令和2年5月18日、
朝七時半から掃除の日パートⅡが始まった。
備品の担当者はいち早く集まり、
抜かりなく準備を終えていた。
一輪車 レイキ フォーク 睦美
草刈り機 混合燃料 北原
ペンキ 刷毛 吉村
ねじりがま 山本
ブルーシート エンジンブロワ
除草剤(透水舗装貫入除去用) 大宮
じゅうのう ミニスコップ
ブースターケーブル 杉本
不燃物を入れる缶バケツ
レイキ 竹ぼうき 一輪車 代田
さあ、
今日も元気よく行こう。
まず工場入口の芝生から雑草を除去した。
担当は山本、大宮、杉本、代田淳だ。
並行して川べり斜面の草刈りと雑草の堆肥化を、
北原と睦美のコンビで進めた。
やりかけだった階段のペンキ塗りも終えた。
担当は吉村だ。
その後ブルーベリー畑の雑草を全員で除去。

クローバーに手を焼いた。

花も終わり実がなるのを待つばかりだ。
今年は防鳥ネットを張ることにしたので、
全員でイメージを共有した。

昨日までに望桜荘の庭から、
ほぼ雑草を取り終えた。
元気が無いと心配した白梅が、
樹勢を取り戻したので安心した。

となりにあったシュロを切除して、
もう半年過ぎたけど、
結果的に取除いて良かったようだ。

ちょっと危なかった紅梅だが、
根本から別の幹が伸び始めている。
これまで元気だった部分に葉が無いので、
枯れるかと心配したが、
梅の生命力は強靭だ。

若葉が出始めた。
この庭に沿った部分を、
スロープ化する事で、
大展示場として活かしている。
以前からのり面の養生を丁寧に続け、登らないようにお願いの立て札も付けた。
その結果、

とてもきれいに整った。
この場所を草刈り機で整えるのには、
やはりセンスと腕の差が必要だ。
社員駐車場の草刈りを北原が担当し、
草を集め堆肥を積み直す作業を、
睦美、代田淳、西尾、大鶴が請け負った。
そし大展示場の
上段から車両を全員で移動した。
ブルーシートを敷き斜面に生えた雑草を除去した。

右奥の第二駐車場も並べ替え、
落ちている不純物を全員で拾った。
どうしても劣化したパーツや、
事故を起こしたクルマの破片はつきものだ。
そこの境目が山菜園になっている。
タラの芽を収穫した後、
恐ろしい勢いで葉が繁った。

この根本から雑草を取る時に、
食用可能らしき植物が束になって見つかった。

取って気が付いたようで、
全部取り切らず残してある。
この場所で獲れたのなら安心だ。

見るからに美味しそうな茎じゃないか。

株になっていたのを分けて、
水洗いして選別した。
どう見てもラッキョウじゃないか。

ここには食べられるものが自然に生える。
それを知り、
生き物を肌で感じる事が豊かな仕事に繋がる。
たかが斜面の草取りだけど、
知らず知らずのうちに身に着く知識が重要だ。
それを全員で続ける事に価値があると信じているので、
これまで絶えることなく続けることが出来た。
もうすぐパート2だけで300回目を迎える。
終わり方も大切だ。
だから工程表に必ず下記の言葉を添える。
※道具を出した時より綺麗に点検清掃し片付ける
※不良品を見つけたらすぐ交換補充する事
※自分はどう動くべきか常に先を予測して行動
※問題やリクエストを書き込み必ず返却をお願いします
クルマの整備も同じだけど、
どうしても切り離してしまう。
だから継続が重要だ。

掃除でほぼ半日を使い、
午後から西尾君がB4の仕上げを始めた。
陽がくれた頃、
仕上がったクルマのテストを頼まれた。
このクルマの概略は以下の通りだ。
平成25年のレガシィB4で、
ボディカラーは青。
写真ではラピスブルーの様に見えるが、
ブルーを強調した画像処理なので、
実際には黒っぽく見える。
そこがディープシーブルー・パールの魅力だ。
グレードは2.0GTのDIT EyeSightだ。
このクルマのエンジンは、
今S4やレヴォーグに搭載されている、
300馬力を発揮する直噴ターボの、
水平対向4気筒4カム16バルブ高性能エンジンだ。
その中で詳しく解説している、
8速パドルシフト付スポーツリニアトロニックを持ち、
足回りはビルシュタインダンパー付4輪独立サスペンションだ。
あとはプッシュスタートシステムや前席8Wayパワーシートなど、
快適装備は当たり前で、
アイサイトももちろんついている。
STIリップスポイラーが付くだけで、
随分ドッシリとした風格を持つね。
シャシーはクレードル構造を持つので、
室内の環境が物凄く静かだ。
良いクルマだと思わないか。

自然環境との融和性は、
オトナにならないとなかなかスッと腑に落ちない。
でも中津スバルに来訪されるスバリストは、
若者でもそこが理解できるヒトが非常に多い。
これが嬉しい。
だから毎日の仕事に意欲を持って取り組める。
さあ、
同志たちよ、
明日も全力で前に進もう。