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呼吸と副交感神経

ニュルブルクリンク無呼吸症候群という、
厄介な症状が実在する。

コースに入って余りの速度差に圧倒され、
緊張のあまり呼吸を止めてしまうのだ。

そりゃあそうだ。
ビルシュタインブリッジから強烈な加速を始め、
グランプリコースの手前で急速に速度を落とす。

シケインのようなコーナーをクリアして、
旧パドック前を過ぎて左ターンすると、
激しい下り坂が連続する。

レースでは通過速度を時速180キロに設定し、
強烈な勢いで駆け抜ける。

その場所をハッツェンバッハと言うのだが、
確かに息を止めそうになる緊張の連続が待っている。

金曜日に伸び伸びと泳いだ。
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宣言したようにタイムに拘らず、
呼吸に注意した。

しっかりと吐ききる事と、
息をなるべく止めない、
リズミカルな呼吸を意識した。

吐ききる事で副交感神経が活性化し、
バランスの取れた泳ぎになる。

呼吸を意識するようになったきっかけは、
朝起きてすぐに冷水を被る習慣を身に着けた時からだ。

呼吸を止めると危ない。
緊張は血圧を急激に高める。

はぁ~~~と吐きながら、
左足から水を掛けるのだが、
冷たさに対する緊張感が和らぎ、
もう何年も続けることができている。
7月からひと月半ほど、
快調に泳ぎ続けて来た。
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けれどタイムに拘り無理な呼吸をすると、
カラダに良くないと思うようになった。

それともう一つ重要なのは、
怒りをコントロールできると言う事だ。

これまでなら、
激しく怒るシーンに何度も遭遇した。

先日のように船井総研が対象だったり、
スバルのゆとりが対象だったり、
一つ間違うとストレスに繋がる事案が多い。

様々な「わざと怒らせて窮地に立たせるのか」と思われがちな行為に対して、
相手をいぶかしく思う時も多々あった。

そんな時には、
「冷水被りの呼吸法」が功を奏した。

副交感神経を緩めることで、
怒りがスーッと引いていく。

ㇲって~・・・・、
ハイテ~~~~~~~~~~~~~~と長ーく吐ききる。
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怒りがスーッと納まり、
冷静な対処法が思い浮かぶ。

言葉では「いつもお世話になる販売店の皆様」と歯の浮くようなことを言うが、
国内営業本部にとってスバルショップなど末端の尻尾に過ぎない。

リモートワークなどと、
都合の良い怠け癖を付けられ、
個の力を伸ばそうなど微塵も考えず、
組織の都合に相乗りして「みんなで渡れば怖くない」だ。

今のスバルを背負う中村社長は、
どぶ板営業の真っただ中で、
たたき上げの社長たちに苛まれ続けた。

中村社長が苦労したように、
そのたたき上げ社長の下で、
訳も分からない小僧の頃、
訪問先で何時間も理不尽な説教を受け、
心底社会勉強した頃を思い出す。

最近は組織も変わり電脳化され、
「統括会社」の名の下で、
ろくに叩き上げられてない小僧連中が、
リモートワークでベテランを操る。

見てろよ、
そんなに甘いもんじゃないぞ。

スバルの過去がぎっしり詰まった資料館の、
扉が壊れてしまった。

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婿殿が駆けつけてくれた。
プロらしく見事な采配で扉を直した。

古いアルミサッシに、
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木材を使用していたとは、
今日の今日まで知らなかった。
ガラスの下はアルミに見せたベニヤだった。

そこへ最新のアルミパネルをはめ込むと言う。
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ああ、
これは以前東京駅のリノベーションで見た、
最新の建物用建材ではないか。

内装材にも使える優れモノらしい。

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防犯上も優れた能力を持つと言う。

綺麗に治ったので、
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皆でアイスを食べた。

その頃、
杉本君がGDAのエンジン整備を進めていた。
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敢えて過走行車をお選びいただいた以上、
現常認識をキチンとして、
クルマの状態をお客様と共有したい。

エンジンのタペットカバーを外し、
内部の様子を見た途端、
立ち会っていた社員が思わず驚愕のため息を漏らした。

「綺麗だ!」
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丁寧なオイル交換が、
これほど効果を出すとは、
まさに百聞は一見に如かずだ。

息子はこのエンジンを見て、
絶対にエンジンオイルをこまめに換えるぞ!と、
気持ちを新たにするほどの中身だった。

北原課長も、
こんなきれいな内部を見たことが無いと言う。

あとわずかで20万キロに達する、
EJ20型エンジンの神秘性に触れた瞬間だった。
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そんな時に、
山梨県に移住された大沼さんから、
とても嬉しい贈り物が届いた。

中には丁寧にブドウが詰められている。
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Mr.Shirota 巨×3 S×2と表記されている。

最初は巨がEに見えて、
何の暗号化解らなかったが、


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巨峰が3房で社員マスカットが2房だとわかった。

巨峰も魅力的だが、
味はシャインマスカットがぶっちぎりだ。
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皮ごと口の中に放り込み、
噛めば噛むほど甘い果汁が迸る。

大沼さん、
ありがとうございました。

副交感神経が大いに緩みました

精神が安定し、
怒りを有用なエネルギーに変換できる。

素晴らしい食べ物だ。
夕刻が迫ったので、
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インプレッサハウスに向かい、
お客様の受け入れ準備を終えた。

久しぶりのスーパーロイヤル車検なので、
いつもと趣を変えて接遇を楽しもう。

4月の新入社員歓迎会以降、
一度も使っていなかった。

あの時のたこ焼きパーティーが楽しかったので、
3密を回避するためにも、
「肉会」を開いてサプライズすることにした。
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お土産をありがとうございます。
ステキな日本酒と、
むっちゃんに可愛いひざ掛けを頂いた。

他にもお茶を1ケース戴いた。
これで暑い九月を乗り切ります。

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京都から福島さんご一家がらいほうされ、
改修したインプレッサハウスが賑わった。
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今回シェフがこだわったのは食材だ。
全ての食材を、
輸入に頼らず地元産に限定した。
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スターターのワンプレートは、
物凄く美味しかった。

中津川の落花生を煮たり、
チコリを使ったり、
中島豆腐店の高級豆腐と湯葉をセットした。

そして、
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焼師として腕を振るった。

大きな地元産のナスを、
グリルでじっくりと焼き上げた。

凄く甘くて美味しかった。
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良い赤身も手に入った。
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上のステーキ肉は飛騨牛の赤身だ。
なるべく刺しが少ない良質の赤身を選んだ。

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焼き過ぎないように注意し、
余熱で火を通した後、

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切士を担当した。

なるべく美味しい瞬間を選んで、
アルミホイルをめくり取り、
スパッと包丁で切る。
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楽しい時間はあっという間に過ぎ去った。

ありがとうございました。

愛機をしっかり整え、
お返しする日に備えよう。

さあ、
明日は月曜だ。

来訪の予約があった。
手ぐすね引いて待ってるぞ。

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by b-faction | 2020-09-13 22:00 | Comments(0)

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