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丸目インプレッサの琴線に触れる

もう一度振り返る。
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【車名】
インプレッサ WRX NB-R
【駆動方式】
AWD(全輪駆動)
【型式】
TA-GDA
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4405×1730×1435
ホイールベース(mm):2525
トレッド前/後(mm):1485/1475
最低地上高(㎜):150
車両重量(kg):1340
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
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【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCSターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:9.0
最高出力kW(PS):184(250)/6000rpm
最大トルクN・m(kgf・m):333(34.0)/3600rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
5MT
【燃費】
11.8km/l (10・15モード)
ボディカラー:ミッドナイトブラック・マイカ
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ワイドトレッド化
ビスカスLSD式センターデフ
リヤ・シュアトラックLSD
フロントアルミ製ロワアーム
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HIDヘッドランプと、
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リヤスポイラーをメーカーオプションで装着すると、
車両本体価格は2,493,000円だ。

それに対して同時にデビューしたSTIは、
ブランニューの6速を持ち、
一気に性能を高めた代わりに、
本体価格は3,283,000円となった。

当時で約80万円の差が生じた事になる。

そんな事からWRXにターボの無いNAも設定されたが、
その仕上がりの良さに対して、
商品の詰めが甘く誰も見向きもしなかった。

何しろ5速マニュアルのベースプライスが、
今のXVとほとんど変らぬ2,033,000円という破格値だった。
結局価格じゃないという事だ。
この失敗がトラウマになり、
今も日本でWRXに軽いミッションを載せようとしない。

そこにSTI Genomが誕生した。

ゲノムとは何だったのか。

1.STIとスバルが共同開発で作り自動車メーカー品使途を保証する。

2.保安基準適合を前提とした商品開発。

確かにその効果は「時」によって実証された。

このスポーツマフラーはTIG溶接が施され、
2kgの軽量化も図られている。
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砲弾型のフォルムで、
サイレンサー径は183㎜、テールエンド径は120㎜。
鏡面仕上げのSUS304オールステンレス製のマフラーだ。

コイツが滅法良いのだ。
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ストラットタワーバーも凝った仕上げだ。
スリーピース構造で、ガンメタリック塗装のスチールパイプと、
ゴールドにアルマイト処理されたブラケットのクオリティが良い。

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このダンパーもゲノムかな。
色が褪せてピンクなのか、
或いは後期の純正ダンパーか?
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音の原因さえ改善すれば、
味は決して悪くない。

これらはつまり、
価格抑えたNBやNAを、
簡単かつ低価格でSTIの持つ魅力に、
出来るだけ近づけるために企画されたんだ。

逆にSTIは、
この頃「競技用クランクシャフト」などまで売る過激な側面見せたからね。
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マグネシウムのロッカーカバーなんて、
あの時以来見た事が無い。

またやって欲しいな。

時代の変遷は面白いね。


撮ってる最中にエクスタシーを感じた。
ブレーキもエンジンもバッチリだ。
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丸目のWRXって、
クルマとして純粋だと思う。

だから好きだった。
けど、
好きだと褒めると売れない。
そんなジンクスがある。

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リヤスポイラーが特徴的だ。
本当に過渡期の一台だね。

ゲノムのマフラーもいい味出してた。
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エンジンが絶好調なのは、
前回の状態が余りにも酷かったので、
テスト前に予防措置としてタイミングベルトも交換し、
周辺を徹底的に調べたからだ。

その上で、
しっかり対話しながら走らせたので、
いつもより、
ちょっとだけ疲れた。

なぜかって。
それはね、
事前に北原課長から、
課題をもらっていたからね。

箇条書きで提出された内容は、

1.インパネ異音(中央から左にかけて)
2.ハンドルセンター左に微少なズレ
➂.リヤ左足回り異音(ゴトゴト)
4.フロント足回りキシミ音
5.ブレーキ異音
6.ブースト計取り外し検討
7.フロントデフサイドシール交換必要
8.プロペラシャフトフロントオイルシール交換必要
9.マスターシリンダーオイル滲み

と以上9項目の課題が羅列されていた。

➂に丸が付いてるのは、
見た目は何の異常も無いが、
気になる要素だと伝えてる。

異音って簡単に言うけど、
原因究明は難しい。

「ちょっと見てくれ」では済まない作業だ。
いくら状態が良く見えるクルマでも、
年月が経てばご覧の通りだ。

くたびれてくる。

これを徹底的に蘇らせ、
次の主に渡すのが中津スバルの流儀だ。
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まず、
もう一度スチームクリーナーで徹底的に整える。

朝から、
ミセス大鶴が再び渾身の力を注ぎ始めた。

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ガラスの内側の細部など、
シロートでは清掃がおぼつかないはずだ。

コックピットは、
既に清掃が行き届き気分爽快だった。

凄く爽やかなクルマに蘇っていたので、
インパネにある余分なターボメーターを外すついでに、
トランクの中まで、
徹底的な清掃除菌をお願いした。
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すると、
おやおや。

こんなところにSTI風のパーツも付いている。
これって、
リヤストラットタワーバーなんだけど、
当時はバリエーションに無かったよなぁ。

追加したのかな。

効いてる感じだった。

どう見てもブラケットはチェリーレッドだ。

ふむ。
今のWRXはストラットじゃない。
最新のVABとVAG専用に、
もっと高度な構造でテンションを掛けるパーツが誕生した。

なるほどね。
トランクのあるクルマは奥が深い。

奥の深いクルマらしく、
抜群の状態に仕上げる。

お楽しみに。

Commented by 小山 at 2020-02-08 23:56 x
丸目のインプレッサいいですねぇ
S202もいいですが個人的にGD9が好きです
5MTのGD9を探してたのですが
良い出物がなくて諦めました


Commented by b-faction at 2020-02-10 13:00
小山さん、こんにちは。GD9の丸目はターボのNBに対してNAでしたね。見た事が無いです。レンタカーや社用車需要で1.5リットルセダンをチープに作り印象が悪くなってました。惜しい事をしました。1290kgのボディはさぞかし魅力的だったことでしょう。涙目で20Sと名前を変え、ますます売れなくなりました。
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by b-faction | 2020-02-05 23:23 | Comments(2)

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