
すっかり雪が消えた御嶽山から、
激しく水蒸気が噴き出していた。
焼岳周辺の地震や、
最近の様々な災いを鑑みて、
備えあれば憂いなしだと自覚した。
久しぶりに訪れた高原は、
エネルギーに満ち溢れていた。

中でもこの山菜の王様と言われる、
アスパラガスの原種と言われる若芽が美味い。
北海道産の抜群に美味しいアスパラガスを食べ、
その味で舌が肥えたはずだが、
この野生種の味には、
いつも感心させられる。
夏は短かく、
冬が厳しい、
山に住む者だけの特権だ。

此処では「しゅうで」と呼ばれているが、
いくつかの呼び名が存在する。
その理由は、
ほんのりと塩味を持つからだ。
それで「しおで」が語源となり、
ほかにも「しょうで」など、
いくつかの名前が出来たらしい。

やまゆり荘も営業を再開し、
力強いあの湯が戻った。
炭酸や酸化鉄をふんだんに含む。
とにかく体内エネルギー活性化因子を、
とても数多く含んた最高の温泉だ。
溢れ出る源泉を一気に詰め込み、
軽く押さえキャップを閉めると負圧が掛かり、
比較的に変色させずに持ち帰る事が出来る。
ご飯炊いたり、
湯豆腐したり、
独自の楽しみ方で味わう。
それにしても、
同じ海無し県だが、
お隣の海産物調達環境は、
中津川よりすこぶる良い。
飲食店の経営は大変だと聞いているが、
それ故なのか、
スーパーマーケットの食材が、
とびぬけてよくなった。

この天然ブリのでかい切り身が、
ひとパック280円だ。
すぐさま購入し、
醤油に漬けた。
刺身も美味しそうだ。

それほど遅い時間では無かったが、
既に売り切りが始まっていた。
カツオはタタキが定番だが、
たっぷり擦った大根おろしに、
ポン酢をジャブジャブ注ぎ込み、
それに絡めて食べると美味いんだ。
見た途端に、
このまま食べたくなった。
という訳で、
今日はこのまま会社に戻らず、
家飲みする事にした。
ステキな動画は明日出勤してから、
さっとアップするので、
楽しみにして欲しい。

今日の相棒はこのクルマだった。
こんな美味しいクルマに乗って、
脂の載ったカツオを見たら、
もう今日の仕事は此処でおしまい。

最高の1日だった。
明日も良い日に「しょうで」

それでは、
いただきます。

全く狙い通りだ。

ブリも焼けたのう。

くーっ!
美味い。

痛風に気を付けよっと!