「Sシリーズ」の思い出
2020年 06月 22日
気軽に洗えるクルマを、
傷つけないよう外に出した。
隅々まで綺麗にできるので、
この機会に丸洗いする。
他のスバルたちと、
少し違う。
いわゆる現役なのだ。
Sシリーズとは、
STIからリリースされるクルマの中で、
最も上位に君臨する至高の存在だ。
過去に12回企画生産されている。
インプレッサベースで10回、
レガシィベースで2回だ。
最も最初のクルマだけ、
頭文字にSを与えず、
数字2つの次に、
BOXERの頭文字がおかれた。
いわゆる別格だね。
これだけは、
時代背景が異なるから、
もう二度と作る事は出来ないだろう。
S209に期待したが、
完全に肩透かしを食った。
つまり、
最大需要地のアメリカに対してでも、
あの程度までしか作れなかったということは、
今後逆立ちしても、
あのようなコンプリートカーは作れないのだ。
さて、
次のWRXの計画も進行しているが、
あのエンジンの代わりは簡単には生まれない。
苦労の結晶だから、
今の苦労しない環境下で、
容易く生まれはしないのだ。
世界トップレベルの、
戦いをすてたからね
まあ、
気長に待とう。
苦労人たちが、
STIに集結し、
また苦労を重ねている。
それに新車もまだ、
全国レベルで沢山ある。
マグネタイトグレーと、
クリスタルパールホワイトの、
羽無しベースグレードだ。
外に出したのは久しぶりだ。
この頃になると、
床に残る水の吸い取りも終わり、
ケルヒャーの掃除機清掃が始まった。
道具は心を込めて手入れされる事で、
完璧に機能を発揮する。
次々に洗ったクルマが工房内に入ってくる。
丁寧に拭いてあげると、
クルマの鼓動が掌に伝わる。
クルマ好きなら、
この瞬間を「至福」だと感じるはずだ。
白い方のカラダも綺麗に整え、
ギャラリーに戻す。
そしてメンバーチェンジだ。
Sシリーズの中で、
恐らく辰己さんが最も心血を注いだだろう。
リヤサスは、
ストラットではない。
暴れ馬にしないためには、
彼のノウハウが不可欠だったはずだ。
しかも、
もう一人のキーパーソンが、
STIを去った事により、
長いダッチロールを繰り返した頃だった。
奇しくも、
その前の作品と揃い踏みする事になった。
こちらも、
バリバリの辰己テイストだ。
ニュルブルクリンクで鍛え上げ、
BWMのM3に、
引けを取らない能力を持った。
この頃のSTIの姿を、
平川前社長と、
平岡現社長の力で、
再び蘇らせる努力が続く。
難しい事を書くより、
動画に思いを全て注ぎ込んだ。
スバルには耳の痛い所もあるだろう。
スバルよりSTIを格上に捉えず、
都合よくブランドを弄ぶ、
その姿勢を改めようじゃないか。
この動画を見れば、
二つの共通性やSの神髄が解るはずだ。
さあ。
一緒に走ろう。
毎日の活動やスバルについてご紹介します
by b-faction
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