先日戴いた和歌山のじゃばら酒を、やっと呑む機会が訪れた。
昨夜、美味しいフォレスターに乗ったら、
この甘いお酒が飲みたくなった。
これ美味しい。
素朴な柑橘系で、
とても美味しいリキュールだ。
そのまま飲む方が良いと教わったが、
どうしても炭酸で割りたくなる。
今夜は食前酒に戴いてみるかな。
ありがとうございました。
濃厚接触を避けるために、
自動車ほど便利なものは無い。
BRZの受注可能期間は、
残すところあと3か月だ。
居ても立っても居られず、
水曜日に最終型のSTI SPORTを試す事にした。
ここで昨夜を振り返る。
仕事を終えてから、
息子を誘ってテストに出かけた。
FORESTERのXTが完成し、
走れる状態に仕上がった。

平成20年式のフォレスターだ。
スパークシルバーの2.0XTは、
プラチナレザーセレクションのインテリアを持つ。

車検は来年2月迄あるので、
すぐ乗れる綺麗なクルマだ。
純正ナビの付いた、
本革シートのサンルーフ付き。
かなり珍しい部類のグレードだ。

室内をバラバラに分解してから、

ミセス大鶴が匠の技で仕上げた。

外せるものは外し、

徹底的に掃除した。
社長!
準備できました。
とテストの依頼が入った。
西尾君が最終確認し、
燃料補給も終わった。

高速道路を走って、
まず物凄く良いクルマだと実感した。
とにかくしなやかに走る。
あっと言う間の80kmだった。
まず高速に乗り、
車線規制のある場所をインテリジェントモードで走り、
解放されてからS#にセットした。
4速ATのネガはほとんど感じられず、
逆に軽さの長所が際立つ良いクルマだ。

スポーツカー並みに走ったから、
この燃費でも不満は無い。
むしろ凄いと感じる。

12年前のクルマには思えない美しさで、
コンパクトSUVのスーパースポーツを好む人に最適だ。
今朝も天気が良くドライブ日和だ。
けれどもウイルス拡散を防ぐために、
自重して休日を過ごさねばならない。
とは言うものの、
良質な情報を発信し、
少しでもスバリストの役に立ちたい。
一つの方法が非接触のドライブだ。
かと言って腹は減るので、
馴染みの店に素朴な昼飯を頼んだ。
「用意しますよ」と言ってくれたので、
BRZに跨って高原を目指した。

中津スバル周辺にも、
まだ桜は残っている。
それが伊那谷に向かうと、
まるで時計が逆回りするかのように、
ドンドン桜が満開になっていく。
いつもの神社に寄り、

次の場所に向かった。
狙い通りだった。

素晴らしい桜並木が満開だった。
最終型のBRZは素敵だ。
このクルマの発表時に、
クールグレーカーキを塗った、
限定車が抽選で発売された。
初めは買うつもりだったが、
おためごかしの限定商法に嫌気がさし、
購入をいったん見合わせた。
それ以降、
全く興味が無くなり、
今日まで一度も乗った事がなかった。
ちょっともったいない。
STIと言うものの、
ほぼ「ブランド」だけだ。
但し、
足回りの開発はSTIが100%担当したので、
嘘偽りは一切無い。
けれどもデザインはSUBARUが担当した。
ラインアウトの後で、
STIが特別な架装したわけでもなく、
単にトップグレードの追加に他ならない。
とは言うものの、
やはりSTIの名が付くだけあり、
エクステリアは惚れ惚れするほど格好良い。
ひと目見て痺れてしまった。
チャールサイトイエローのGTに乗ってから、
他の色が霞んでしまっていたが、
これはとても良い仕上がりだ。
WRブルー・パールと艶のあるブラック、
それに赤いキャリパーがとても相性良く、
エクステリアは文句なしに素敵だ。
エンジンは特に変化はないはずだが、
これまでの扱いが悪いのか、
何となくラフな印象だ。
ブレーキは文句無し。
良いタッチで正確に止まる。
流石だな。
綺麗な路面だと抜群のコーナリング性能を発揮し、
おそらくサーキットを走らせたら、
このクルマのポテンシャルは恐ろしく高いはずだ。
でもね、
それって少し違うんだ。
これまでも色々なBRZに乗ったけど、
STI Sportに乗って、
一つだけはっきり分かった。
サーキットを走ったら凄く楽しい仕上がりだ。
初期のTOYOTA86の味に似てる。
そういえば、
あの100台限定で売り出されたGRMN86も、
このクルマと似た印象だった。
GRMNの意味は、
ニュルブルクリンクで開発された事を指すが、
その割にワインディングで車体の安定性を書くセッティングだった。
サーキットユースを意識し、
リアルワールドではBRZのGTが優るだろう。
GRMN86のベースボディは、
BRZ GTが誕生する前のボディだから、
致し方ない部分もあるけどね。
GTはザックスのダンパーを採用し、
とても良いクルマになったけど、
STIがチューニングいた途端、
タイヤのサイズアップも影響し、
ニュルブルクリンクで走るには、
ちょっと危ないクルマになってしまった。
動画を撮ってお腹が空いたので、
昨日お願いしておいた食堂に行った。
食堂と言っても、
親子二人だけの経営で、
家族的な料理を特別に出してもらう。
誰も来ないので、
貸し切り同様だ。
濃厚接触も無い。

こう言うものに飢えてた。
美味い。

ジャガイモの炒め具合が最高だ。
美味い。

これ食えば百人力だ。
今日も美味しい料理をありがとう。
もう一度、
違うシチュエーションで撮影し、
次回かわら版の記事を考えた。

桜が満開だ。
狙いどうりの写真が撮れた。
大満足だ。
運動不足で腹が出てきた。
本当に泳がないとテキメンに現れる。
桜の美しい場所を30分ほど歩いた。

そして高原を後にして、
もう一か所のテストコースに向かった。
昨夜フォレスターで走った道を辿るために。
道路はガラガラだった。
驚いた事が一つある。
この道路を改めて伊那谷の道と比べると、
サーフェイスが秀逸で、
とってもフラットなのだ。
大型車も余り多く走らないから、
アスファルトのうねりも無く道幅も充分ある。
最近も改良に改良を重ねたし、
そもそも道路自体が新しい。
そこでSTI Sportは、
まるで水を得た魚の様になり、
物凄く楽しく走ることが出来た。
本当に楽しかった。
DEのBプランで用いるコースだから、
経験した人には容易に解るだろう。
途中でBRZを停め、
祖父の生家に向かった。

愉しい走りが蘇り、
宿場町の情景から馬の姿を連想したくなったんだ。
コビッド19の影響で、
妻籠宿も閑散としていた。
5時過ぎたら人っ子一人居ない。

でも、
そのような状況下で、
グラビアの撮影が行われていた。
誰も居ない絶好のシチュエーションを、
やっぱりプロは狙うんだ。
このモデルさん、
何の紙面を飾るのかな。
楽しみだね。
こんな時だからこそ、
精一杯頑張って、
スバリストに情報を送りたい。
皆で力を合わせ、
この苦難を乗り切ろう。
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