年越しのスターティングは、
お土産に頂いた花豆の煮つけから始まった。
そしてレンコンと竹輪と人参と蒟蒻を、
鶏肉に混ぜ合わせた煮物に、
鮪の赤身で盛り上がった。
いつもなら蕎麦は深夜だが、
ヘビーなので前倒した。
この手打ち麺は凄く美味しいので、
早めにざるそばを楽しんだ。
禁断症状が出かけていたからね。
何もつけずに、
貪り食った。
うまかった。
そして紅白歌合戦にチャンネルを合わせたが、
全然面白くない。
相変わらず口パクみたいな、
何とか坂のお遊戯を見ていたら馬鹿馬鹿しくなり、
裏番組のくだらなさに発狂しそうになった。
これじゃあ年を越せない。
そこでハードディスクに録画された記録を見て、
面白そうな映画があることに気が付いた。
いくつか候補があったけど、
まず「おっぱいバレー」を見た。
何と面白い。
夢中で見終えて紅白にした。
まったく面白くない。
なんじゃこれは!
裏番組も相変わらずだめだ。
仕方がないので、
もう一度ハードディスクのリストを見た。
すると「めんたいピリリ」という映画があった。
なんかよく解らないが、
チラリと入れてみたらギョロメの漫才師が、
えらく面白い演技をしていた。
明太子のルーツを探る映画だが、
これが滅法面白くて引き込まれてしまった。
この日本の映画を見て、
映画からテレビへの変遷、
そしてテレビからユーチューブへの変遷を如実に感じた。
昔、
映画からテレビへと娯楽が変遷したように、
今やテレビ業界も前途多難だ。
強固なプラットフォームや、
強靭なインフラを持つテレビが、
まだまだ脆弱なネット配信にその座を脅かされる。
ある意味で痛快だ。
つまらないものばかり作ると、
こうなってしまう。
NHKが別に嫌いなわけじゃない。
ただし手足縛られると、
こんなのも脆いのか。
面白いよね。
ライバルだった映画をテレビで見ると、
やはり内容のクオリティは凄く高い。
その旬を過ぎた作品を、
それを劇場ではなくテレビで流すことで、
視聴者を満足させている。
共存共栄がうまくいってるよな。
まあ、
それにしても、
ちょっと大みそかの番組制作には、
幻滅したと言うほかないね。
映画を見終えると年越しが目前となった。
そこで用意してあった年越しケーキを取り出した。
奥からチーズスフレ、
右にふんわりフリューイ、
手前がオフレーズだ。
甘味が抑えられていて、
素材が素晴らしくて、
クリームにしつこさのない最高のケーキたちだ。
20種類以上ある中から、
3つに絞り込むのは、
まさに断腸の思いだったが、
理性を失わず選び出した。
ふんわりフリューイから食べた。
まあ、見た目はゴージャスだけど、
予想した感じだけど、
これならロールケーキでも良いかな。
次にチーズスフレを眺めた。
観察すると、
きめの細かさや、
どこからか囁きかけてくる悪魔の美味しさを感じる。
サクッと食べてみた。
こいつは美味い!
まるでたった今テレビで見た、
二本の映画のようだった。
予想以上に味が良く、
丸ごと一個食いたい衝動にかられた。
そこを理性で抑え込んだ。
次にオフレーズが控えている。
ショーケースの中にあると、
イチゴに練乳がかかってるイメージなので、
口中にあのミルキーな味が湧きたつ。
ちょっと待て!
