
この優しい蕎麦を体が欲した。
まさに女性らしさが立ち上る、
ホッとした優しさを募らせる味だ。

これだけ雨が降り、
災害ギリギリを体験すると、
優しさが恋しくなるものだ。
ひと月前は穏やかなダムが、

その持てる能力をフルに発揮した。
クレストゲートが5門並び、
その下に2門のコースターゲートが並んでいる。
その常用洪水吐と呼ばれる2門のゲートが解放され、

凄い勢いで濁流を放出していた。
この2門のゲートは、
ローラーゲートと言って、
高い水圧をものともせず上に引っ張り上げることで開く。

堤体の手前にあるのがローラーゲートの管理棟だ。
奥に見えるのが非常用のクレストゲートで、
ここの場合はラジアルゲートが用いられている。

クレストというだけあり、
この頂上を水がオーバーフローする前に、
扇形に回転して水を逃がすよう門が開く。

その前で大量の漂着物がせき止められたが、

ゲートの近くには、
結構やばいものも彷徨っている。
良く詰まらずに逃がせるものだと感心した。
反対側に行くと、

真下にある常用洪水吐から、
副ダムに吐き出される水が良く見えた。
最悪の場合は、
今ここにいる場所を濁流が超えていく。
おーこわ!
見てると吸い込まれそうになる。
こうしたダムの効果で災害が抑えこまれている。
やっぱり人類の知恵と進歩は大したものだ。
脱ダムが主流となったが、
必要なところも確かにあるのだ。
そうした人類の英知をもってしても、
未だ謎とされる場所を目指した。

ちょっと心配なこともあり、
温泉効果を期待して、
この宿の主に無理なお願いをした。
定休日にもかかわらず、
ご快諾いただきありがとうございました。
心配なことは、
次のブログで。

このフォレスターの良さを、
一緒に味わってほしい。
動画を用意した。
これには後編もある。
引き続きお楽しみに。