「埼玉県人には草でも食わせておけ!」
こんな名台詞をよく考えた!
天晴だね。
この辺りでも、かつて草を食って凌いだ時期があり、「スカンポ」を食べたと母から再三聞かせて戴いた。このお菓子は特別なご馳走だったに違いない。
大石さんから戴いた、
なが餅の風味には何とも言えない郷愁が漂う。
その香ばしい香りは、
収穫時の夕暮れに、
脱穀したもみ殻を焼く匂いを思い出させる。
最近は食べ物を流通させる能力が上がった代わりに、
ずいぶん粗末な扱いで、
廃棄するようになってしまった。
この一連の買い占め騒動で、
少し原点に返る必要がある。
死にそうになると草でも食う。
この間食ったタネツケバナも、
良く選ぶと柔らかい所が美味い。
カラダに馴染むには少し時間が掛かるけど、
有効な食糧源だ(笑)
他にも美味い草はあるからね!
大石さん、
ありがとうございました。
噛み締めて戴きました。
「翔んで埼玉」はタイムリー過ぎた。
あの映画のストーリーが、
現在の東京にそのまま重なる。
通行手形どころではなく、
「首都封鎖」と来たからね。
一部の市民も騒でるが、
バカなメディアが視聴率稼ぎに活かし過ぎだ。
浮足立ってるね。
だからテレビも新聞も魅力を失う。
このブログの原案は、
三日前に考えたが、
予想を上回る速度で事態が急転直下する。
これも浮足立った。
ソフトバンクGは株価が下がると不都合が多い。
株なんてものは投資の対象に考えた事も無かったが、
指標としてはとても役に立つ。
上のグラフのように、
恣意的な価格つり上げで始まった企業だ。
2000年に4千なんぼで取引始まると、
すぐ1万円以上に跳ね上がった。
ところがその年の終わりになると、
その価格は600円台に急落する。
何か大きな理由があったのだろう。
全く覚えていないが、
それをプロは「当たり前」と言うかもしれない。
けれども、
そう言う会社を、
性格的にどうしても信用できない。
この動きが面白かったので、
その日のチャートに罫線を引いた。
決して暴落ではなく、
これは自浄作用だ。
けれど当事者は浮足立つ。
黒い線に沿えば未来が解る。
「ナイヤガラ」など幻に過ぎず、
実体は他にある気がしてならない。
たまたまソフトバンクが話題になったのだが、
自動車業界にも同じような事は多い。
例えばダイハツ工業は歴史もあるし、
軽自動車に特化してその存在感を増してきた。
ところが数年前に、
TOYOTAが子会社化し上場を廃止した。
これで投資(禿鷹)ファウンドに乗っ取られる心配は無くなったが、
「川西航空機」を源とした、
独立企業の歴史も終わった。
そのチャートを振り返り、
もし現在も上場していると推察したなら、
緑色の罫線がダイハツの実力を示すだろう。
株価は1500円以上の価値がある。
するとスズキの動向も気になる。
同じようにGMの破綻で株式の行き場がなくなり、
SUBARUは金庫株、
スズキはフォルクスワーゲンに渡した。
スズキは彼奴らと組んだがために、
あやうく乗っ取られかけたが、
罰が当たったVWは排ガス擬装で自滅した。
それで、
何とかトヨタ陣営に滑り込んだ。
グローバルで強みを持つスズキだから、
現在の株価はダイハツの罫線と同じように、
株の価値はとても納得できる金額だ。
バブルの影響をもろに受け、
株価が急騰した様子も一目瞭然だ。
そのバブルが特に際立つのが、
何を隠そうSUBARU様なのだ。
震災翌年の秋ごろからその兆候が出始め、
笹子トンネル崩落事故以降、
SUBARUの実力が国内で正当に評価され始めた。
バブルのピークでは5千円以上の値を付けた。
強気な人はこのように罫線を引くかもしれないが、
開発投資でたかが数百億程度の赤字を出して大騒ぎされた頃、
300円程度に下がった頃を振り返れば、
この罫線が妥当だろう。
つまり上場したままのダイハツに想定した株価に近い。
それにもはやレバレッジが効く、
そんな悠長な環境ではない。
なので、
まだ高値を張っているが、
もっと下がっても浮き出し立つ必要はない。
株をやらないくせに、
いい加減なことを言うなと怒らず、
