コロナウイルスなんて、蹴散らしてしまおうぜ!!早いものでネコパブから次の号が出た。
こうして振り返ると、
3月号は面白い企画だった。
お酒に例えると、
ワイン専門誌で丸ごと一冊「日本酒特集」を組んだ。
そんな感じのする特別号だった。
その企画の一つとして、
純米無濾過の生原酒を取り上げた。
それが中津スバルだとしたら、
こんなに嬉しい事は無い。
改めて感謝すると同時に、
4月号を三冊購入し、
自宅とサービスフロントとショールームに置いた。
両方とも並べて置くので、
興味のある方は読み比べて欲しい。
昨日所用があり、
久し振りに市役所へ行った。
すると、
美乃坂本駅の将来図が描かれていた。
あほやな。
違うやろ。
どうしてこんなに創造力が無いのか。
或いは、
当り障りのないように、
予算作ってパース屋に丸投げしてるだけか?
行政に創造性を求める事が間違いか?
そう思いつつ、
最近の傾向を深堀りしてみた。
リニアが来ることは素晴らしい。
でも、
それはあくまでも東京大阪を繋ぐための乗り物で、
途中駅は地元に対するオマケのようなモノだ。
それを活かすも殺すも、
住民次第なんだけど、
この地の住民には自らが置かれた幸せな環境が、
これっぽっちも解っていない。
でも、
外から見ると魅力に溢れる。
だから、
となりの恵那市に「100年企業」がやって来る。
東海地方で知名度ゼロだが、
カネスエは一宮で生まれた生粋のスーパーだ。
乱暴なドミナント展開をせず、
爪を研いだ挙句、
バロー発祥の地に乗り込んできた。
これは消費者にとって歓迎以外の何物でも無い。
山崎製パンの社長さえも、
「カネスエの大将」とあがめた人物は、
どんな人なのか。
実に面白い人物だった。
カネスエに入社すれば「美味い魚が食える」と、
ただそれだけの思いで丁稚奉公に入った。
その人物が番頭になり、
戦後の混乱期に消えかけたカネスエを守った。
そして息子が社長として後を引き継ぎ、
面白い商売を続けている。
この企業に対して俄然興味がわいた。
いま、
中津川市民は本気で困っている。
「アピタ」が「ルビットタウン」に変わり、
スーパー部門がバローになった。
そのとたんに、
美味い魚が食いたくても、
思うように手に入らなくなった。
その上、
バローと言う企業は奇妙で、
地元にある生産者を正しく使わない。
モヤシはサラダコスモと言う、
立派な企業が中津川にあるのに、
その商品を一切置かない。
となりのファミリーマートでさえ、
欠かさず店頭に置くほどの、
信頼されるブランドだ。
このように消費者に目を向けず、
ドミナント戦略で突き進む企業と、
「美味い魚が食いたい」と丁稚奉公した男の企業、
どんな戦い方をするのか見ものだな。
酒なら純米無濾過の生原酒と決め、
自分のためだけでなく、
親しいスバリストのために作り続けた。
これも美味いけど、
松原さんと知り合って、
久し振りに白ワインにはまった。
蘭越町の松原農園の作るワインが、
魚好きの舌に火をつけた。
火曜日の夜、
一緒に居酒屋に行った時、
大将に無理を言って一本だけ持ち込んだ。
そしてビールで乾杯した後、
地元の銘酒「鯨波」飲んだ。
普通酒だったので、
これと言った特徴は無い。
次に「宮崎農園2018」にチャレンジすると、
「酢っパ美味さ」が肴に合う。
あっと言う間に一本空けた。
源八の大将、
ごめんなさい。
営業妨害しちゃいました。
このように濃い夜を過ごし、
昨日も仕事を無事に終えた。
家に帰る前に、
美味い魚が欲しくなった。
ふと思い出した。
日曜日の朝、
スーパーセンター「オークワ」が、
たくさんの人達であふれかえっていた事を。
その時、
生鮮売り場でマグロのブロックを見た。
夜行くと、
跡形も無かった。
やっぱり売れるんだ。
凄い勢いで片っ端から売れてたからね。
昨日は夕方なので、
日曜よりは時間的に早し。
期待を込めて店に入ると、
幸運なことに4つ残っていた。
これは確かにお買い得だ。
時々、
解凍のマグロに掘り出し物が混じる事がある。
一旦ワインで火のついた舌に、
ビールは物足りない。
酒売り場に行くと、
思わぬ掘り出し物があった。
これがオークワの強みだろう。
ビール大瓶二本分以下で、
南アフリカの美味しいワインが買える。
輸入元はエノテカだ。
松原さんに教わったように、
キンキンに冷やして飲んだ。
マグロもソコソコ旨い。
源八の夜と、
同じようにはいかないが、
つつましく晩酌するには過分なほどだった。
平成6年にマダガスカルに行った時、
南アフリカの代表団が、
名産品としてワインを持ち込んだ。
南アフリカとワインなんて全く結びつかなかったが、
長い間掛けて素晴らしい味に仕上げたと胸を張っていた。
それが日本で簡単に手に入る。
ワインづくりもライバルがいて大変だが、
スバリスト用の「純米無濾過の生原酒」と同じく、
顔の見える白ワインに大きな魅力を感じた。
ワイン一本を開けて、
深酒をせず朝を迎えた。
今日も大事なプログラムがあった。
なので、
早起きして出勤した。
シャッターを開けたら、
ギャラリーに並んだSUBARUたちが目に飛び込んだ。
レヴォーグ、
アルシオーネ、
1300Gの面構えは、
どれも凄く美味しそうだ。
10時になると、
松原さんが長野周遊の旅から戻られた。
さっそくドライブエクスペリエの、
Bプランに臨んだ。
復習を繰り返され、
スキルは確実に向上した。
反復練習をしながら中津川を目指す。
丁度妻籠宿の辺りまで来た時に正午を迎えた。
ここの蕎麦も昔から美味い。
もう少し量があると最高だが、
大盛り頼むと1450円でざる3枚出る。
男性ならそれぐらい食うと良い。
思った以上に満腹になる。
さあ、
腹を満たして後半戦のスタートだ。
動画の撮影にご協力いただいた。
下り終えると、
そこが妻籠宿だ。
残念ながら国道から見る事が出来ない。
そこでDEの手を休め、
少しだけ祖父の生まれた家を案内した。
ここから毎日ヒトを見ていたので、
何となく「将来像」が掴めたのかもしれない。
この風景は50年以上前と比べても、
寸分の狂いさえ無い。
美乃坂本駅も「リニア中津川駅」に生まれ変わるのだが、
その原風景を如何にとどめるかが腕の見せ所かな。
松原さんを美乃坂本駅でお迎えした時、
北海道で親切にしてもらった、
国鉄の新冠駅を思い出した。
その原風景が中津川にある。
それも文化遺産だね。
松原さん、
ありがとうございました。
また是非お目に掛かりましょう。