6時からの予約に滑り込んだ。
計算通りに事が進んだけど、
普通なら無理だったかな。
友人と会食を約束してたので、
kisakuに行ってワインを飲んだ。
白の後は赤だね。
チリワインを頼んで、
デキャンタに注いだ。
石窯があるので、
肉料理も旨い。
遠赤外線に晒され肉汁がジワリと滲む。
右側はベイビーチョップかな。
美味しいね。
地中海料理を食べて、
あの美味さに驚かされた。
さすがkisaku!
良い食材を選ぶね。
スターターはブルスケッタ。
キハダマグロの味が良かった。
赤ワインに空気が染み込み、
そろそろ呑み頃だ。
ラムにしようか迷ったけど、
遠距離走行の後なので、
ガッチリと喰い応えのある肉料理を選んだ。
豚肉の厚切りが美味かった。
内田シェフの渾身作、
美味しくいただきました。
ありがとう。
話に夢中になり時間が過ぎて、
うっかりスイーツ食べ忘れた。
日曜迄は頑張って営業するので、
イタリアンを楽しみたい人にはお勧めだ。
ゴールデンウイークもテイクアウトにシフトして、
全力営業するそうなので、
是非ご活用を。
天気が良ければピクニック気分で、
自宅のお庭を生かそうじゃないか。
ピッツァはマルゲリータも良いけど、
やっぱり生ハムとルッコラだね。
昨日も美味しく〆ました。
RA-Rで元気良く出勤した。
結局730kmを一日で走った。
出勤して8時になると、
続々とみんなが集まった。
そして次の野望を目指す。
このクルマを引っ張り出した理由は、
ある目的を果たすためだ。
そのために、
長い間駐車場の片隅に温存した。
張り付いたまま死んだカタツムリが、
その長さを物語る。
農道で出合い頭に衝突したが、
運転していた老夫婦にけがは無かった。
その後DEXに乗り換えられ、
カーライフを楽しまれたが、
家族の進めもあり免許を返納された。
それが2年ほど前の事だ。
このインプレッサは珍しい個体で、
あのビームスエディションだ。
確かオレンジ色のシートが付いていたのを、
オレンジのボディのビームスとスワップし、
オレンジonオレンジの独自仕様を作ったんだ。
その方がカッコいいのに、
なぜかそこだけ腰が引けてた。
そのスワップしたシートも他のクルマに活かし、
あとはエンジンとトランスミッションを残すだけとなっていた。
その日がやっと来た。
朝礼が始まり、
全員に何故このクルマを今復活させるのか、
丁寧に丁寧に説明した。
元々インプレッサには、
グラベルEXに続き、
海外専用のミニアウトバックが存在した。
でも、
最初の失敗が尾を引いたのか、
国内に導入されることは無かった。
でも三代目の最後の大きな改良時に、
遂にラギッド感抜群の、
初代インプレッサXVが投入された。
これはグッと来たね。
なんちゃって調なのが、
チョとだけ気に入らなかったけど、
FWDを割り切って出したところに惹かれた。
社員に対して、
その点だけ以下のように説明した。
「最初のインプレッサXVを、
大した予算もつけられずに、
ここまで凄いクルマに仕立てたのは、
臺卓司の功績だ」
「だからこのクルマを復活させる。協力して欲しい」
何が凄いのか。
まず日本にも展開しながら、
中国、
オセアニア、
米国、
ヨーロッパと、
それぞれの仕向け地を分析し精度を高めた。
日本では価格が重要なので、
車高揚げたりして新たな認証を取らず、
派生車として売り出した。
だからコスト掛けずに、
安くて良いクルマを出した。
なかなかの凄腕だから、
次にPGMとして開発した、
四代目フォレスターを大成功に導いた。
その後彼は技術本部長を経て、
現在は常務執行役員として、
IT戦略と経営企画を司る要職にある。
せっかくSGPを採用したにもかかわらず、
五代目が四代目の壁を破れない。
これは五代目のPGMが悪いのではない。
彼の責任では無く、
時代のせいだろう。
何が何でも電動化しないと、
次の世代まで生き残れない。
「軽くて高性能」から、
「重くて高効率」にパラダイムシフトした。
残念だが、
これが時代の流れなのだ。
さてFWDのインプレッサXVに戻る。
見た目と割り切りに惚れ、
ブラックボディを選んだ。
走らせて出来の良さに驚かされた。
いうなれば伝統なのだ。
ビッグマイナーチェンジで、
驚くほどクルマが変わる。
この場合もリヤのシャシーに秘密があった。
ジオメトリーや剛性を見直したので、
クルマの操縦性がガラリと変わった。
ブッシュなども、
間違いなく最適化されている。
その手法が四代目にも続いたので、
今振り返るとレシピなんだと良く解る。
この前磨いていたハイパーブルーのXVも、
正に同じ激変を繰り返した。
恐らく現行モデルも、
次は同じ道を辿るだろう。
その黒いXVをお得意様にお譲りした。
ルーフレールの収まりも良く、
ホイールアーチのデザインも良い。
ここで嵩上げが出来てれば、
もっと面白いと思うが、
ある意味で上げなかったことが良かった。
今ほど洗練されていないので、
隙間が無い方がモッサリしていて面白かった。
走りは良かった。
1.5リットルで十分だった。
そのインテリアにも惚れた。
エクシーガのクロスオーバーセブンで、
再び復活したほど良い色調だった。
今でも十分通じるセンスの良さだ。
結局、
黒い2WDのXVは、
19万キロ走ったところで、
トランスミッションだったのか、
それともエンジンだったのか、
もう忘れてしまったけれど、
そのどちらかが壊れた状態で下取りになった。
温存していたのは、
初めて乗た時の鮮烈な印象が、
忘れられなかったからだろう。
復活させる。
こんな時だからこそ、
今までやれなかった事を実現させる。
中津スバル山菜園も、
今日で閉園だ。
今年も美味しいタラの芽をありがとう。