取り急ぎ速報を送る。
大クラッシュしたラリー車は、全部で6回転している。
嫁の駆る7号車だ!
まだ慣れぬハイパワー車にてこずりながら、
何とか最終ステージまで無理なく駒を進めた。
この難所もスムーズに凌いだようだ。

姑も気合いが入っている。
一度目の同じステージで、
コドラがペースノートを読み間違え、
思わぬ失速を招いた場所だ。

難所を難なくクリアし、
駆け抜けていった。

4人ともよく頑張った。
完走おめでとう。
その頃、
恵那市役所の隣に設けられたパブリックビューで、
晴れ姿を今か今かと待っていた。

上位三名による白熱した戦いになっていた。
特にセカンドベストを連発する三位の永井/田上チームは、
2位との逆転も狙える位置につけていた。
パブリックビューで、
参加者のインタビューが流れ、
いよいよラストステージの走りが放映された。
運よく2台のインプレッサが連続で紹介された。
良い走りをしていた。
そして、
そのまま後に続くクルマの走る様子を見ていたら、
物凄いクラッシュシーンがサブミナル映像のように映った。
みんなが「えっ!!」とどよめいた。
黄色いクルマが数回転転がり、
サッと画面が切り替わった。
パブリックビューの会場がざわつく。
しかし、
司会者に画面が切り替えられ、
何も無かったかのように淡々と番組が続いた。
夢でも見たのかと思ったが、
夢では無かった。
今日、
このブログの愛読者から、
現場の様子が届けられた。
幸いにも死傷者が出た訳では無い。
だからこそ紹介したい。
クラッシュさせてはいけない。
けれども、
これもスポーツなのだ。
人間の能力が限界まで試される、
競技の世界だ。
だから厳しいレギユレーションがあり、
安全に対してお金を使わないと参加できない。
転倒した後、
コ・ドライバーがドライバーの安全を確認し、
大破したレーシングカーから降りて、
後続のクルマに安全を知らせる。
OKの裏返しなのでSOSが見えるが、
クルーにけがはなく大丈夫だと知らせている。
もしSOSが出ていたり、
人影が見えなかったりしたら、
後続のレーサーは全力で救援活動にあたる。
その辺りの様子も見て取れる、
大変貴重な映像だ。
このステージはWRCに絶対必要だ。
これがまさしく世界のラリーだろう。
地元で開催できたことを誇りに思う。
誰も居ない山奥で隔絶されたラリーでは、
いつまでたっても日本のクルマ文化に貢献しない。
迷惑をかけた事も決して忘れない。
明智地域の皆さんに心からお詫びすると同時に、
精一杯の復帰作業を心を込めて続けよう。
これは恵那市民の宝だ。
地域住民の皆さんに心から感謝すると同時に、
迷惑をおかけしたことを心よりお詫びしたい。
今後も、
このコースの使用にご理解いただきたいと心から願う。
ギャラリーステージの安全確保も、
またラリーカーの安全装備はこのためにある。
また、
女性のパワーを再認識した。
5秒でトップ争いをするなかで、
熱くなることを責めてはいけない。
これがスポーツだと、
ぜひ理解して自動車文化を醸成させよう。
恵那市民の皆さん、
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
このステージ、
プロでもてこずる。
このセントラルラリー参戦車の、
国際格式走行動画を見ると、
ワールドラリーに相応しいコースだと解るはずだ。
今年の勝負は姑の勝ちだ!!
だがシュアな走りは二人ともお見事。
見事な走りだった。
思わぬ大クラッシュだったが、
ここに紹介した動画を併せて見ることで、
ラリーの凄さと面白さを実感して欲しい。
参加者の皆さん、
スタッフの皆さん、
地域住民の方々に心より御礼申し上げます。