宮山さんに頂いた、
珍しいお酒を封切った。
あっさりとして、
それでいて舌の上に旨味が残る。
料理を際立たせる、
良い原酒の味だった。
美味しくいただきました。
ありがとうございます。
マリオの愛機も間もなく車検だ。
かつて初車検の時、
ロイヤル車検のお泊りプランを考案した。
その「プロトタイプ」の、
一番客としてインプレッサハウスに滞在された。
まだ冬の装備が薄く、
露天風呂も仮設だった。
その中で、
数々の逸話が産まれた思い出深い一夜だった。
そのロイヤル車検のキモが、
ポリマーコートと内装スチームクリーンだが、
マリオはもっと違うことに興味を持った。
つまり中津スバル独特の中古車商品化が、
この新型コロナウイルス「コヴィット19」の出現を、
まるで予知していたかのようなプログラムだからに違いない。
当社では当たり前のことが、
他から見ると不思議に思われることが多々ある。
どんなに手入れして大事に扱っても、
20万キロ乗れば垢が溜まる。
それを浄化することから始めるので、
ここの家畜たちは潤いを持つのだ。
ミセス大鶴ならではの、
経験から生まれた秘伝が多々ある。
これが例のドイツ製エンジン駆動洗浄機ですか?
マリオが興味深そうに指をさす。
掃除の日に大活躍する、
中津スバルの正面装備だ。
ケルヒャーにこだわる理由は、
プロ用の機器を沢山持つことだ。
気を付けないと最近はこの会社も、
汎用マシンを作りはじめ、
量販店での展示販売も始めた。
やはり家庭用と業務用では、
要求性能がまるで違うので、
当社ではケルヒャージャパンから直接購入する。
ネットで買う方が安い場合もあるが、
やはりいざという時の人間関係が大切なので、
ずっと直接取引を続けている。
まずケルヒャーの大型掃除機でゴミを吸いとる。
このクルマは綺麗な方だ。
そのあとの様子を克明に記録していた。
もしかしたら、
ミセス大鶴の技も身に着けたいのかもしれない。
その時は師匠としての彼女の姿を誌上に崇めて欲しい。
取材に備えフルスペックで装備した、
彼女の姿を粗末にせぬよう頼みたい。
おそらく酸っぱくなってきた二機のインプレッサを、
彼女に託す前に実験清掃し、
それを記事として構成するのだろう。
楽しみに待とう。
ステキなお土産を戴いた。
崇めながら飲ませていただく。
狭山紅茶も凄そうだ。
暫く楽しめそうだ。
マリオ、ありがとう。
彼の取材が順調に進むのを横目に、
ロードテストの準備に向かった。
吉本さんのWRXに不具合があり、
早速修理させていただいた。
その後の性能確認を、
商品化した時と同じ条件で始める。
それには天候が大きな影響を与える。
もし一日ずれたら大変だった。
この辺りはとんでもない事になったはずだ。
そもそも中津川から直線距離だと20km程度なのに、
なぜカマクラが出来るほど寒いのか。
それはここが開田高原のような条件下にあるからだ。
さすがに開田高原のように、
本州唯一の北海道気候を持つわけでは無い
あそこは3000m級の高山から、
直接冷気が流れ落ちる。
この場所も負けてはいないのは、
日本百名山に数えられる、
「えなさん」の2000m以上ある場所から、
飛びっきりの冷気が下ってくる峠なのだ。
こうした場所を現代の家畜と走る。
その事がクルマの魂を呼び覚ます。
GRBの運動性能に全く問題はなく、
安心してお返しできる。
無事にテストを終えた。
悪条件だったので先を急いだおかげだ。
市川さんの来訪に間に合った。
ヤマザクラの下にステキなレガシィが佇んでいた。
見たことのないクルマなので、
ご見学者かと思いながら工房にクルマを入れた。
すると息子が走ってきて、
今までいらっしゃったけど帰られたばかりなので・・・。
と息せき切っている。
ステキなお土産を沢山頂いた。
桜の木の下にはまだクルマがあったので、
多分いらっしゃるはずだろう。
側道を見回すと、
市川さんがにこやかに歩いてこられた。
美味しいお菓子を早速みんなで分けました。
お酒もゆっくり戴きます。
市川さん、
ありがとうございました。
また是非お目にかかりましょう。