こっちをじっと見ている。
何だろう?
あれま、
本多さんちのワンちゃんだった。
まっしぐらに向かう先に、
アルシオーネが居た。
犬の眼にも不思議に映るらしい。
動画を楽しんで頂けただろうか。
ボアストローク比を振り返ると、
米国仕様のレガシィは積むFA24は、
EJ20の1.22には遠く及ばないが、
FB25の1.04に対して1.09と、
よりオーバースクエアになっている。
マリオが言うように、
気持ち良いことは間違いないだろう。
但し、
スポーツエンジンには程遠い。
かなりの熟成が必要だ。
と言う事で話が盛り上がり、
次の酒を飲もうとなった。
赤ワインもあるが、
やはり日本酒だと意見が一致した。
日本酒はワインと同じ醸造酒であるが、
その工程は物凄く複雑で奥が深い。
従って味も遥かに良いのだが、
戦後の米不足が日本酒造りに与えた傷が大きすぎた。
だが漸く、
明らかにワインより旨い無濾過の純米生原酒が、
あちこちで生まれるようになった。
葡萄の房に付く酵母ではなく、
空気中の麹菌を捕まえて酒母を作るやり方から、
新たな手法が生まれ、
良い酵母も育ち、
優れた日本酒が誕生している。
ワインに比べ高性能な日本酒の酵母は、
まるで蒸留酒かと見間違うほどの、
高いアルコール度数まで駆け上る。
その上、
旨いのだから素晴らしい。
乾杯!
マリオは翌朝早いという事もあり、
かなり自制心を働かせていた。
上手に呑む男だ。
自制心を働かせていると、
小指が立たないのですぐ分かる。
少し酔って自制心が切れたらしく、
マリオの小指が立ってるが、
この頃には既に出来上がってしまった。
酒は文化だ。
先日、
桑名のまき子さんから、
台湾のとってもステキなウイスキーを戴いた。
日本はスコットランドに肩を並べるレベルまで、
旨いウイスキーを作れるようになった。
この台湾製は瓶のセンスが図抜けて良い。
それでは味はどうか。
台湾のレベルがどれほどなのか、
この酒は無情にも事実を物語った。
まるで熟成していない。
まだまだ深い経験が必要だ。
日本人は凄いなと、
本当に思うなぁ。
ビールもドイツで飲むピルスと、
日本の瓶ビールが遜色ない味だ。
ワインもそうだ。
山梨や長野だけでなく、
北海道にも素晴らしいワインが次々と生まれる。
日本人の作る、
日本人のためのワインも最高だよね。
日本酒は素晴らしい・・・・、
やややや!
出来上がってるはずだ。
今日見て腰が抜けそうになった。
純米無濾過の生原酒が入ってるはずの一升瓶、
良く見ると3分の2以上が空になってる。
これはいかん。
ちょっと断酒しないと、
また血液がとんでもないことになる。
マリオはその後、
酒を我慢した代わりに、
ドップリとインプレッサハウスに浸かった様だ。
神妙に入浴して、
体中を開放し、
野生の勘を取り戻したようだ。
熟成した結果がここにもある。
かわら版を郵便局に持ち込んだ時、
何て収まりが良いのだと思った。
郵便局カラーのXVはSUBARUのお家芸だ。
スバル1000のエステートバンがルーツで、
1300Gの4WD化が今日迄の熟成に繋がっている。
そして同じ年に誕生した、
スバル1000の2ドアセダンスポーツが、
今日のBRZに繋がっている。
WRXも合わせスバルの得意技は、
これからも熟成が続くに決まっている。
それが歴史と言うものだ。
今日はかわら版の折込日だった。
新聞を確認していたら、
ネコが封筒を届けてくれた。
おお!
ノスヒロだ!!
今回はマツダが主役のようだ。
真っ先にあのページを見る。
相変わらずお元気だ。
愛機のサブロクと日本中を旅されている。
好い企画だね。
夕方になって、
若尾さんが来訪された。
車検で愛機をお預かりすると同時に、
オリジナルコースターの第一号を予約して戴いた。
ステキな差し入れも戴いた。
ありがとうございます。
整備士の大好物だ。
愛機を絶好調にしてお返しします。
明日もお楽しみに。