
今年のオートサロンでお披露目された、
スバルのデザイン部が監修するミニカーだ。
サイズは18分の1だ。
43分の1も含め、
この扱いは純正らしく慎重にして欲しい。
BRZの時もそうだったけれど、
ローンチ契約で配るプレゼントは、
中国製のダイキャストで構わない。
けれど、
ここまでディティールに拘る以上、
純正部品並みの取り扱いをすべきだろう。
値打ちが無くなる。
しっかり売らなきゃコレクターも喜ばない。
コレクターズアイテムとはそういうものだ。
ダイヤペットのサンバーを、
記念品にした時も、
随分ユトリだと失笑した。
だが、
お手軽企画でも許される風潮が、
コビッド19禍で増長している。
行き過ぎた上意下達も気を付けよう。
やり過ぎは、
いずれ我が身を滅ぼすと歴史が証明している。
緊急事態だが、
これまでの足跡を重視し、
その上で落ち着いて次の方策を練ろう。

以前青島文教社のミニカー企画に協力した。
SABにあるアルシオーネを、
とても細かく撮影する様子に感動した。
ここまでやるから、
あの素晴らしいミニカーができるのだ。
先日尼崎から浅野さんが来訪され、

ハイストーリーがリリースする、
6気筒搭載車のミニカーを頂いた。
ありがとうございました。
実に緻密で美しい。
これは人気の43分の1だが、
18分の1も欲しくなった。
アメリカかどこかで、
SVXの大きなミニカーを作ったらしいね。

預けていた業者が痛めてしまったSVXだが、
リフレッシュしてから渡したので、
素性はとても良いクルマだ。
まずきれいに洗って、
細部の汚れを綺麗に落としたところまで、

以前のブログで紹介した。
こうなったのには、
色々な言い分があるのだろうが、
そのまま放置はできなかった。

タイヤの空気が抜けなかったのが幸いだ。
もう機能しないタイヤだが、
ミシュランだけのことはあり最低限の空気圧を維持していた。

エンジンルームも汚れていた。
でも、
回復させられないほどではない。
問題は始動不良だった。
調べていくと燃料ポンプに問題があり、

タンクの中で湿った空気に晒され続け、
大きなダメージを受けていた。

ひとつづつ丁寧に時間をかけて元に戻した。

徐々に機能を回復し、

問題なくエンジンがかかるようになったので、
元通りに組めるよう下処理した。

そして昔から懇意にしている鈑金職人に預け、
同じ色に再塗装してもらった。

外装が仕上がり、

一通りの整備を済ませ、
灯火器の改善を進めた。

丁度息子も中津スバルの社員に仲間入りし、
この作業に興味を持つと、
灯火器のLED化を提案した。

Eyeマニキュアを施した後、
リレーをLED専用のものに交換し、

光量の必要なロービームをHIDに改造することを決めた。
交換すると、
顔つきがとても良くなった。

このように差がはっきりとわかる。

シルバーのボディに良く似合う、
キリっとした眼力が生まれた。

リヤコンビランプも同様に、

バックランプをLED化して、
サイドターンランプも同様に変更した。

実に動的質感が高まった。

ご苦労さん、
グッジョブ!!

このように灯火器はクルマの性能の一部で、
決してデザインだけではない。
カッコ良くなった。

抜群の存在感だ。
真珠に黒と銀は比較的個体数が少ない。
リフトに載せてタイヤをコンチの、
プレミアムコンタクトに交換した。

もっとも相性が良いはずだ。

ラウンドシェイプの素敵なタイヤだ。
物凄く美味しく走れるぞ。
さて、
次はエンジンルームだ。

今日から八月だ。
やっと梅雨も明けて真夏の暑さだ。
シルバーがシルバーを呼ぶのか。
もう一台の銀鯨が並んでいる。

松島さんのSVXの車検が終わり、
真夏の日差しを活かしてフィルムはがしが始まった。
スモークフィルムは一世を風靡したが、
今となっては邪魔なのだ。
工房の中では3台のWRXが、
並行して整備を受けている。

左からダークグレー、
マグネタイトグレー、
WRブルーパールだ。
こうしてみると、
グレーを推す意味を理解していただけるはずだ。
明日も忙しくなるな。
さあ、
晩酌だ。
それでは皆さん、
明日もよろしくお願いします。