手におやりなさい」と、
SUBARUが暗黙の了解で背中を押す。
それが目的だ。

微妙な言い回しだが、
誤解せずに受け取って欲しい。

今回のファイナルエディションは、
限定が好きな人には堪らないだろうが、
安くして「抽選」がどうも引っかかる。

パソコンならネット直販型の、
安さ重視の戦略も良いだろう。

けれども、
三次元で動き回る商品を、
「SUBARUのプロ」を軽視して、
売る姿勢で良いものか。

「いじり」と「あおり」は、
どちらもあまり良い言葉じゃないね。

結局、
保証付きで出力アップしたEJ20は、
RA-Rで終わった。

バランスドを手に入れ、
思いっきりやりたい事をやるのも良いね。

大事な点を見落としていた。

時代は変化する。
この平成の流れを見ると、
エンジン開発の流れも良く解る。
EからFへと進歩したのは明確な事実だ。

FA20がこのまま大人しくしてる訳が無い。
頭の中に公式を描いた。

EJ20は220馬力でデビューし、
220/329=0.67と数値が導き出せる。

この解を当てはめると、
300/0.67=448となり、
欧州のプレミアムスポーツと肩を並べる。

まだ数年先の事ではあるが、
量産仕様で究極的な目標出力を、
中津スバル程度の計算式でも、
450馬力程度に定めるはずだ。

それには新たな伝達方式も必要になる。
トルクをどう出すのかも興味が尽きない。
今からWRXの将来が楽しみだ。

欧州市場を捨てたままで、
スバルが輝きを増すとは思えない。
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今年の欧州訪問時はガソリンが1リットルで,
1.689ユーロだった。
日本円で203円/Lに相当する。

借りたフォレスターを満タンにしたら、
31.95L入った。

支払総額が53.96ユーロと示されている。
当時の為替レートが120円位だったから、
6500円ほど支払った。

日本より燃料代は高い。
そこにGPFの装着や、
燃費改善などの高度な技術開発が絡む。

こんな場所で勝負するんだ。
30年前のエンジンが通用するほど、
欧州が甘い世界であるわけがない。

早く勝負できるクルマを増やし、
日独でもっと連携して、
高度な基幹性能を持たせよう。

本当に良いクルマを作るべきだ。

抽選なんぞと言って浮かれている場合じゃない。

この十年で技術的空白を生んだ事実を振り返り、
大いなる奮起を期待し筆をおく。

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by b-faction | 2019-10-03 22:00 | Comments(0)

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