
息子が6年間もお世話になり、
立派なスバルチームの一員として育て上げて戴いた。
改めて名古屋スバルの皆様に、
心より感謝申し上げます。
本日から守秘義務のあった、

S4の特別仕様車も情報公開を解禁された。
一週間前にテストした、
このクルマと何が違うのか。

コンプリートカーには、
セラミックホワイトが用意された。
国内営業本部は卵色にご執心で、
なかなか純白を採用しない。
ならばいっそのこと、
これまでの格下のクルマの色を流用するのではなく、
スポーツカラーとして大事に使えという望みを持っていた。
念願かなって、
STI Sport#に、
米国用に導入されたセラミックホワイトを塗る事が可能になった。
正直に言うが、
Sport#を買うなら、
この色にしないと意味が無い。

エンジンは閾値を大幅に引き下げたので、
これまでのS4の動力性能とかなりの開きがある。
以前のtSもフィーリングは異なったらしいが、
今度のクルマは違う。
何故ならこのsport#は、
FA20ファイナルバージョンの位置づけにある。
EJ20ファイナルバージョンは、
残念ながらコンプリートカーでは無かったが、
今回のSTI Sport#は完全なコンプリートカーだ。
だからメーカーラインを出た後に、
STI専用工場に移動され、
Sシリーズ同様の後架装を施される。

レカロシートの形状は同じだが、
シックなブラックに統一され、
アルカンターラのステアリングを持つ。

リヤバンパーはSシリーズを彷彿とさせる。
内部のエアを引き出し、
整流効果を持つバンパーに交換される。

標準装備のトランクリップスポイラーはそのままに、
フロントアンダースポイラーは非売品の大型タイプになる

一見
STIエアクリーナーと、
パフォーマンスマフラー、
それにCVTFクーラーを装着しただけだが、
STIの匠の技で制御が全て見直され、
スバルのメーカー品質を維持したまま、
高性能化が実現された。
フレキシブルパーツが凄い。

まずトランクにフレキシブルドロースティフナーリヤが装着され、
全く違う走行感覚を得るに至った。
再三指摘した問題が、
この夢のパーツで一気に霧散したほどの、
凄い仕上がりになっている。
何故なら、
S209の開発で得た知見が、
ナローボディに合わせて煮詰められ、
辰己の英知と共に思う存分注ぎ込まれたからだ。
フレキシブルタワーバーは、
見た目が同じなだけで、
その中身はSport#専用品となっている。
最近は組織編成が頻繁なので、
名古屋スバルに挨拶が遅れそうになり、
今日慌ててはせ参じた訳だ。

恵比寿から狼さんがやって来た。
式典でしかお目に掛かれなかったが、
先月の一日から、
名古屋スバルの常務取り締まりに就任された。
前任の部長代理は、
現社長の中村知美さんも務められた、
正に栄光のポジションだ。
やっとご挨拶する事が出来た。
このヒトに脚を向けて寝たら、
かみ殺されてしまうかもしれない。
狼雄一郎さん。
なかなかのナイスガイだ。
名古屋から戻ると、
長久手の佐藤さんが車検のクルマを受け取りに来られ、
ステキなお土産を戴いたと報告があった。
佐藤さん、
ありがとうございました。

皆で頂きます。
忙しく一日が過ぎ、
テスト走行が大幅に遅れた。

この時代のスバルも良い。
買い換えたカメラで動画を一つ撮った。

平成18年のフォレスター
オブシディアンブラックパールの2.0XSだ。
ステアリングの左右に変速スイッチを配置した、
スポーツシフト付のダイナミックE-4ATが魅力。
2Lの水平対向4気筒SOHC16バルブエンジンと、
電子制御ACT-4式AWDシステムで卓越した性能を発揮する。
4輪ストラットの独立サスは、
ラリーに強かった時代のレガシーだ。
運転席にパワーシートを持ち、
純正ビルトインナビも付く。
アルミホイールとHIDヘッドライト装備している。
ああ、
気持が良い。
明日はWRXを更に極める。
お楽しみに。