一週間前の金曜日に泳いだ後、
体重を見て少しほっとした。
一週間後の検査に向けて、
アルコールを控え体調を整えた。
血液も大事だけど、
全体の重量を見ることも大事だ。
大きさに対して適切な重さがある。
このカラダと出力特性なら、
本来なら64kg前後がベストだろう。
クルマにも同じことが言える。
BL5ぐらいのサイズで、
自然吸気エンジンを積み、
軽いマニュアルミッションを与えると、
本来のベストバランスな能力を楽しめる。
その頃から課長も気合いが入り、
工程を見ながら綿密な作業を続けた。
ヨコハマのスバリストから、
愛機をお預かりして一か月以上が過ぎた。
貴重な個体だ。
しっかり組み付け、
リフレッシュに目途が付きテストを依頼された。
太陽の下で輝いていた。
オーナーの希望でインパネを新品に交換し、
手の触れる部分も合わせて新品に交換した。
樹脂劣化でべたつくカバーを、
助手席もろとも新品に交換した。
まだ充分ストック部品が出るので、
気になる人には交換をお勧めしたい。
この感触は4代目の登場時に感激したところだからね。
走行距離は奇跡的に少なく、
手に入れたオーナーはラッキーだ。
第三次オイルショックを前に、
世相が変わり始めていた。
水平対向4カム16バルブは、
ターボ搭載車以外、
正当な評価を受けていない。
その上これは5速マニュアルだから、
オーナーは手足のように扱うために、
もはや絶対に手放せない。
これは偏執的な事ではなく、カラダに馴染んだ「着衣」のようなものなので、
乗る人にしか分からない事なんだな。
このような場所を、
気持ち良くシフトチェンジしながら、
駆け上る歓びはマニュアルにしか無い。
ダブルクラッチを踏んで、
軽く一発「ブン」と吹かして、
5速から4速に叩き込む。
ボクサーサウンドが高まると同時に、
車速がリニアに上昇する。
このカラダとシンクロするクルマこそ、
飼いたい「家畜」そのものなんだ。
テストは快調だった。
硬いけどゴツゴツしない。
それがB&Bサスの特徴だ。
それに変更した走りは快調そのものだった。
このクルマに隠れていた問題は、
全てきれいさっぱりクリアした。
平尾さん、
出来栄えをお楽しみに。
月曜日は深酒したので、
火曜日は執念で泳いだ。
一往復余分に泳いだので、
タイムは悪い。
実は間違えた事を、
12回目と13回目の間で気が付いたけど、
そのまま最後まで泳ぎ切った。
時計を見て予想通りのタイムだと自覚した。
この日の体重は、
65.6kgと安定していた。
岐阜で深酒した翌日なので、
何とか帳尻を合わせることが出来たようだ。
内科でCTを受けた方が良いと、
親身になって心配してくれたドクターに、
エコー検査をお願いした。
診察台の横に立派なのがある。
それで今朝8時半から検査した。
モニターで、
肝臓、
腎臓、
脾臓、
膵臓、
そこに繋がる血管、
どれもがはっきりと浮かび上がった。
胆嚢には石もなく、
モニターできる範囲内では、
いずれの臓器にも問題は見られなかった。
心配していた、
膵臓のダメージも「無い」とお墨付きを戴いた。
でも、
油断しない。
肝臓は問題ないけど、
若干脂肪肝で「美味しそうな」印象だった(笑)
焼き鳥屋で見たら、
真っ先にオーダーしたくなる、
あのレバーそのものだ。
皮下脂肪はほとんど無いが、
中性脂肪がモニター画面を漂うように現れる。
適度に体を動かして、
不用意な酒の飲み方を自重する。
それを続ければ、
重量の適正化も実現できるはずだ。
尾張旭市から、
車検を終えた愛機を迎えに、
長江さんが来訪された。
いつもお心遣い戴き、
ありがとうございます。
これで明日からまた頑張れる。
元気の素をありがとうございます。
確かにこの一か月、
かなりの負荷をカラダに与えた。
と言うのも、
かわら版の原稿を完成させ、
校了を終え、
溜まっていたシナリオを全て添削したら、
スーッと気持ちが楽になった。
「ブログを毎日なんて、
無理しないでください」
長江さんに暖かいお言葉を頂戴した。
でもね、
美味しいお菓子を食べると、
物凄くやる気が出る。
食べ物があるからクルマに乗れる。
美味しさが解るから、
運転するのが愉しい。
クルマと食べ物には密接な関係がある事を、
もっと色々な人に広げたいね。
これは正に整備士の燃料だ。
北原課長はお菓子を食べないが、
これを見たら顔がほころぶ。
面白い男だ。
さあ、明日も期待して欲しい。
お楽しみに。