イベントのさなかに、
息子から「これ」をもらった。
最近キメツブームらしい。
身近に春先からまるで狂ったように、
キメツを見る男が居て、
面白い面白いと、
見る事を強要する。
コイツの悪い癖で、
宗教染みたオカルトなどにもはまり易い。
ムーを良く愛読していた。
傾向に当てはまるなと、
心の中で「ニヤリ」としながら話を聞くと、
どうも見ずに居られないほど中毒らしい。
Wi-Fi端末からキメツを流し、
じっと見入っている姿が不気味だと思って、
「なんでそんなに良いの」と聞くと、
「えー、良くないの」と疑念の眼差しを向ける。
しかし今回は堀君に軍配が上がった。
これほど日本中でブームになり、
ガッコウのセンセイまで夢中だと聞き、
面白い事になったものだと感心した。
ちらりと見ただけだが、
なんかゾンビの「エッセンス」バンバンで、
日本版の時代劇とまぜこぜにになっていて、
オニはまさに感染症そのものだから、
今のパンデミックの状況で受けてるじゃなかろうか。
正直に言うと、
気持ち悪くって見たくない。
ごめんなさいね。
好きな人に悪気はないが、
口枷を見ると違う事を考えちゃうね。
イベント中はスタッフ全員に、
ランチ弁当を配給されるので、
皆で一気に食べてお客様に対応する。
汁物が欲しいと思ったところに、
これは気が利くと嬉しいプレゼントだった。
パッケージだけ見たら、
どう見てもスープワンタンにしか見えないから。
封を切って「しまった」と思った。
がっつりとしたカップ麺だった。
でも、
出来上がりを見ると物凄く美味しそうで、
弁当の揚げ物を食べるかわりに、
カップ麺を完食した。
とてもおいしゅうございました。
ありがとう。
昼めし食い過ぎたことは明らかだが、
動けばカロリー消費するはずだ。
何しろ朝からコーヒー一杯飲む時間さえなかったので、
いくら腹いっぱいになったからとはいえ、
夕方になると電池が切れかけていたようだ。
新田さんの奥さんが、
その様子を察してくださったようで、
クルマに戻られたついでにお菓子を用意してくださった。
「血糖値を上げてください」とニコリとされた。
パウンドケーキの入った小さな袋を受け取り、
お礼を言ってデスクに置いた。
食べたい気持ちは山々だが、
キメツのラーメン食った以上、
弁当と合わせたら、
相当なカロリーオーバーになっている。
ケーキは翌朝の血糖値上昇に使おうと決めた。
朝飯食わずに会社に来ると、
皆が出勤する前に何か食べたくなる時がある。
予想した通り、
今朝もコーヒーだけでは物足らず、
早速戴いたケーキの袋を開け、
ガブッと一口齧った。
なんだこれは!
思わずパッケージを見直した。
想像していた味と全く違う。
食感も予想に反した。
恐るべし!
パイナップルケーキプレミアム!!
こうしたケーキは、
シットリするのは脂ぎってるし、
そうじゃないのはパラパラ落ちる。
まあ、
大体そんなもんだ・・・の雰囲気バンバンのお菓子に決まってる。
ところがこれは違った。
流石だな。
新田さんは恐らく自分用に購入されたはずだ。
ありがとうございました。
美味しいものを本当によくご存じだ。
感激だな。
ふわりとして、
優しく唇に触れるので、
食べることそのものが心地よい。
かと言って頼りない味ではなく、
ドライフルーツのパイナップルも、
舌の上に残らず、
心地よく胃の腑に落ちる。
このパイナップルプレミアムケーキの味が、
そのままインプレッサSTIスポーツに当てはまる。
硬くて引き締まった足も良いが、
猫足もたまらなく良い。
中津スバルで提案したFFインプレッサSTIスポーツは、
オリジナルのダンパーだが、
どちらかと言えば硬く引き締まり、
パンチが効いたクルマになっている。
こちらは違う。
シットリ感があるのに、
実質的には硬くて気持ちが良い。
このクルマを見ていて、
久しぶりにCMを作りたくなった。
コイツのキャラクターには女性が似合う。
そういえば、
局アナでぴったりの面白い人がいる。
「激レアさんを連れてきた」に出る、
とても個性的な顔をし広中アナだ。
あの子ににっこり笑わせて、
「これワタシの!!」と、
ボンネットを抱きしめるシーンが良いな。
頭の中に絵コンテが浮かんだ。
良いクルマだ。
FFインプレッサSTIスポーツから、
とてもパッションを感じる。
今回のキモは、
何と言ってもこのダンパーだ。
具体的な構造は「見える化」されているが、
それがどうしてそうなるのか、
一切具体的な説明はない。
高周波まで対応可能な、
周波数応答式減衰力調整構造は、
今から7年前に発表され、
その当時、
特許を21件も出願中だった。
その時さえ、
余り具体的に説明されていない。
そんな中で、
実際にインプレッサを操りながら、
SFRDの説明をしているが、
この頭文字は間違いやすい。
なので、
言い間違えていたら甘受して欲しい。
改めて定義を記そう。
S:センシティブ
F:フリクエンシー
R:レスポンス
D:ダンパー
このシーンが、
このダンパーの特性を如実に示す。
路面の起伏や、
荷重変化によるダンパーストロークの周波数を、
自動的に判別して減衰力を変化させる。
レヴォーグではドイツZF社製の電子制御式可変ダンパーを採用し、
軽量で適度なパワーを持つインプレッサでは、
機械的に反応する面白いダンパーを採用した。
それではリアルな性能を堪能して欲しい。
このインプレッサは大いに買いだ!
オートマチックに特化したから、
この低価格を実現できたのだろう。
マニュアル車も期待したいところだが、
売れる量と開発費を天秤にかけると、
やはり今となっては実現不可能だ。
時代が変わった。
イベント直前にGH8の動画を紹介した。
その理由は、
まだまだ上質なMTは手に入る。
このクルマもその一つで、
ミセス大鶴が精魂込めて仕上げ尽くした。
この後、
車検整備も含めた予防整備を施し、
タイヤとホイールも交換する。
愛情かければかける程、
クルマっていう奴は懐いてくれる。
あっという間に秋も深まり、
今日もまた面白い家畜が一頭仲間に加わった。
おおむね勘は当たる。
素晴らしく綺麗な逸品だった。
ミセス大鶴の匠の技で、
このクルマもとびっきりの状態に蘇る。
中古車って面白い。
飼い馴らし甲斐があるからね。
新車から中古車まで、
スバルは脈々と「らしさ」を持ち続ける。
このあと、
もう一頭面白いのが現れるから、
期待して待っていて欲しい。
さあ、
泳ぐぞ!