レガシィB4の6速手動変速と「ヒール&トゥ」
2020年 06月 18日

中津川をスタートすると、

五代目フォレスターのジャスミングリーンだ。
新緑の季節にふさわしい、
本当に素敵な色だな。
本道から脇道にそれた。
道路前方に大きな鳥が数羽見えた。
ブレーキをかけながら近づくと、
パーッと飛び去った。

うねるように動いた。
大きな蛇だ。
鳥に襲われたというより、
道路上で弱って動けなかったのかもしれない。
近づくと気丈に鎌首を持ち上げ、

なんとなく痩せてるな。
少しジャスミングリーンの衣を着ている。
これは久しぶりに見る青大将かな。
蛇は好きだが、
流石に敵意を見せる相手を掴めない。

ずっしりと良い感じだ。

溝に逃がした。

汚れはしなかったが、
とても手が気持ち悪い。
ちょっと先に水場があるのを思い出した。

道の真ん中に猿が何匹も座ってる。
クルマを見ても、
こちらが反対車線だから逃げもしない。
図太い奴らだ。
水場の近くなので、
クルマを止めて外に出たら、
けたたましいサルの鳴き声が頭の上から響いた。

見えないところにいたサルが、
ノソノソと退散し始めた。
どこにいたのか、
茂みから急に出てきた。

激しく鳴き声を上げている。
なんだろう。
何か警戒信号を発してる。
と思ったら、

なるほど、
実習中だったのだ。
綺麗な清水がステンレス流し台に注がれる、
道端の水場を離れ先に進むと、
水蒸気を吐く御嶽が現れた。

クルマを出たらスッと消えた。

活火山の勢いが萎えてしまったようだ。
と思ったら、
また噴出した。
地獄谷から激しく出ていたようだ。

御嶽山は大きな複合山体なので、
見る場所に応じて様々な変化が楽しめる。
さあ、 もっと近くに行こう。
キーを捻る。
BOXER6は、 すぐに快音を奏で「速く走らせろ」とせがんだ。
「塊り感」の高いクルマで、 思い通りのラインとレースが楽しめる。
そしてシフトチェンジが楽しい。
ダブルクラッチを踏んでシフトダウンすると、 クルマがきびきび動き出す。
急なコーナーが近づいたら、 ヒール&トゥで減速すると、 次の立ち上がりが強烈に気持ち良い。
動画
動画を見れば、 このクルマに素晴らしさが一目瞭然だ。
同じ高出力対応のTY85型ギヤボックスだが、 WRX STIとは味付けが違う。
レバー比が違うので、 動画のようにスルスル入る。
ボディもスッキリとコンパクトだけど、 それに対して中身は相当強靭で芳醇なんだ。
車体剛性について言えば、 旧型に比べターボだと100kgも軽量化を徹底した。 それににも関わらず、 高い次元の強靭性を持つので、 高トルクな6気筒を易々と飲み込む。
最高に贅沢なクルマだ。 
ブルーベリーも元気だった。

久しぶりに放牧された木曽馬にも合えた。

ぜひ乗馬を楽しんで欲しい。
木曽馬に触れると、
クルマが家畜だと実感できる。

絶滅しかけた木曽馬は、
順調に繁殖を続けている。
人が人のために改良し、
自らの力だけでは生きることができない。

だから、
可愛くてたまらない。
ブルーベリー畑の環境も、

今年は当たり年だ。

甘くてたまらないブルーベリーが、
ワサワサ実る様子を想像してほしい。

一台欲しいな。
更にパワーをもらおう。

体が自然に滝つぼへと向いた。


さあ、
止まない雨はない。
明日も元気に行こうじゃないか。
これから泳ぐ!
みんな張り切っていこうぜ!!

毎日楽しみに拝見しています。動画中のH6エンジン,6MTレガシィ、良い音色を奏でているのがよく録れてますね。唯一無二であるこの組み合わせ、普通の量産車で普通に販売されていたことは、大変驚くべきことです。やはりスバルは普通のメーカーではないですね。社長のMT講義もツボが解り易く、興味を持ち始めている若い人たちへの刺激になると思います。(景色の良いワインディングも誘いますね)
”滝”も画面から風(マイナスイオン?)を感じるようでした。 楽しい動画ありがとうございました。
”滝”も画面から風(マイナスイオン?)を感じるようでした。 楽しい動画ありがとうございました。
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Google chromeのおすすめ欄に出てきたので拝見させて戴きました。文章が独特のリズムを持っており、とても楽しく臨場感を感じながら読めました。ありがとうございました。

その蛇 青大将じゃなく マムシですよ 青大将はそんな顎でかくないし
菊池さん、こんにちは。マムシほどおどろおどろしく無かったですよ。マムシは「ねしょんべん模様」(笑)
by b-faction
| 2020-06-18 21:37
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Comments(4)