美味しい蕎麦とWRXの凄味
2021年 01月 15日
蕎麦前の椀が粕汁とは。
恐れ入りました。
塩味を自家製の野沢菜で調整し、
独特の美味しさを作り上げた、
まるで白隠の書画の味だ。
続く天ぷらも美味だ。
シンプルで薫り高く、
サクッと瞬時に砕け散る。
塩さえも邪魔なほど繊細な味だ。
寒かったので最初に「かけ」を食した。
添えられているのは、
塩を使わない世界唯一のピクルスだ。
この味を覚えると、
時々カラダが疼くほど食べたくなる。
腸内細菌が踊り狂うほどカラダに優しい。
そして「ざる」の出番だ。
女性の打つ蕎麦にしか感じない、
家族的な柔らかさが心の中にまで染み込んでくる。
何と幸せな瞬間だろう。
山葵だけで食すもよし。
汁につけて「おろし」だけで食すのもよし。
ネギも山葵も入れて、
汁で喰うのも又美味し。
そして極めつけが、
このすんき汁だ。
汁をすんきのつけ汁で割って、
そこにがばっとそばを放り込む。
だから椀が必要だ。
チュルチュル小綺麗に喰うのではなく、
飯を喰らうように掻き込むのだ。
この開田では独自の蕎麦文化があり、
そこで育った女性しか作れぬ味がある。
秋口から真冬になり、
低温下で蕪の茎や葉を漬ける。
各家庭には秘伝の漬け汁があり、
それを「種」という。
雑菌が繁殖できない低温下で、
乳酸菌が蕪の捨てる部分を活かして漬物を作り出す。
こんな凄い環境下だから、
漬物がとても美味しく出来上がる。
何しろ開田には竹藪さえない。
川を堰き止めるほどの力を持つ竹が、
この地では繁殖能力を失うのだ。
だからこそ、
この地に向かう時は特に靴を選ぶ。
3シーズン目のコンチバイキングコンタクト7は、
予想した通りのコンチらしさを発揮し、
トレッドゴムの劣化を最小限に押しとどめていた。
出発前にトレッドを点検し、
トリップメーターをリセットした。
意外な事に北へ行くほど雪が少ない。
ように見えるが、
実際は良く降ったらしい。
流石に氷点下ではないが、
お昼近くでも気温は2℃だ。
高性能ターボには、
ご機嫌な環境だね。
最高の排気音を奏でながら、
ターボパワーをモリモリと出す。
こうして目的地に到着し、
真っ白な森を走った。
その前夜、
久しぶりに泳いだ。
三連休でカラダがなまり、
泳ぎたくてたまらなかった。
金曜日の15分超過という悪夢は去ったが、
油断した食生活でカラダのキレは少し悪かった。
三日間毎日昼飯外食で、
旨いものばっかり喰えば、
カラダがなまって当然だ。
と開き直ってみたものの、
7日に掃除で疲れた直後のタイムと全く同じで、
ちょっと情けなくなった。
体重も増えるばかりだ。
せっかく65kgを切る勢いだったのに、
残念で仕方がない。
これが火曜日の夜の事。
そして開田を満喫し、
腹一杯そばを食べた翌日の夜はどうなったのか。
僅か7秒だけど、
されど7秒なんだ。
で、
体重はどうかと言うと、
本当に厳しい毎日を生きている。
世界中が同じ国難を背負い、
抜け出す術をもがきながら探す毎日だ。
こういう時ほど簡単ことで、
ちょっと自分い厳しさを与え、
なるべく毎日続けられる事を、
是非やろうじゃないか。
自分をなるべく簡単に磨く術を持ち続けよう。
それじゃあ、
今週の締めの泳ぎに行こう!
金曜のジンクスを作らないよう、
気持ち良く泳ぐぞ。
明日もお楽しみに。
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by b-faction