浮足立つとろくなことにならぬと、
お互いに戒めようじゃないか。
この頃は凝縮した良いクルマを作ったが、
アメリカでは今ほどの評価を得ず、
苦しい道のりながらも上を向いて歩いて来た。
こうして正当な評価を受けたSUBARUは、
得意分野をどんどん伸ばし成功を積み重ねた。
その結果、
中津スバルのカタログラックは御覧の通りだ。
一番下段は無視して欲しい。
もう廃止されたDias WAGONや、
ナビパッケージのカタログで範疇に無い。
なのでDiasと昨年廃止されたWRX STIを取除く。
WRX STIのあった場所の、
右に置いてあるのは今年発表する次期レヴォーグだ。
あえてそのカタログを中心に置く。
コービック19の影響で、
あと4ヶ月でデビューさせることは、
更に困難になった。
不可能に近いのかもしれない。
苦しくなるな。
その上で、
販売終了がアナウンスされたカタログを取り除く。
するとLEGACY B4と、
スポーツカーのBRZが姿を消す。
更に現行型のレヴォーグも、
コービック19の影響で生産できなくなった。
と言う事は、
物理的に生産の限界が近いから、
もはや販売終了も同じだ。
WRXのS4が残るので、
そこは救いでもある。
次期車はまだまだ先なので、
注文したら確実に生産できる。
ただ、
それがいつになるか分からないけど。
こうなると、
アウトバックも怪しくなった。
既に次のクルマをアメリカで生産し、
その他の場所で作る計画がない。
ダイハツのおかげでリッターカーを持つことができた。
しかし、
恐らく時間の問題だ。
この販売台数で、
次期モデルが手に入るだろうか。
怪しい。
それらを全て取り除くと、
このようなバリエーションになる。
幸いにも、
軽自動車に厚みができた。
これが消えると、
数は減ったとはいえ、
既存のお得意様を囲い込めない。
こうして見た時に、
主力車種は何か。
解き開いて行こう。
まずレガシィに注目だ。
その派生車であるアウトバックは、
元々ただのレガシィツーリングワゴンだった。
色を塗り替えて靴底を厚くして、
アメリカ人に突き刺さった。
それを焼き直してから日本に持ち込み、
2代目でグランドワゴンと称した。
それを次に焼き直し、
何故だか全く分からないが、
オーストラリア人のルーツである、
英国の地名を持ち出した。
それがレガシィ「ランカスター」だ。
こうしたSUBARUの性癖をなぞると、
インプレッサXVの将来が見える。
このような状況の中で、
車種削減は非常に大きな意味を持つ。
TOYOTAも風向きが簡単に変わった。
いくら章男さんが将来を見越して、
全チャンネル統合を訴えても、
守旧派の怨念は相当なはずだ。
中には寝首を欠こうとする輩も、
絶対にいないとは言えない。
ところが米国の窮状を見て、
寝首を欠くような事は、
TOYOTAの絆からありえない。
彼等が全力でチャンネル統一すると、
その恐ろしさが、
「風雪をものともせぬ堅牢なモノ」だと解るだろう。
気付いてからでは、
時すでに遅しなのだ。
草でも食うつもりで、
この状況を乗り越える。
そのためには「中村丸」を全力で支える必要がある。
その覚悟はある。
元々SUBARUも、
そこの「絆」が違う。
全国のスバル特約店と、
スバルショップが一丸となり支える土壌がある。
中途半端な拡大路線と決別し、
思い切った集中が再び必要になった。
特効薬は前述のクルマだ。
SUBARUには、
符合で付けた車名が全く似合わない。
BRZしかり、
R1/R2しかり、
XVも同じ範疇に入る。
けれどもXVは、
今のインプレッサファミリーで、
最も魅力あるクルマだ。
そうなると、
いよいよ国内でも、
それにふさわしい名前が欲しい。
だからこそ、
大幅にブラッシュアップして、
今年の目玉にして欲しい。
遂に「クロストレック」と名乗る時が来た。
更に印象をラギットに変え、
強烈なSUVとして大改良し、
SUBARUクロストレックとして飛翔させる。
中村丸の放つ、
「翔んでSUBARU」を期待し、
クルマの世界をさらに盛り上げようじゃないか。
上を向いて行こう。