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BRZ「STIスポーツ」の良し悪し

読みにくい内容を見直した。
改めて楽しんで欲しい。
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彼の顔色は悪かった。

クールグレーカーキの100台限定BRZをキャンセルしたからだ。

杉山君には悪い事をしてしまったが、
何とかの下のドジョウに見えたので悪く思わないでほしい。

BRZにSTIスポーツが追加された。
その着火剤として特別仕様車が用意された。

そもそもGTをベースに、
大きなホイールを付けただけのことだ。

それにクールグレーカーキのボディカラーを、
限定100台だけ塗っただけのことだ。

同時にS208にもクールグレーカーキを塗り、
そのシナジー効果を期待したようだが、
日本のスバリストを少し舐めていた。

環境が大きく変わる。
SUBARUに激しい風が当たり始めた。
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この字を使った事が無いので、
辞書を引いても書けない。

文字が細かくて分かりにくいせいもあるが、
「自粛」は実に書き難い。

選挙も終わり不景気から抜け出せると思ったが、
これは厳しい事になった。
4日にかわら版を発行する予定だったが、
クルマの宣伝は5日迄自粛させていただく。

幸か不幸か、
中津スバルのCMでは、
クルマの宣伝を一切していない。
なのでCMは継続するつもりだ。

これまで年に一本、
中津スバルのフィールドをテーマに、
CMを作ってきた。

その主役は、
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コレクションだったり、
フィールドだったり、
フィロソフィだったりで、
その情景に応じて変わる。

朝礼で環境改善を続けたかったが、
あいにくの雨だった。

そこで屋内にあるギャラリーを整理整頓し、
フロア全体に掃除機を掛けた。
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その時に対照的な2台のMT車が目に留まった。
まるきり趣味で集めたクルマで、
インプレッサは、
レザーバージョンでベネチアンレッドの希少車だ。
これに乗ると、
ドレッシーな気持ちになる。

隣のサンバーは後輪駆動の極上車だ。

掃除機をかける前に、
エンジン掛けて動かした途端、
RRの素直さをはっきりと体感できた。
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折に触れて繰り返すが、
RRのサンバートラックは面白いと、
つくづくと感じた。
ところがそれを知る人は少ない。
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これも良いクルマだ。
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こんな良質なタマに出会って、
最初は目を疑った。
正真正銘の走行距離だ。
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走行テストで43.4km増えたが、
新車から2300km走行の極上車だった。

4WDのスーパーチャージャーよりも、
この後輪駆動車が好きだ。

R1のFFも軽くて良い味を出すが、
同様にサンバーもRRの軽トラが面白い。
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これは5MTだ。
何から何まで4WDという傾向が、
これまでスバルには強すぎた。

逆に考えると、
生き残るために、
そうせざるを得なかった。
これは本当のことだ。

さて、それではRRのサンバーが、
何故それほど面白いのか。

それは素直だからだ。
例えば、
ここを見ればすぐわかる。
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サンバーはキャブオーバーなので、
ステアリングラックが面白い場所に付いている。
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それをタイロッドで引っ張る訳だが、
4WDの場合だと前にも駆動軸が必要になり、
フロントデフもこのメンバーに取り付けられる。

それだけで、
かなり駆動抵抗が増す。

更に4WDに切り替えると、
アクセルオフで駆動軸に逆向きのトルクがかかり、
素直なステアリング特性にならない。

それがこのように2輪駆動だと、
そこにはタイロッドしかないので、
走行フィールはとても素直で感じが良い。

簡単に言ってしまうと、
BRZがものすごく素直なのも、
同じような理由からだ。

軽自動車の僅かな排気量で、
しかも4気筒のトルク特性だと、
プロペラシャフトの抵抗も大きなマイナス要素だ。
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RRのサンバーは、
FFを逆向きにした構造なので、
フレームの間もこんなにスッキリだ。

RRの構造は、
走行性能にプラスばかりと言っても、
実は過言ではない。

ところが「4輪駆動至上主義」という思い込みから、
なかなか簡単に抜け出せないのが実情だ。
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それにしても、
どこで眠っていたのだろうか。
まるで定かではないが、
極上車である事に何の疑いも無い。

荷台にさえ、
小さな傷があるだけで、
どこもかしこもピッカピカだ。
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エンジンも新車同様。
ウフフフフ、
思わず口元が緩む。

