新型レヴォーグのエアコンが面白い
2020年 08月 24日
側道迄川のように水が流れる。
橋げた上の排水処理が中途半端で、
雨水をしっかり落としきれないためだ。
相談した結果、
現場を確認して、
そこで、
例えば、
配線もいい加減だし、 何をしたいのか、 この部品の細部を観察した。
溜まったものを吐き出すように泳いで、
遂に30秒の壁を破った。
更に2秒も短縮できた。
夏休みに長崎に帰省されていた、
そして長崎名物を頂いた。
これはカラフルで美味しそうだ。
机の上に「デン」とお土産が置いてあった。 戴いたお土産は本みりんだ。
これは凄い中身だ。
レヴォーグのために用意された専用のタイヤだ。
エンジンルームに面白いものがあった。
可愛いうさぎちゃんは、
エアコンコンプレッサーも閉回路に仕組まれる。
側道と国道をグレーチングをかぶせた排水路で、
縁を切ってしまおうと言う事になった。
暑い中、
大変だと思ったので、
作業員の方たちに一言お礼に行った。
たった一日で作業をここまで進めてくださった。
一つ大事な事に気が付いた。
一番水が流れる手前側に排水溝が届いていない。
これでは全く片手落ちだ。
作る意味が無い。
流れるイメージが浮かばないので、
このような現場仕事になったのだろう。
水の流れ方をアドバイスすると、
舗装を盛り上げて水を排水路に誘導することになった。
明日はどんな仕上がりになるのか、
この後が楽しみだ。
モノには道理がある。
高低差をよく見て、
水の流れ方を想像すれば、
一番手前側のコンクリート部まで側溝が必要だ。
それが何故出来ないのか理解に苦しむ。
まあ、
オトナの事情が色々あるのだろう。
あんまりそこに突っ込むと、
嫌われるからテールランプも黙認するとしよう。
デザイナーを含めた開発者は、
どうもやりたくて堪らないようだ。
ところが、
なぜかいつも土壇場でこんなことになる。
モノの道理と言えば、
クルマの電装品に注意を払わないと、
後々困ったことになるケースが散見された。
あるレガシィで暗電流に異常値が見受けられた。
ちょっと見ただけではわからないので、
徹底的に探った。
すると、
二つの問題点が見つかった。
一つは前期型に対して、
強引に後期型のオーディオが装着されていた。
最近は黙ってオークションに出されると、
素人のバイヤーでは手に負えない。
見た目は良いが、
色々な問題の原因となる。
もう一つは、
どういう代物か解からない、
陳腐な電装品が付けられている場合だ。
見えないところに隠されていたので、
暗電流の異常値を解析していて見つかった。
さっぱりわからないので配線を丁寧に除去し、
何か増設できるのか、
一か所インターフェイスがある。
この部品ためにバッテリーに負担もかかった。
廃棄してスッキリさせ、
真夏の不思議は去った。
最近のクルマは、
電力需要が増えたが、
そこを様々な知恵で負担を減らすよう工夫されている。
最新のレヴォーグも、
スバルの常識をかなり覆しているので、
安直な部品を取り付けず純正を正しく使うよう気を付けたい。
純正を正しく使うと、
やっぱり元気になる。
この一週間を振り返ると、
木曜は全国のディラーが一斉に目を覚まし、
レヴォーグの受注が可能になった。
その日の夜、
全力で泳いだ。
長かった。
意を決して翌日も泳いだ。
名古屋で新しいレヴォーグに触りまくり、
その素晴らしさに惚れ惚れした。
そして言いたいことを思いっきり言って、
動画を作ったらたくさんの読者に喜ばれた。
グッシッシ!!と勢いづいて、
その足で泳ぎに行くと、
絶好調だ。
こうして週末を迎えた。
可児市の吉田さんが来訪された。
いつもお心遣いを頂き、
本当にありがとうございます。
長崎らしさがあふれている。
食べるのが楽しみだ。
翌日、
東京から松野さんが愛機のトルコンオイル交換に来訪された。
何か凄い存在感だ。
ATFの交換作業の間、
付知方面のドライブを楽しまれたそうだ。
煮物に抜群に合うだろう。
何を作ってもらおうか。
楽しみだ。
松野さん、
ありがとうございました。
本みりんの味は、
料理を引き立てる。
新しいレヴォーグで気になったのが、
インプレッサの2リッターに、
18インチを履かせると言う思い切った選択は、
当時実際に乗った時、
大いなる感動を味わわせてくれた。
ヨコハマゴムも困惑していた。
何故ニュルで開発したフラッグシップを、
大衆車に採用したのかと。
理由は簡単で、
結果がすべてだ。
スバルの高度な要求性能に対して、
ヨコハマがコストも含め真っ向勝負で答えたのだ。
今回のレヴォーグには、
そうしたブレイクスルーが至る所に見える。
サプライヤーの選択を、
ドラスティックに決めている。
甘えは許されない。
ブルーアースGTを履いたことは無いが、
その中身は良く理解できる。
グローバルでは、
コンチネンタルがエココンタクト6を作った。
エコなのに、
かなり凄いタイヤだ。
価格も安くない。
当社では試乗車も用意した程、
面白いタイヤだ。
そのようなレンジのタイヤなのだろう。
面白くなってきた。
ステレオカメラも同様だ。
日立では要求性能にこたえられない。
実は長年の蜜月関係にあった日立オートモーティブに、
もうかなり前になるがアイサイトの技術を譲り渡している。
それからは各社が日立の前に行列を作り、
いすゞのトラックまでがアイサイトを装着した。
スバルの手を離れ汎用化することは、
幸せな社会を築く上で重要だ。
その上で更に先を走るには、
技術的優位性を保つために、
様々なギミックを活用せねばならない。
前から言うように、
所詮ギミックはギミックだ。
今回のレヴォーグで、
一番重要な基幹性能はボディだ。
次にトランスミッション。
その次がエンジンだ。
後はギミック!
