肉はそれほど食べなくても気にならないが、

野菜が足りないと不機嫌になる。
特に生ではなく熱を掛けた野菜が食べたい。
チーズフォンデュが最高に好きだ。
それを食べながら白ワインが良いね。
昨日は驚いたね。
ラムネをビールのようにゴクゴク飲み干したら、
黙りこくっていた葵衣ちゃんが、
昨日初めて口を開いた。

「シャッチョー、速い!!」
びっくりしたね。
もう三歳か。
一年半前に蕎麦食いに行ったとき、
まだ満足にしゃべれないし、
オムツつけてたじゃない。
それが「シャッチョー」と来たよ。
一年半なんてあっという間だ。
丁度その頃作ったのが、
望桜荘の裏にある石畳だ。

力を合わせて大谷石を敷き詰めた。
長雨に打たれ、少し苔むしてしまったけど、

随分味のある空間になった。
自宅の塀だった大谷石だけど、
地震が来たら人命にかかわる位置に積まれていた。
父が心配し続けて、
10年ほど前に解体した。
捨てるのが惜しくてとっておいたが、
良い場所に再利用できたので、
本当に嬉しくてたまらない。

インプレッサクーペも丁寧にエンジンを再生し、
スクラップにせず大事にしていたおかげで、

今では立派なプレミアムクーペだ。
更に4台作る野望を持つ。
これからも22Bのオーナーズミーティングを、
沢山の仲間と続けたい。
絶対にこの味を守り続けるぞ。

雨模様ではあったが、
たまには本気で走らせないと、
クルマのためには良くない。

このクルマはオリジナルのEJ20を搭載するので、
22Bのオリジナルに比べトルク感は足りないが、
レーシーな印象は遥かに上だ。
これはピストンの質量が軽いので、
やむを得ない性能差だ。
また、
EJ22改のように、
ブロック強度の限界近くまで、
必要以上に出力を絞り出していないので、
耐久性に秀でている。

何よりもスタイルが素晴らしい。
緻密に計算されたデザインは、

当時ヨーロッパを転戦していた、
WRXベースのWRカーより美しい。

このクルマはスバルのプライドだ。

プライドにふさわしいタイヤを履かせた。

コンチネンタルのプレミアムコンタクト6は、
このような高性能でプレミアムなクルマに最もふさわしい。
軽やかにライントレースし、
乗り味もしなやかで角がない。
それでいてグリップは気持ちよく、
ウエット性能がものすごく高い。
このタイヤはBRZにもバッチリだ。
嵐の高速道路をここに書けない速度で走り、
体を張って実証済みだ。
特にニュルを走るイメージで仕上げた、
中津スバルオリジナルのB&Bサスと相性が良く、
しなるように走るボディの特徴を良く引き出すコンパウンドだ。
その走りのイメージを、
上手に説明できるプレゼントをもらった。

息子が誕生日のプレゼントに、
加圧下着を取り寄せてくれた。

こんなに体がピリッと締まるとは、
思いもよらない効果だった。

100%合成繊維なので、
一日着ていると背中が痒くなる難点はあるが、
思のほか気に入っている。
これを着て仕事してると、
気分が良いね。
GC8のプレミアムクーぺと、
普通のGC8の印象差は、
加圧下着を着るか着ないかの差に相当する。
それで気が付いたのだが、
初代のWRXはやっぱり秘かに息づいてる。
現行のWRXはもちろん、
この先誕生するWRXも、
GC8の延長線上ではなく、
全く違う道を歩んでいる。
まあ、
作り手側は同じ道を歩んでいるつもりだろうが、
もはやそのような開発をすることは不可能になった。
その代わり、
WRXではなく、
BRZという落とし子が生まれた。

振り返れば、
名前からして確信犯だったね。
こいつが滅法素晴らしく、
完全にWRXらしさを具現化した。
更に落とし子らしいのが、

トヨタの力でプレミアムクーペにされたことだ。
二座席と割り切ると面白くなる。

この仕上がりこそ、
本来ならSTIに求めたい所だが、
何度も言うように彼らにとってNAは鬼門だ。
だから、
逆にRA Racingが面白い。
あれを最初から二座席にして、
バケットシートを組み込むと、
面白そうなプレミアムクーペが作れる。
ロールケージが車体に与える剛性効果も楽しみだ。
そんな秘かな野望も持って、
毎日届くのを待っている。
今日で本当に最後になったね。
岐阜県でも2人が滑り込んだようで、
本当におめでとう。
一人は岐阜スバルの社員だと、
沼社長から今日聞かされた。
良かったね。
GC8みたいなクルマは、
本当にこれで最後になる。
心からもう一度言おう。
購入おめでとう。