最近のスタッドレスは高性能だし、
荷重移動さえよく考えれば、
雪道でもそれほど困らない。

実際にSUBARUが作っていた頃、
他社の軽トラ4WDより、
RRのサンバーの方が一般的な走破性が高かった。

そんな事を考えながら、
掃除機を替え終えて、
次の仕事に移った。

スペースが必要になった。
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先日の感謝ディで、
コンチネンタルタイヤのご注文を、
多くのお得意様から頂戴した。

これらは海を渡ってくるので、
グズグズしていると品切れになる。

すぐに手配したので続々と入荷した。

「ああやっぱり」

国産タイヤとの違いを感じた。
コンチネンタルタイヤは、
独特のゴム臭がほとんど無い。

ところが、
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この辺りにはゴムに混じって化学臭も漂う。

これが粗悪な亜細亜ンタイヤだと、
もっと酷い臭いがするけどね。

だけど国産タイヤも、
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決して良い臭いではない。

感謝ディではダンロップやブリジストン製品も良く売れ、
人気のほどを物語った。
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ホイールも以外に場所をとるので、
スバル1000を出して置く場所を作った。

もう一つ感謝ディで売れた大物が届いた。
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レカロのシートも場所を取る。
最近はレカロも意欲的な値付けで、
高性能なシートをリリースし始めた。

吉村さんからご注文を戴いた、
凄くお買い得なシートだ。

WRXにぴったりだけど、
最近ではBRZに取り付けたいと考えている。

整理整頓清掃は効率アップへの近道だ。
毎朝続けると、
必ず良い結果に繋がり、
無理無駄ムラも改善できる。
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整理すると掃除も楽になる。
きれいに埃りを吸い取り、
常に清潔に維持すると幸運が訪れる。
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全員で力を合わせ、
タイヤをサイズと銘柄別に並べ綺麗に整えた。
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効率よく組み付けるために、
お客様の名前と製品を整合させる。

冬に備える大切な仕事だ。
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時間が迫ってきた。
残り10分で次の行動に移らねばならない。
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インプレッサを戻し、
サンバートラックを収納した。
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クルマとクルマの間を出来るだけ詰めて、
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たくさんのエアバッグモジュールを積み上げる。
今度のリコールは数が多く、
しかも一旦モジュールの機能を停止させてから、
新しいモジュールが届くのを待つ必要がある。

二度手間なのでお客様にご負担を掛ける。
ほとんどの方が、
その理由を理解され協力的なのだが、
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中には強引な理論を振りかざす人も居らっしゃる。

そこに完成検査リコールが生じた。

この問題の報道では、
少々疑問に感じる表現があった。

さも昔から、
スバルが不正だと知った上で続けてたと、
見る人に誤解させる表現だった。
あれでは、
他のリコールと混同してしまう人もいる。

特にエアバッグリコールは、
具合の悪い部品を付けたまま機能だけ停止させ、
もう一度持ち込んでもらう必要がある。

交換する部品も一度に入荷しない。
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個人名の書かれたモジュールが、
順番に少しづつ送られてくるので、
その都度連絡して交換作業を進める。

お客様の都合で入庫しないクルマもあれば、
盛んに「まだかまだか」と心配される人もいる。

そのような場合に、
一番困るのは周りの人が不安を煽る事だ。

新聞に「スバル」と文字が躍るたび、
アドバイスではなく単に不安をあおる。

それが如実にわかる、
エアバッグリコールに関する電話があった。

お客様ご本人に上記の理由を説明すると、
代わって受話器を取った男性が、
常識では考えられない事を言った。

しかも地元の名士とされる人物だ。

「エアバッグの装着が出来ないのなら、
もし事故が起きて怪我をしたら、
その責任をスバルが取ると一筆取って来い」

呆れたね。

「○○さん、あなたも製造業のトップじゃないですか。
そんな事が出来るはずが無いと、
一番知ってるはずでしょう」
更にはっきりと言った。
「こんな電話は時間の無駄です」

冷静に考えれば分かる事なのに、
それが出来ないオトナが増えた。

果たしてSUBARUの工場は、
ヒトに見せられる状態だったのか。

3Sだ5Sだと言うのは簡単だけど、
愛社精神が隅々まで行き渡る時代ではない。

今最も難しいのは、
「なぜ働くのか」というフィロソフィの伝承だ。
そして磨きぬく。
その対象が自社のコレクションだったり、
フィールドだったり、
フィロソフィだったりするわけだ。

