本当によく売れてます。
こいつは世界で戦うための武器だね。
じっくり乗ったので、
走りの良さを展開したい。
コヴィッド19禍のドイツで、
スバルがとても頑張っている。
前年同月の販売実績を、
上回り続ける原動力が、
e-BOXERを搭載したXVだ。
今年もお目りかかりたいのだけれど、
何となく雲行きが怪しくなってきた。
片峰さん、
最新情報をありがとうございました。
農業立国ドイツでは、
驚くような農業機械をあちこちで目にすることがある。
日本でも農業機械の進歩が著しい。
そしてHST(ハイドロリック スタチック トランスミッション)も、
どんどん搭載されるようになってきた。
実に面白く、
扱っているうちに作動原理が体に染み込んでくる。
そして、
ついつい調子に乗って湿地帯に足を踏み入れた。
この長雨の影響は根が深く、
相当な場所にぬかるみが残ったままだ。
これはこれで、
面白い植物が育つので有意義ではある。
デフロックはあるけど、
底なし沼のようなぬかるみでは、
全く効果が無い。
小さいとは言えども、
大人三人がかりでも持ち上げることはできない。
そこでXVの出番となる。
こちらの無段変速は、
チェーン式のCVTだ。
チェーン式と言っても、
昔スズキが作った椿本チェーンの製品を使う機構とは、
根本的にすべてが違う。
優しく縛って、
ちょっと引っ張った。
駆動系を切り離したラビットは、
簡単にコロコロと後についてきた。
可愛い。
用が済んだので場外に出る。
このくらいのギャップはものともせず、
自由自在に走り回る。
この状態から一か月以上かけて、
綺麗に蘇らせたECVTは、
改めてスバリストの目を釘付けにするはずだ。
そして摩擦の支配がどれくらい偉大だったのか、
改めて理解してももらえると信じている。
これに加え、
4輪の駆動力可変配分まで、
歯車の咬合ではなく、
摩擦を支配することで実現した。
その挑戦の継続がスバルの歴史なのだ。
それにしても暑かった。
無意識で脱水症状を起こしかねない作業を続けていた。
こういう時は、
体が求めるモノを食べたい。
きゅうりの塩漬けと、
ミョウガの漬物が体に染み渡る。
きゅうりのようにみえるが、
下に並んでいるのはズッキーニの漬物だ。
これが実に歯触りが良くて美味しい。
インゲンのピーナッツ和えと、
蕗とちくわの煮物もうまい。
そして、
締めは手打ちそばだ。
先日の大雨の後も、
雷雨のような天気が何度か襲ったらしい。
少し水が濁っていた。
けれども、
一週間前に比べれば綺麗になっている。
川床は意外なほど変化が無くて、
滑るように流れる水が、
所々で切れ目に当たって水しぶきを上げている。
川床の石畳は健在だった。
XVで上流に向かった。
砂防堰堤の姿が見たくて、
一週間があっという間に過ぎた。
下流側は平穏だ。
どんなに凄い事になっているのだろうか。
荒れ狂った洪水で、
敷き詰めたと思われる石はめくれ上がったようだが、
どんと聳え立つ堰堤に大きな変化は無かった。
凄いなぁ。
近くで見ると、
鉄の持つ魅力が神々しく迸っている。
鉄鉄鉄!
鉄は人類の友達だ。
ガッチリと組まれた躯体を見ると、
ぞくぞくしてくるね。
鉄は良いね。
巨大さが解ってもらえるはずだ。
この川の源は南アルプスの付加体だ。
太古に海の底の地下深くで出来た岩石が、
いざなぎプレートに載って、
日本列島ができる前のユーラシア大陸のヘリ迄までやってきた。
そしてプレートテクトニクスの原理で沈み始めるとき、
乗せてきた岩石などをバリバリとこそぎ落としていった。
それが付加体の誕生となって、
沈降と隆起を繰り返しながら南アルプスを形成した。
そう考えながら、
水に触れてびっくりした。
何という「まろやかさ」なのか。
御嶽山から染み出る水は、
針で刺すように冷たくて痛い。
十秒ほど手を入れただけでもつらいほどだ。
中津川の源流も冷たい。
付知川に比べれば柔らかいが、
とても体に優しい水の堅さではない。
ところが、
この水は太古の海洋を想像させる、
生き物全ての根源を感じさせた。
入りたくなった。
素っ裸になって、
まるで湯につかるように水に浸かった。
これは気持ち良い。
次からは水着が必要だ。
水浴びではない。
まさに沐浴とはこのことを指すのだろう。
自然に感じ、
自然に行動すると、
何か見えあないものが突然見えたりするんだよね。
激しい暑さの中、
脱水寸前まで行ったのだろう。
沐浴の後、
生まれ変わったように気持ちがスッキリ整った。
帰る途中で猛烈に魚が食いたくなり(笑)、
魚屋に行くと、
「何でも言ってくれ、まけてやる!!!」と威勢が良い。
何が美味しいのか聞くと、
まずバラずし用の刺身を買えという。
多分、
中に美味い部分が沢山入っているのだろう。
マグロの良いとことか、
カツオも見えていた。
じゃあそれもらおうっと。
「300円にしてやる!」
面白いおじさんだ。
言い方は乱暴だけど愛がある。
他に何が美味いのかと聞いた。
「今日はイワシだ!」と言い切る。
高いものを売りつけず、
本心で商売してるな。
それ頂戴と言うと、
「4本ぐらい食え、すぐ食べられるよう皮も引いてやる」
ありがとう。
確かにおつとめ品だ。
雨が上がって漁も活気立ったのか、
美味しそうなもので溢れていた。
バラずし用を、
マリオに送っていただいたオリーブオイルで。
おいしい!
わさび醤油も良いけど、
塩分取らずに美味しく食べられる。
鮮度抜群だった。
確かに300円では食えない味だった。
次はどうだ。
このイワシも、
ほっぺたが落ちそうになるほど、
甘い脂がのって最高だった。
ショウガだまりが最高に合う。
忙しく一日を過ごしたけど、
充実した最高の日になった。
動画はいかがだったかな。
また次回作もお楽しみに。