新型レヴォーグの完成度
2021年 02月 14日

北原課長は粛々と新車の仕上げを着実に進めた。
レヴォーグはこれまでのスバルとは一線を画す。

欲しい装備を満載すると、

STIのシャシーパーツを組み、

マフラーカッターにはSTIの刻印があり、

それに対して過去の栄光を背負った車は、

この後ステアリングなども張り替える予定だ。

エンジンカバーのペットマークが取れる等、

確かにSTIのシートだが、

足が長いので、


ところがスイッチを切り、
お盆の中の水が溢れる寸前だった。

おどろおどろしい程だ。

洗車をする時だ。

ピュアホワイトのターボで、

このクルマの美点は、
まずターボ車であること。

奇麗なシートでヤレも無く、
西尾君が取り外し、

よっこらしょと持ち上げる重さだ。

その差がよく解る。

西尾君が持ち上げた瞬間に、

ちょっと待ってよ。
こりゃあ凄い。

合わせてみたらスッキリ収まりそうだ。

まさにジャストフィットだった。
トップグレードのSTIは、
他のスバルに対して格上の存在感を持つから、
本気でオプションを装着すると、
更に別格の仕上がりになる。

500万円を軽く超える。
だが、
同等の輸入車なら車両本体価格だけで500万円を超す。
なので、
客観的に見ても性能に対する価格が非常にお得だ。
この新型レヴォーグも、

いよいよ全体からオーラが漂い始めた。
フルオプションに近いが、
標準マフラーのままでお客様にお渡しする。

差別化されているので、
購入直後は標準のまま乗る方が賢明だろう。
その理由は完成度の高さだ。
確かにSTIのパフォーマンスマフラーを付けると、
排気の抜けが良くなり、
立ち上がりの加速感に効果が出る。
サウンドも好きな人には良いだろう。
けれども、
実際にレヴォーグに乗ると、
これまでのスバルには無い上質さが溢れ出ている。
それを敢えて過去に戻すのは野暮だろう。
特に毎日の出勤に使い、
このシーズンの暖気を欠かさない人には、
新型レヴォーグは驚くほどの上質感をもたらすはずだ。
しんと静まり返った早朝でも、
そのエンジンノイズも排気音も、
全く気にならないレベルだし、
「やっとここまで質が高まったのか」と、
涙ぐみそうになるほどの進歩を見せた。
これはスバルを知り尽くしたものにしか判らない、
感極まるほどの上質さなのだ。
だから特に他のメーカーからレヴォーグに買い替える人ほど、
マフラーを替えたりせず素の状態をまず味わってほしい。
干渉音が気持ち良いのは、
それの味に慣れ親しんでいるからで、
全ての人に美味しく感じるわけでは無い。
柔らかなベルベットに包まれたような、
新型ボクサーの控えめなスパイスも決して悪くないはずだ。
それではSTIのパフォーマンスマフラーが、
全く意味がないのかと言うと、
決してそんなことは無い。
昨日のブログで紹介したように、
フォレスターにはドはまりで、
明らかに立ち上がりの特性が良くなっている。
このブログを書く前に、
念のため両車を昨日と同じ場所で比較試乗した。
最初にレヴォーグに乗り、
まずインディヴィジュアルモードで一周した。
次にスポーツ+で同じように一周した。
中津川リンクはクルマの特性を見るときに、
とても都合の良いシチュエーションが続く。
もっとも尖がったモードで走ると、
物凄くジェントルな雰囲気で、
滅茶苦茶シャープに走りことが出来る。
この感覚はこれまでのスバルに一切なかった世界で、
マフラーを交換すると雑味で味が乱れるだろう。
続いてフォレスターSportで同じ道を走ると、
エンジンを掛けた瞬間からマフラーの存在に気が付く。
単独で乗ると気が付かないが、
静かで上質なレヴォーグSTIの後で乗ると、
同じエンジンなのにその差は明確だ。
フォレスターはエンジンを2モードに切り替え可能なので、
即座にSモードの切り替えてパンチのある走りを楽しむ。
こちらはタイヤが出す音も混じるから、
まさに濃い味そのもので、
粗野では無く意図して作ったワイルドさが美味しい。
この組み合わせが楽しい理由は、
SK型がようやく失ったターボを再び手にして、
スバルらしさを取り戻したからだ。
決してモーターを持つ電動アシストが悪いわけでは無い。
軽く低速からクルマを前に出し、
エネルギーを回生して低燃費に効果を出す。
そのe-BOXERの開発が更に進み、
クルマが熟成したところに、
重さの足枷が取れトルクと言う武器を得た。
ここにマフラーやその他のパーツで、
遊び心を出すと「効く」んだな。
コーナーで減速して、
丁寧にターンして、
真っすぐ向いたところでスロットルを開ける。
ブンとクルマが前に飛び出す。
心地よさが胸に広がる。
何でもそうだけど、
まるで素性が分からない状態より、
良く知り尽くした上でヤジの差を引き出すよう、
クルマとうまく付き合うと良いね。
新車と上手く付き合いながら、
その才能を目ざまさせよう。