見慣れない部品だ。
何となくBRZのサウンドクリエーターを連想したが、
装着されている場所は吸気系ではなく快適装備だ。
エアコンの冷媒パイプに、
こんな工夫が仕込まれている。
無駄を省く工夫だ。
とにかく電装系は勿論、
空調に掛る無駄なストレスも一切排除を狙っている。
結論を言おう。
この部品はサイレンサーだ。
ゴルゴ13が拳銃に付けるパーツではない。
今回のレヴォーグに採用された、
可変エアコンコンプレッサーの音を減衰させるための部品だ。
その構造は斜板を使って、
コンプレッサーのシリンダーストロークを可変させるものだ。
そう!
こいつの心臓と同じなんだ。
HSTを持っている。
ハイドロリックスタチックトランスミッションと、
ほぼ同じ構造のコンプレッサーだ。
HSTの場合は、
斜板で閉回路の静油圧をコントロールし、
正回転から中立、
そして逆回転にシームレスで切り替え可能だ。
その冷媒を斜板を使ってコントロールし、
必要な量の冷媒を必要なだけ送り、
無駄な抵抗を減らすのだ。
構造はこのブログで。
それでは明日もヨロシク!
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ぐんて
at 2020-08-25 12:44
x
その電装品の文字を見て思い出しました。
盗難防止警報リモコンロックですね。
自分も同じものを当時の愛車ハイエースバンに装着しました。
取り付け時に外部から見えないところに隠してるから中古車で情報がないとわからないですよね。
盗難防止警報リモコンロックですね。
自分も同じものを当時の愛車ハイエースバンに装着しました。
取り付け時に外部から見えないところに隠してるから中古車で情報がないとわからないですよね。
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b-faction at 2020-08-25 15:43
不用意に暗電流が増えて当然ですね。
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三浦裕行
at 2020-08-25 17:56
x
毎回楽しみにブログ拝読させて頂いております。
現行型レヴォーグ2.0STI-SPに乗ってます。
新型レヴォーグ!想像以上の素晴らしさに、驚愕しております。
旧型のネガ部分は徹底的に改良し、良い部分は更に磨き上げる。
スバル技術者の意気込みが感じられる新型車ですね!
待望の可変容量コンプレッサーも採用されましたね。
早く実車に触れて試乗してみたいです!
まだ、直ぐには買い替えは出来ませんが、絶対に手に入れたい1台です!
では、昼夜の寒暖の差も激しくなってきましたが、くれぐれもお体ご自愛下さいね。
現行型レヴォーグ2.0STI-SPに乗ってます。
新型レヴォーグ!想像以上の素晴らしさに、驚愕しております。
旧型のネガ部分は徹底的に改良し、良い部分は更に磨き上げる。
スバル技術者の意気込みが感じられる新型車ですね!
待望の可変容量コンプレッサーも採用されましたね。
早く実車に触れて試乗してみたいです!
まだ、直ぐには買い替えは出来ませんが、絶対に手に入れたい1台です!
では、昼夜の寒暖の差も激しくなってきましたが、くれぐれもお体ご自愛下さいね。
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at 2020-08-25 18:24
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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b-faction at 2020-08-25 19:51
三浦さん、お気遣いありがとうございます。まだ試乗までに2か月ありますのでじっくっり勉強します。
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b-faction at 2020-08-25 20:34
機能的な話をしたのが、功を奏したのかもしれません。夕方見たら良くなっていました。まだ少し物足りませんが効果はありそうです。明日もレポします。
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銀鶴
at 2020-08-25 21:38
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SVXのエアコンコンプレッサーも可変容量機構付でしたね。
by b-faction
| 2020-08-24 21:57
|
Comments(7)