スバルＸＶの走行安定性を愉しむ

一年間、

応援して戴き有難うございました。

最終のテストは天候が大いに味方し、

普段では考えられない走りができた。

何しろ冬季閉鎖が当たり前の場所を、

気温摂氏７度以上の環境で、

誰一人走らない場所をサマータイヤで駆け抜けた。

これをもって、

千歳一隅のチャンスと言わねば、

他に何がそれにあたるのか。

仕事納めの後、

吉村君の乾杯で納会が始まった。

残念なことにミセス大鶴が風邪でリタイヤしたが、

概ね健康に仕事納めを迎えることができた。

みんな有難う。

ステキだった一年に感謝します。

ｋｉｓａｋｕの計らいで、

飲めない人が一人いるので、

その人のために料理のボリュームが増した。

この取り分けて食べる料理は、

本当に美味しくてみんなビールが進んだ。

そして、

マルゲリータの後に、

大好きな生ハムとルックラのピザ、

トリに、

季節限定のアル・ビアンゴが提供された。

これはスモークサーモンとほうれん草のピザだが、

実にポップなテイストでヒトを「その気」にさせる。

内田シェフならではの「踊るピザ」だな。

美味しい料理をありがとうございました。

有志を募ってショットバーに行き、

充分飲んで２０１９年を締めた。

翌日は恒例の忘年会で、

長谷川家と堀君を迎え、

息子や娘夫婦と妹も加わり、

楽しく団欒した。

アボガドとエビのサラダが最高だった。

定番の牛肉のたたきも、

非常に味が良く、

あっと言う間に胃袋の中に消えた。

餃子の皮を使った、

キッシュの出来も良かった。

良い卵をふんだんに使い、

これまで食べた事のないような、

美味しい玉子料理だった。

こうして３０日迄順調に過ぎて、

残るは大晦日だけだ。

動画撮影しそこなったＸＶが、

頭の片隅から離れなかった。

良いクルマなのに、

ビジュアルに説明できないのがつらい。

けれども、

諦めざるを得ない。

試乗車はすべてサマータイヤを装着している。

この時期の伊那谷では、

走行する事が危険で困難だ。

ところが昨晩から降る雨のせいで、

気温が下がらず凍結も無い。

暮に届いた逸品を思い出した。

藤沢の緑川さんから届いた超絶な糧秣だ。

とりあえずシュウマイは備蓄し、

フワフワのもち肌を取り出した。

「絶対に電子レンジはダメ」

厳守だ！

蒸す事２０分以上。

まるでミロのビーナスのオッパイだ。

ウホホホホ！

肉汁もたまりません。

これを食べて戦闘能力を強化し、

目的地へ向かった。

今年の最終日に「奇跡の蕎麦」食べる。

そのために予約していた。

この蕎麦は、

女性の打つ蕎麦なので儚く香しい。

それでいて「芯」がある。

茹で方のコーチングも受けてクルマを先へ進めた。

激甚災害の痕跡が今もクッキリ残る。

６０年近く前なのに、

未だに生々しい光景だ。

この下を中央構造線が東西に走る。

太古の昔から今も地中に高い圧力がかかり、

ゆっくり横ずれ断層が続く世界なのだ。

ジオパワーがスバルを引寄せる。

対岸を見ると、

何かしら学術的な測定らしき光景があった。

さっそく駆け付けると、

確かに研究的要素も持つ、

実に楽しい遊び場だった。

燃料を燃やして大空を羽ばたく。

ドローンじゃダメだ。

鼓動を感じない。

レシプロが良いんだ。

エンジンはヤマハだ。

飛ぶところも見たかったが、

大晦日をアカデミックに締めるには、

悠長にしている間は無かった。

スバルＸＶの最新型は、

１．実に素晴らしい高速安定性を持つ事。

これは水平対向エンジンの優位性とバッテリーやモーターの最適化による美点だ。

２．他社がまだ追いつけない実力値での走破力を持つ事

これはＸ－ＭＯＤＥの駆動力配分技術と、

最新のリニアトロニックの制御適正化に寄る美点だ。

３．スムーズな電動性能の開発

これはリチウムイオン電池の採用で、

キッチリエンジンを止めてモーター走行できる事。

それに加えＡＶＨの機能により積極的なアイドリングストップが可能な事だ。

このようなシチュエーションで、

以前ならばモーター走行は少し難しかったが、

最新型はどんどんエンジンを止め、

自然にモーターで走る。

リチウムの良さは回生が早い事だ。

なので熱に変えて捨てるエネルギーを、

丁寧に採取して電力として蓄える。

ことし最後の動画を楽しんで欲しい。

それではみなさん、

良いお年をお迎えください。