最初からガツンと行くのも楽しい。
とは言うものの、
最近はどうしても走行距離が伸びたクルマしか存在しない。
また少なければ価格も高い。
このB4などは15万キロ以上走行しているが、
前のオーナーが丁寧にオイルを交換し、
素性のよく解っているクルマだった。
下取りで入して眠っていたのだけれど、
この手のマニュアル車は枯渇寸前なので、
再び走らせるために手入れを始めた。
インパネを交換し、

点検などは欠かさないクルマだったが、

そこそこの劣化もあるので、
この機会に一気に整備して良質車に蘇らせる。
そんな時に不思議なシートが持ち込まれた。

何に適応するのか持ち込んだ人も知らないと言う。
黒いB4の助手席側のシートが外してあったので、
向かい合わせて比較したが、
まるきりレールの形が違う。

SUV用のシートのようにも感じられた。
検討課題にして、
翌朝になると、
とんでもない事が起きていた。
出社したらLAN回線がつながらない。
おかしいなと思ったらルーターが水浸しだ。

上にあった加湿器が原因だった。
娘が愛用した加湿器なので、
暫く使わずそのままになっていた。
蓋を開けたら汚れがひどい。
当社は昔から井戸水を使う。
水道水と違って、
雑菌がゼロではないしミネラルも多い。
特に鉄分が多いので、
電気ポットなどもすぐ中が赤くなる。
ただし、
子供の頃から飲んでいる水なので、
怖いと思わないから生でごくごくと飲む。
生水も飲めないようでは、
カラダが益々脆弱になるので、
会社では生水ばかり飲み続けているが、
社員には決して強制しない。
水道水もひいている。
B-factionと望桜荘は上水道の水なので、
そちらを使うことも可能だ。
新品の加湿器には上水道の水しか使わぬよう徹底した。
この浄水器もこの機会に水道水に切り替えようと、
掃除をする気になったのが間違いの元だった。
出社したら加湿器の下に水が溜まり、
それがもろにルーターを襲ったので、
ショートしてオシャカになってしまった。
検証するために安全な場所で、
念のため下にお盆を置いて一日作動させた。
何ともなかった。

家に帰った翌日の朝、

しかも出る水の汚さが、

これに熱を掛け噴霧したら、
良くないものを吸い込む愚行になる。
水の使い分けは大切だ。
加湿器に井戸水はご法度だと心底感じた。
この加湿器は即刻処分した。
清掃したのが故障の原因なのかもしれないが、
内部の樹脂劣化が相当進んでいたのだろう。
それにしても、
井戸水は素晴らしい。
確かに井戸水は不安定要素も持つが、
ずっと飲み続けた生水は、
ヒトにとって有効な働きもするはずだ。
免疫を高めたり、
必須ミネラルを知らず知らずにとる等、
効能も大きいはずだ。
それにも増して止められない理由は、
その温度にある。
夏は冷たく心地よい。
昔は「鉄管ビール」と呼ぶほど、
井戸水が好まれたが最近では死語だね。
そして最も井戸水の効果を感じるのが、

今の季節は水が暖かくて柔らかく、
夏になると頭からかぶりたくなるほど気持ちが良い。
信頼できる井戸を持つことは、
大いなる財産だと感じる。
綺麗に洗い清めたSG5が、
工房で美しく磨かれていた。

奇跡的に少ない走行距離だ。
このクルマを見てSTIシートを思い出し、
早速レールの形状を比較すると、
とても良く似ているじゃないか。
そこでに絶好のフォレスターが現れた。
これをSTIのシートで高性能化させよう。

まずターボ車であること。
次に5速マニュアル車である事。
三つ目にサンルーフを持つこと。
全てを兼ね備えた、
4輪ストラットのフォレスターだ。
標準シートも決して悪くない。

黒を基調としたスポーツシートだ。

ボルトの穴などを確認する。
ほぼ行けそうだと言うことで、
標準シートを外して取り出した。

二つを並べてみると、

さて装着しようと、

その差が明確に理解できた。
よっこらしょどころか、
軽くスッと持ち上げたでは無いか。

裏を見せて。

アルミのレールになっている。
見えない所に気を遣う、
STIならではの作品だね。
シートも安全性の要なので、
年を追うごとに重くなっている。

ボルトを締めて完了。

こういうカスタマイズは、
年季の入ったクルマだから面白い。
ピカリと輝く素敵なクルマを、
これからもどんどん紹介したい。
お楽しみに。
by b-faction
| 2021-02-14 22:00
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