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NEXT STORY

乳房が美しい。
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アルキュオネはギリシャ神話に出てくる、
プレアデスの中の一人だ。

父親はアトラースで母親はプレイオネーと言うことになっているが、
別の見立てでは、
アルキュオネの父親はアイオロスだともいわれている。

プレアデスは6では無く七人姉妹を意味しており、
その中でも、
ご覧のように飛び切り美しいアルキュオネはモテる。

そんなわけだから、
当時色々なストーカーにも目を付けられ、
野性味あふれるケンタウロスに犯されそうになったところを、
へラクレスに助け出され、
その後ポセイドンと結婚して子供を産むわけだ。

こうして見たところ、
やはり恋多き女性の資質は抜群だ。

母親の名がLEONEの語源となったことは、
今では容易に想像できる。

ライオンなどと混同する戦略は、
今から思うと失敗だった。

その後Lの系譜を重視してLEGACYから、
LEVORGが誕生しスバルの車名は上質になっていく。
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STI Sportのブラックが仲間に加わり、
次の主のために準備が始まった。

全てのシートを取り外した。
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シート単体はもちろんのこと、
シートベルトまで徹底的に除菌した。
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こうして丁寧に内部を仕上げたので、
今朝は全員でピカピカに磨き上げた。
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ただでさえ上質なレヴォーグが、
どんどん仕上がり艶々になっていく。
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ポリマーコートを塗って完成した。

初代レヴォーグの上質車が揃ったので、
この特集も組みたいね。

さて話をインプレッサが中間車として誕生する前に戻そう。

その頃、
アルキュオネの父親の名前が取沙汰されたことがある。

それがアイオロスだった。
アイオロスは風神なのでSUBARUと相性が良く、
アを外して「イオロス」と呼ばれた。

この車名が誕生したら、
どんなイメージのクルマになったのか。
これは止めておいて正解だったのかもしれない。

同じイでも、
インプレーザの方がファッシネイションだ。

日本ではインプレッサだけど、
アメリカ人は「インプレー座」と呼ぶ(笑)
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SABの改善を続ける理由は、
常にNext Storyが頭に浮かぶからだ。

レオーネシリーズの中で、
アルシオーネが誕生した事は奇跡に近い。

今になってホワイトボディを精査すると、
その事がよく解る。

インナーフレーム構造はもちろん、
強いシャシーSGPも存在しない時代に、
LEONEのボディをそっくり貼り替えて、
米国で勝負を仕掛けたクルマだからね。

実はスバルの歴史の中で、
LEONEは通過点であり、
1300Gなどの持つ凄味に比べると、
その味はかなり一般的になっていた。

ヒトによってはSABなどを持つせいか、
アルシオーネが大好きなんだと思われるようだが、
それは誤解だ。

決して夢中なのではなく、
かなり冷静に見ている。

ユニークな性能も持つけど、
やはり極めつけはデザインの特徴性だ。
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からくりを仕込んだドアハンドルを開けようと、
キーを差し込んだ。

今朝の改善作業では、
床に掃除機をかける必要があり、
端っこのアルシオーネを前に出そうとした。

キーを差したけど動かない。

おかしいな、
エアサスと書いてあるけど・・・。

良く見たら「ビルサス」と書いてあった。

中に展示されたアルシオーネは、
最も状態の悪い個体を展示品と割り切った。
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ばらばらにしてから、
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腐った部分を修復し、
天井から吊るせる状態に仕上げた。

そしてノーマルメーターの個体を、
スポーティに仕上げることにした。
まず根本的な問題の改善に着手した。
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何しろエンジンに問題があったので、
その修理には手間がかかった。

ヘッドガスケットを交換し、
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エンジン本体のシール類を可能な限り交換後、
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エンジンをピカピカにリューターで磨き上げた。
サージタンクにも手を掛けた。
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こちらも丁寧な手作業で、


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ピッカピカに仕上げスキルアップに結び付けた。

STI風にタイミングベルトカバーを仕上げ、
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エンジンを搭載した後、
サスペンションもビルシュタインの構造に改めた。
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レオーネの同じ荷重傾向を持つ仕様が入手できたので、

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スプリングも交換してダンパーを作り替えた。
B&Bサスペンションの開発が役立ち、
唯一のアルシオーネ用を制作した。
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マフラーも作った。
これはSVXに作ったから、
アルシオーネにも必要だと言う、
ブランド構築への執念だった。
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満足できる仕様になったので、
数台分だけ製造してお譲りした。
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これをマニュアル車に装着したら最高だろう。

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スポーティな仕様はこうして仕上がった。
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端っこのアルシオーネを動かすために、
改めてキーを取り出した。

そうか、
エアサスでは無く「デジパネ」だったんだ。

四文字の造語はぱっと見間違いやすい。

エアサス、ビルサス、デジパネかぁ。
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今度はばっちりだ。
この頃はリモコンを持たないが、

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キーホールを照らすランプが付いていた。

電池替えたら点灯するかな。
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解錠してからくりを押しドアを開けた。

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こちらは昨年取材も受けたので、
すでにお馴染みの読者も多いだろう。

あくまでも忠実にオリジナリティを追求した。
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3つの個体が同時に写る珍しい写真があった。
このクルマは屋内保管が長かったので、
比較的状態が良かったけれど、
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基幹部分の状態はそれ相応だった。

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こちらはトランスミッションのオイル漏れが酷く、

エンジン側もクランクのオイルシールと、
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セパレーターカバーのガスケットが劣化して、
オイルが大量ににじんでいた。

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それを改善したが、
最も大きな問題は燃料タンクだった。

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新品の部品が出る頃だったので、
悪いものを全て交換して解決させた。
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ホイールはレオーネ用の社外品が装着されており、

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これが良く似合うので綺麗に再生した。
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ピレリタイヤを組み合わせ、
小粋なクルマに仕上げた。
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北原課長と杉本君の共同作業だった。

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このようにNext Storyが常に誕生し、
それが今も続いている。

決して留まることは無い。
なぜか。

課題は永遠にあるからだ。

さあ明日の掃除に向け準備しよう。
早朝から全開で行くぞ!!!

Commented by 小川晃 at 2021-02-04 23:29 x
 アルシオーネの下廻りの写真で思ったんですが、これはCB18と同じIEM?
Commented by b-faction at 2021-02-05 16:27
小川晃さん、流石ですね。もう一度念のために見直しましたがIEMです。直下にモノリス型三元触媒を置いたので目的は同じですね。当時の資料では微塵も触れていませんが。
Commented by 小川晃 at 2021-02-05 19:03 x
 確認して頂いてありがとうございます。ヘッド内エキマニ国産初かもしれないですね。
Commented by b-faction at 2021-02-05 19:15
小川晃さん、実物を豊富に持つと良いことありますね。レヴォーグの技術はスバルの先輩たちが気付いた遺産の上にしっかりと成り立ってます。素晴らしいですね。
Commented by 五条銀吾 at 2021-02-05 20:17 x
アルシオーネ特集号とも言える今回の記事、眼福でございます。
アルシオーネの画像に溢れた記事が見れるのも中津スバルさんならではですね。
早く疫病が収束して、ご訪問できるようになりますように。
Commented by b-faction at 2021-02-05 21:19
五条さん、お待ちしてます。
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by b-faction | 2021-02-04 20:51 | Comments(6)

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