そういや、
これを前に食ったことがあるぞ。
たしか同じ勘違いをした。
上に載ってるのはババロア風のゼリーで、
美味しいけれど想像以上の凄さはない。
こうしてみると、
チーズスフレのコスパは凄い。
やはり新鮮な果物を使うと、
300円以上の金額になるが、
チーズスフレだけが200円台だ。
とはいうものの、
全品中津川から恵那にある洋菓子では味わえない、
ふつうに売られていて、
恣意的な演出をしていないのに、
質の高さを感じることが出来るケーキだ。
年越しケーキに相応しい逸品だった。
果物は果物の素の味を楽しもう。
あっさりと締めるために、
平川さんから頂いた、
媛まどんなを切った。
これは凄い。
こんなフルーツがあるんだ。
まるでステキなキスをするような、
とても本能を呼び覚ます味だ。
食べやすいのも特徴で、
加えて引っ張るだけでするりと剥がれ、
果汁も無駄なく胃の腑に落ちる。
最高の味でした。
平川さん、
ありがとうございました。
こうして安らかに新年を迎えた。
夕方から雪模様だったが、
二年ぶりくらいの積雪になった。
しかし追い風と受け止めた。
こんな時こそイベントの中身が、
より正しく評価されるはずだ。
開店前から西暦カーには人が集まった。
過酷な朝だから、
しかも元旦なので、
本気の人しか集まらないだろう。
定刻になり、
次々と招待したお得意様も来店された。
福を取り込んでもらって、
お互いに幸せになる。
生田さん、
昨年も様々なお心遣いを戴き、
本当にありがとうございました。
吟味したミカンを引き当てて頂いた。
おめでとうございます。
魚住さんご一家も来訪された。
グングン成長するお子さんに会えるのは、
イベントの最大の喜びでもある。
お姉ちゃんらしい最高の笑顔だ。
お兄ちゃんらしい落ち着いた笑顔だ。
そして既に風格さえ感じる、
大物を予感させる弟だ。
魚住さん、
今年もよろしくお願いします。
抽選締め切りの時間になり、
申し込まれた皆さんが続々と集まった。
招福企画が始まる。
今日は中日新聞社多治見支局より、
脇阪記者もおいでになった。
若き優秀な将来を背負う記者と見た!
当選された方には、
ぶら下がり取材をお願いし、
気合を込めて当選者を選んだ。
おめでとうございます。
大きな拍手が沸き起こった。
皆さん、
本当にありがとうございました。
抽選を再開し、
福本さんには鍋キューブが当たった。
いつも差し入れをありがとうございます。
昼飯を用意する余裕がないので、
この戦闘糧秣が大いに役立つ。
即戦力に相応しい、
味ご飯のおにぎりだ。
まさにおふくろの味を彷彿させる、
美味しいお昼ご飯だった。
福本さんありがとうございました。
午後からは、
勝山市の宮山さんが来訪された。
そして嬉しいことに、
新車のご契約を戴いた。
ありがとうございます。
抽選でも二等を引き当てられ、
招福万雷の元旦となった。
これからもよろしくお願いいたします。
お土産までいただき、
ありがとうございます。
これは美味しそうなお酒だ。
シボリタテのカタカナを見ただけで、
口中に生唾が浮かんだ。
そして福井と言ったら、
冬に水ようかんを食べる習慣がある。
それがまた美味しいんだ。
楽しみに戴きます。
このあられも初めて見る。
皆で食べるのが楽しみだ。
これで明日も乗り切ろう。
そしていよいよ特賞を引き当てたのは、
インプレッサオーナーの林さんだ。
二年前のこの日を思い出すと、
二人で笑いあった。
一昨年の西暦カーのサンバーは、
幸運の女神によって彼にもたらされた。
そしてフォレスターオーナーの足立さんに、
一等賞のカニがもたらされた。
皆さん、
おめでとうございます。
春日井さんも幸運の持ち主だ。
ミカン当選おめでとうございます。
今年も片桐さんから、
美しい柚子を戴いた。
自家製の一品だ。
それに加え、
鬼まんじゅうも沢山いただき、
社員みんなで美味しくいただいた。
今日だけしか味わえない、
最高の状態を楽しんだ。
お見送りできず申し訳ありません。
また、
是非お出かけください。
群馬から雪をかき分けて、
WRXオーナーの高橋さんが来訪された.
愛機の12か月法定点検を兼ねて、
元旦ドライブを楽しまれた。
二等賞のミカンを見事引き当てられた。
おめでとうございます。
また是非お出かけください。
同じくWRXオーナーの、
外垣さんにも幸運の女神がほほ笑んだ。
おめでとうございます。
水野さんからも最高の笑顔を戴いた。
おめでとうございます。
さあ、
明日の折り返しに向かって、
体を休めよう。
大急ぎだったので、
誤字脱字はご勘弁を。
明日も全開だ!!!