最中は鮮度が命だ。香ばしさが鼻腔に響き渡った。群馬県太田市から、
福田さんが来訪された。
スバルにも縁が深い部品メーカーにお勤めだ。
今年のドイツ訪問時にも、
偶然フランクフルトで同じ会社のスタッフに出会った。
名刺を取り交わし、
ビールを楽しんだことを思い出した。
昨日のブログで、
この半年間を振り返った。
カラダに負担がかかっても仕方ないね。
前向きに予防整備を施して、
空いた穴をポリプロピレンで塞いだ。
その事が大きな効果を生んで、
新型車が一台も出ないという、
とても厳しい中で活動を楽しめた。
福田さんの目的は、
欲しくてたまらなかったR1を手に入れ、
その状態を点検して欲しいと来訪された。
点検を終え助手席の乗ってもらって、
R1に軽く鞭を入れた。
良いクルマだった。
安心して乗っていただける。
戴いたのは群馬銘菓だ。
スバルのおかげで潤ってると、
決して揶揄してはいけない。
独自の解説書を付けて、
なかなか味のある販売手法を見せる。
The LEGACYたる、
四代目のB4をモデルチェンジしない所を見ると、
相当なこだわりを持つ主だな。
一度お目に掛かってみたいものだ。
良い香りだ。
緑茶を飲みたくなった。
福田さん、
ありがとうございました。
一緒に写真を撮ろうと、
階下に戻った時にはお帰りになられた後だった。
また是非、
中津川にお出かけください。
群馬はモノづくりに向いているのだろう。
空っ風が吹くが、
広くて遮蔽物が無く大規模な工場が作り易いのかな。
スバルの故郷はとても良い環境だ。
だから高性能なクルマが生まれる。
WRXがその頂点だ。
向かって左から、
先日のブログでも紹介した、
㈱SUBARU常務執行役員
CIO
IT戦略本部長兼経営企画本部副本部長
臺卓司さんだ。
長ったらしい肩書より、
SJ5を作った男と言えば解り易い。
向かって一番右側が、
執行役員国内営業本部長
佐藤洋一さんだ。
そしてその左側が、
今回からSTI広報を担われる、
スバルテクニカインターナショナル
篠田淳さんだ。
いよいよWRXのSTIが、
次に備え牙を研ぐために、
しばしの間眠りにつく。
EJ20ファイナルエディションは、
あっと言う間に、
3000件の申し込み予約を受け付けた。
それと同時に、
危惧した通り、
製造の限界が目前に迫った。
今日の朝、
遂にカタログモデルの製造可能台数が、
残り3000台を切った。
慌てるのが嫌なので、
先日告げた通りベースモデルを2代注文し、
今後の品不足には対応済みだが、
WRブルーは用意していないので、
希望の方は急いで注文した方がよさそうだ。
間も無くL1ラリーが始まる。
今年は同じ日に、
WRCのパイロットラリーとなる、
セントラルラリーが開催される。
そこにかつてのエースドライバーが来るらしい。
しかも、
インプレッサハウスにある、
懐かしいレプリカのドライバーだ。
この時にちっちゃな子供だった、
オリバー君も来るというので、
急遽このクルマを走らせたくなった。
しかし、
勿体ないのでやめておこう。
このクルマは、
ここの主なのだ。
本番は来年だ。
遅れていた参戦車の整備が急ピッチで始まる。
何を企んでいるのか?
気になるだろう。
地味な状態の3号車だが、
来年のL1に向けて、
同じように飾ってやるつもりだ。
きっとイキイキとするはずだ。
今回はブラックのホイールで出走する。
まだゴールドに拘る必要が無いからね。
タイヤは勿論コンチネンタルだ。
トランスミッションを降ろし、
クラッチを予防交換した。
昨年よりパワーがあるので、
念のために対策を打つ。
既にブレーキとダンパーは、
安定した状態に仕上がった。
一年なんて、
あっと言う間だからね。
じっくり整えるつもりだよ。
焦りは禁物だと、
社員たちから窘められた。
さて1号車だが、
こちらのネガも徹底的に潰している。
ステアリングギヤボックスを、
念のために交換した。
少しオイルが滲んでいるので、
外して点検したが、
とりあえずリビルト品を装着した。
どんなギヤ比なのか不明なので、
リビルトが終わったら元に戻す。
エンジンは快調そのもので、
心配な点は何もない。
燃料ポンプとレベルセンサーを、
念のために交換した。
ダンパーはオリジナルセッティングの、
B&Bサスペンションだ。
シルバーに塗ってある理由は、
GT仕様のセッティングになっているからだ。
色々試したが、
この脚が一番L1ラリーのステージに適応てる。
様々な意見を戴くが、
今年もエクステリアは地味なままで挑む。
それはなぜか。
決ってるよね。
栄光のマクレーを思い出させる、
ステキな姿にしたいからさ。