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シャトー・キノー・ランクローとWRX STI RA-R

ボルドー地方で作られた、
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2014年物を戴いた。

見ればわかる。
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ちゃんとしたヤツだ。

どこのワインかと、
裏側を見てぶっ飛んだ。
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シャトーとランクローはかろうじて読めるけど、
quinaultをキノーと読むにはコツがいる。

あのルノーを思い出せばよい。

シャトー・キノー・ランクローは、
ワインの本場ボルドーに、
4000余りあるシャトーの一つだ。

そして拡大を好むコングロマリット、
LVMHによって買収された。

ヘネシーやルイ・ヴィトンなど、
多くのブランドの一角にある。

シャトーは葡萄の栽培からワインの醸造、
それに瓶詰迄一貫してワイン製造する。

そのシャトーの一つが、
コングロマリットに組み込まれ、
栽培から醸造、生産技術まで、
グッと品質が安定し価値が高まったと聞く。

流石だ。
エクゼクティブOらしい、
実に背景が深いお土産だった。

他にもハワイ好きの彼らしい、
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珈琲バターと言う珍しい食べ物や、
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気の利いたお茶漬けなど、
たくさんのお土産を頂き、
本当にありがとうございました。
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現行のWRX RA-Rは、
SUBARUが巨大コングロマリットの一角に組み込まれた後、
とても立派な姿で産声を上げた。

今でも非常に高い品質を誇るが、
今後も更に高まるだろう。

巨大コングロマリットの総帥は、
SUBARUを配下に飲み込むことを、
「絶対にしない」と宣言した。

その証が、
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この署名なのだ。

SUBARUらしさを存分に発揮せよ。

TOYOTAから学ぶ面もあれば、
彼等がSUBARUから習う面もある。

お互いに表裏一体なのだ。

ヤリスが誕生し、
生粋のスバリストが望む仕事を、
GRがやり始めた。

「やられたなー」と思ったけど、
清々しさの意味が強い。

しかもダイハツを含めたコングロマリットの総力を挙げ、
直列三気筒の横置きを270馬力以上にドーピングし、
可変式フルタイム4WDを組み込んだ。

元々たくさん売ろうと考えず、
持つ資産を最大限に活用するから安く売っても損はしない。

恐らく、
日本選手権で敵無しになるだろう。

そう言うクルマだからね。
普通のTOYOTAに乗る人には、
全く売る気もないだろうし、
売っちゃあ駄目なクルマなんだけど、
彼等は昔のスバルのような、
「売る術」を蓄積した。

でもね、
直列3気筒じゃあ、
やっぱり安物なんだよね。

面白いアイディアだけど、
残念ながら欲しいクルマでは無い。
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RA-Rは、
東京往復をそつなくこなした。

但し、
馴染んだと言えども、
ニュルブルクリンクを想定して中央フリーウエイを走ると、
やっぱり馬脚を現すんだな。

筑波スペシャルじゃダメなので、
「特効薬」の到着を待つ。

それまで、
暫しの眠りにつかせる。
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今回の東京往復で、
このチューンドバイSTIエンジンが、
並々ならぬ性能を持つ事も改めて良く解った。

高速道路ではSモードの燃費が良くて、
「それなり」に走ったのにも関わらず、
二桁をずっとキープした。

コイツを本気で弄ったら、
物凄いクルマになる。

やっぱりRA-Rは一生モノだね。

それにしても、
TOYOTAブースは本当に良かった。

あの電池だらけの会社が、
ここまで内燃機まみれのプレゼンテーションをするのかと、
本当に呆気にとられたよ。

ちょっと気負ってたしね。

その点では、
やっぱり「スバルは中島知久平の遺伝子を持つ」と、
心から安心できたショーでもあったね。
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SUBARUは発動機に命を懸けた会社なんだ。
皆凄くやる気だった。
初日が無事終わり、
スタッフブリーフィングが始まった。

ご苦労様でした。

そして芯のある展示を有難う。

SUBARUの並べたどのクルマも、
現時点で最高の内燃機だけを搭載したクルマだ。

レヴォーグにリチウムイオン電池を付けず、
ターボを付けた事がまず嬉しい。

ヨーロッパの嘘を、
間にウケたらあかんで。

昔、
ドイツとオーストリアを発端とした、
ジエチレングリコール混入事件があった。

白ワインの糖度が足りず、
良いアウスレーゼが出来ないので、
不凍液を混入した事件だ。

甘さを出すのに「素」の力ではなく、
現代科学で小手先に見かけ上の甘さを作った。

それがまた、
ドンピシャで美味しくなる。


恐らくガクトでも、
味の判別がつかなかっただろう。

科学的な分析で、
初めて明らかになった。

ディーゼルで不正したのも、
科学技術が根底にある。

内燃機関が問題視されるのも、
都合よく二酸化炭素と温暖化の「つじつま」を合わせたからだ。

その反面で、
フランスは世界中から反発を受けても、
そっ知らぬ顔で原子力開発を続けてきた。

若い人たち、
気いつけーや。

モーターや電池を積んで、
見かけ上甘くするのは、
全てに通じる技ではない。


ゴーンみたいに、
「逃げたら勝ち」が本性だとは思わぬが、
一筋縄ではいかぬ相手だ。

Commented by 斎藤 at 2020-01-15 19:42 x
うるさくてガソリン臭くてそんな車、が好きな社長ですからねトヨタ。
スバル、マツダも負けずに開発して欲しいです。
Commented by b-faction at 2020-01-16 07:23
> 斎藤さん
そうですね。期待しましょう。
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by b-faction | 2020-01-13 22:00 | Comments(2)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction
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