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新天地

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今年も梅が不作で、
一本の白梅から収穫できたのは、
たった三つだけだった。

一時は取り切れないほど実らせた。

植物の隆盛は興味深い。

今週二度目の出張に出かけた。

30年以上に渡り続けた仕入れだが、
提携先の都合で大きな資本に呑み込まれた。

その大きな資本は、
決して組みたくない相手だった。

パワーバランスに翻弄されると、
スパイラルの変化が始まる。

強引な手法で相手をねじ伏せる代わりに、
一旦従えば大きなパワーを与える。

「理不尽なことに尻尾を振る」
それはどんなに良い見返りがあろうとも出来ない。

なので暫くの間、
じっと我慢を続けた。

そのような訳で、
一昨年の12月を最後に、
40年近く続けた仕事を凍結した。

かなりの勇気が必要だったが、
予想した通り世界を変える「大きな波」が訪れた。

振り返れば「あっ」という間だった。

旧態依然とした場に見切りを付け、
新たな場所を開拓した。
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17か月ぶりとなる仕事は、
意外な機会に向こうからやってきた。

組む相手として申し分ない。
そこで、
さっそく新天地を目指した。

そこには昼食が用意されていた。
何種類かのメニューから魚の弁当を選んだ。

聞いたことのない名前の魚だ。

チーズをのせて焼いてあり、
そこにイタリアン風のソースがかかっている。

普段なら上質な弁当の器を使うのだろうが、
コヴィッド19のせいだろう、
使い捨ての容器に入れられていた。

不思議なほど骨が無い魚だった。
素朴な味のおかずが盛り合されて、
栄養のバランスが取れていた。

この仕事場は雰囲気が良い。
かつてのころを思い出す場所だ。

最初のうちは、
明らかに勘が鈍っていた。

だが、
後半になると勘を取り戻し、
気合を入れて挽回した。

しっかり効果を上げて会社に戻った。
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今日の仕事にはプレゼントがついていた。
事務局のセンスがニクイね。

トミカのミニカーなら、
何個もらっても嬉しいね。
辰井さん、
ありがとうございました。

出張先の仕事を終え、
大事な社有車の高速テストを兼ねて、
大至急会社に戻った。

そして東京から三島さんが来訪されるのを待った。
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新たな主のために、
飛びっきりの愛機を三島さんに託した。

クルマの説明が終わると、
風のように去って行かれた。

Fー1の試乗も許されたほどの腕前なので、
このじゃじゃ馬を手なずけるのに、
最もふさわしい相手だ。

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初めて見るパンの名だ。

これは楽しみだ。

三島さん、
ありがとうございました。

先日、
京都の近藤さんに頂いた、
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ワッフルクッキーを封切った。

これはカリッとして美味しい。
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初めての味覚だ。

近藤さん、
美味しくいただきました。
ありがとうございました。

出張先で3台ほどBRZに出会ったが、
高年式の出物が結構増えている。

値段は少し高騰気味だ。

程度が良いスポーツカーには、
やはり嗜好が向く。

明日はこのクルマをテストする。
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新天地では様々な発見があった。

これから良いパートナーシップが築けるだろう。
さて、
新天地と言えば、
開田高原から連れ帰った、
野生のクレソンを覚えているだろうか。

彼らの新天地は、
蛍が飛ぶほど綺麗な水が流れる湿地だ。
だが、
増えると思った開田のクレソンは、
そっと小さなまま、
日陰で身を守っている。

うーん。
ガツガツ食べようと思ったが、
簡単にはいかないらしい。

こんな姿を想像したが、
それは無理だと思い正した。
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最初から一気に繁殖したら、
一気に衰退するな。
何事も同じだ。

彼らはまだ、
新天地だと認識していないようだ

暫くほかの元気な草と一緒に暮らし、
息長く暮らしてほしい。

ゆっくり味わわせていただこう。

それと、
忘れてはいけない事なので、
ここでしっかりと伝えたい。

野生のクレソンにはリスクがある。

人工栽培されたクレソンは生食できるが、
野生のクレソンはダメだ。

どんな綺麗な場所に生えていても、
絶対にクレソンを生で食べてはいけない。


だから開田高原では、
天ぷらにして食す。

絶対に食べていけない理由は、
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この寄生虫を持つからだ。

怖いぞお。
これは肝蛭(かんてつ)という字のごとく、
肝臓に寄生する蛭の様な奴だ。

人間にも寄生する厄介な奴で、
肝臓に入り込むと駆除が困難だ。

くれぐれも、
野生のクレソンを生で食べないように。

奴らがヒトの体を、
新天地だと認識する。

こんな奴らの、
新天地にされるのだけは、
絶対に勘弁してほしいね。

さあ、
久しぶりに泳ぐぞ。

行ってきます。

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by b-faction | 2020-06-25 21:55 | Comments(0)

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