社員自らがコレクションを磨き、
フィールドを磨けば、
フィロソフィーも磨かれる。

好調な時こそフィロソフィーが重要だが、
そこが弱い。
二年に一度のモーターショーが始まった。

感じたの事は、
国内マーケティングにおける軸足の狂いだった。
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先に飛ぶように売れたイエローエディションは、
BRZ専用色だから魅力的なのに、
手抜きの二番煎を強引に進める。
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限定商法は活性化の糸口かもしれないが、
これは少しも魅力的なクルマじゃ無い。

そんなところから、
モーターショーを振り返ろう。
こちらはスバルマガジン編集部の、
三澤副編集長だ。
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彼の陣頭指揮の下、
マリオなどのエディターが、
積極的な活動を繰り広げ、
スバルマガジンはジャンジャン読者を増やしている。
モーターショーの会場で、
彼のために一肌脱いだ。

こちらはBRZを育んだ、
SUBARUの佐藤公彦さんだ。
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開発当初からずっとBRZに寄り添い、
わが子のように育てた開発者だ。

BRZが素直なクルマになったのは、
佐藤さんの力によるところが大きい。
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今回は乾PGMと力を合わせ、
遂に動力性能を向上させ、
18インチホイール前提に、
車体骨格にもかなりの手を入れた。

STIのチューニングを活かすには、
ボディを鍛える必要があった。
SGP譲りの解析技術も用いられたのだろう。
今度の改良でスイートスポットを絶妙にチューニングした。
リヤのカウルパネルと、
フロントのバルクヘッドにも手を入れ、
クルマの剛性と重量のバランスを、
更に最適化した。

こちらはSUBARUマーケティングのボス、
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小笠原部長だ。
果敢に攻める姿勢でスバルブランドを際立たせる。

攻めのブランド戦略で、
SUBARUからSTIを切り離し、
更に存在感を高めて欲しいとお願いした。
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SUBARUから見ると、
STIとはどのような存在なのだろう。

そもそもSUBARUの中間管理職を務める人たちが、
STIとはどうあるべきかを、
キチンと掴んでいるのだろうか。

そこが曖昧じゃないのかな。

STIのブランドステータスを高めるには、
相当な拘りが必要だけれど、
それが理解できない理由は、
他のブランドも知らないからではなかろうか。

例えばコスワースチューンであっても、
TOYOTAブースにあるヤリスが400万円と聞くだけで、
「え~~~」と思うのではなかろうか。
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このチェリーレッドに、
やっぱり格下のボディカラーは似合わない。
塗るなら専用色だ。

ほんとうはSTIを、
こんな低レベルで使うべきじゃないんだ。
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BRZを既存の感覚で特装化しても、
魅力は乏しくつまらないクルマになるだけだ。
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86とは一線を画した、
このオーナメントだけは確かに素晴らしい。

でも何だか似合わないんだよな。
STIの限定車らしい色が必要だ。
マットブラックが欲しいね。

トヨタと共同で、
もっと面白いクルマを作ってほしい。
SUBARUのファクトリーで、
オープンカーが作れるとイイネ。
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やはりライン品質じゃないと、
ホンモノとは言えない。

それが次に欲しいクルマだ。

BRZのSTIスポーツは、
非常に良心的な値付けだが、
その反面で何も執念が感じられない。

だからホンモノに見えない。
スペックよりもスバルの企画力に問題がある。

STI Sportそのものが、
元々その様に考えられているのだが、
GTベースに車種記号を設定し、
パッケージ化されたSTI専用装備を付けただけ。

それじゃあ弱い。

グレードの刻み方を見ると、
おおよそ20万円刻みだ。
基本になるRが253万円で、
次のSは286万円だけど、
SとGTの差は21万円で、
STI Sportを更に20万出せば買える。
タイヤとホイールが18インチになり、
STIのサスチューンが施された。
インテリアもSTIのスポーツパッケージになり、
評判の良いボルドで統一された。

とてもお買い得に違いないけど、
それだけじゃ、
やっぱり弱いね。

モーターショーの会場を離れる時、
五代目インプレッサを開発した、
SUBARUの阿部さんと出会った。
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一緒にいたのは自動車評論家の川口さんと、
SUBARUマーケティングの小島さんだ。

感じたままを伝えたので、
更なる進歩を期待しよう。

BRZには更なる可能性が潜んでいる。

2017年10月29日の午後23時7分投稿記事の文章を最適化。

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by b-faction | 2020-04-06 18:00 | BRZ | Comments(0)

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