
このダイヤペットとトミカは、
それぞれ良い味に仕上がっている。
ただし日本のミニカーは、
キャタピラーがショボい。
加水分解するのか、
突然脆くなり切れそうになったんだけど、
中原さんのアドバイスで、
何とか難を逃れた。
瞬間接着剤が一番だと聞き、
早速試したが、
やっぱり不器用だと自覚した。
ナノレベルの樹脂を、
器用に扱う人には勝てない。
商品化したEyeマニキュアも、
器用じゃないとサマにならない。
今回の仕上がりは特に良かった。
以前の曇った瞳が、
バッチリ整った。
spec.Bらしくブルーのアイデンティティも強調して、
ダイヤモンドグレーのボディを際立てた。
これもナノレベルの、
樹脂の面白さを感じるね。
中津スバルのノウハウを、
たくさん詰め込んだ。
掃除の終わった工房で、
次の課題がリフトアップされている。
杉本君が取り組んだ、
新たな整備探究だ。
テーマは、
オイル管理の最適化。
題材は、
四代目レガシィから採用が始まり、
ハッチバックのスタイリッシュな、
三代目WRXで完成形となった、
パドルシフト付5速オートマチックミッションだ。
重力の法則で、
廃油トレイに滴り落ちる、
オイルを見ただけで汚れが分かる。
まだ70,000キロ台なので、
劣悪なオイルではない。
このミッションはとても強靭で、
あまり壊れたと聞いた事がない。
流石にスバルが磨き込んだだけのことはある。
この頃はツインクラッチの、
ツーペタルが国際的な主流の様に言われた。
ところが、
今では立場が逆転し、
トルコンを用いた多段式が見直された。
良く良く見ると、
このミッションの内部は凄く美しく、
まるで内臓をデフォルメした様な芸術性を感じる。
レガシィ用をWRXのSTIに搭載するため、
変速感覚は勿論の事、
高出力高トルクエンジンに耐えうる様、
中身が大幅に見直されている。
外したオイルパンは、
予想どおり汚れていた。
このストレーナーを見て感心した。
オスメスが分かるはずだ。
うまい具合に取り付けられている。
オイルを短期間で汚さない、
1つの自信の表れだろう。
綺麗に清掃して組み付けた。
出来ることなら、
このパーツも新品に交換したいが、
単品では設定されない。
コントロールバルブとセットなんだ。
うーん。
こう言うところが、
クルマって本当に面白い。
どんなに強靭でも、
疲れはするからね〜。
その疲れを取り、
まと元の素晴らしくスピーディーな、
5速オートマに蘇らせること。
これも大事なことで、
既に幾つかのエビデンスを持つ。
引き続きお楽しみに。
今日はインプレッサSPORTのテンロクで、
野山を駆け巡って、
来月のかわら版に載せる動画も撮れた。
こちらも合わせて、
お楽しみに。
それではまた明日。