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新型レヴォーグの完成度

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マリオが車検を終え東京に帰還した後、
北原課長は粛々と新車の仕上げを着実に進めた。

レヴォーグはこれまでのスバルとは一線を画す。
トップグレードのSTIは、
他のスバルに対して格上の存在感を持つから、
本気でオプションを装着すると、
更に別格の仕上がりになる。
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欲しい装備を満載すると、
500万円を軽く超える。
だが、
同等の輸入車なら車両本体価格だけで500万円を超す。
なので、
客観的に見ても性能に対する価格が非常にお得だ。

この新型レヴォーグも、
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STIのシャシーパーツを組み、
いよいよ全体からオーラが漂い始めた。

フルオプションに近いが、
標準マフラーのままでお客様にお渡しする。
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マフラーカッターにはSTIの刻印があり、
差別化されているので、
購入直後は標準のまま乗る方が賢明だろう。

その理由は完成度の高さだ。

確かにSTIのパフォーマンスマフラーを付けると、
排気の抜けが良くなり、
立ち上がりの加速感に効果が出る。

サウンドも好きな人には良いだろう。

けれども、
実際にレヴォーグに乗ると、
これまでのスバルには無い上質さが溢れ出ている。

それを敢えて過去に戻すのは野暮だろう。

特に毎日の出勤に使い、
このシーズンの暖気を欠かさない人には、
新型レヴォーグは驚くほどの上質感をもたらすはずだ。

しんと静まり返った早朝でも、
そのエンジンノイズも排気音も、
全く気にならないレベルだし、
「やっとここまで質が高まったのか」と、
涙ぐみそうになるほどの進歩を見せた。

これはスバルを知り尽くしたものにしか判らない、
感極まるほどの上質さなのだ。

だから特に他のメーカーからレヴォーグに買い替える人ほど、
マフラーを替えたりせず素の状態をまず味わってほしい。

干渉音が気持ち良いのは、
それの味に慣れ親しんでいるからで、
全ての人に美味しく感じるわけでは無い。

柔らかなベルベットに包まれたような、
新型ボクサーの控えめなスパイスも決して悪くないはずだ。

それではSTIのパフォーマンスマフラーが、
全く意味がないのかと言うと、
決してそんなことは無い。

昨日のブログで紹介したように、
フォレスターにはドはまりで、
明らかに立ち上がりの特性が良くなっている。

このブログを書く前に、
念のため両車を昨日と同じ場所で比較試乗した。

最初にレヴォーグに乗り、
まずインディヴィジュアルモードで一周した。

次にスポーツ+で同じように一周した。

中津川リンクはクルマの特性を見るときに、
とても都合の良いシチュエーションが続く。

もっとも尖がったモードで走ると、
物凄くジェントルな雰囲気で、
滅茶苦茶シャープに走りことが出来る。

この感覚はこれまでのスバルに一切なかった世界で、
マフラーを交換すると雑味で味が乱れるだろう。

続いてフォレスターSportで同じ道を走ると、
エンジンを掛けた瞬間からマフラーの存在に気が付く。

単独で乗ると気が付かないが、
静かで上質なレヴォーグSTIの後で乗ると、
同じエンジンなのにその差は明確だ。

フォレスターはエンジンを2モードに切り替え可能なので、
即座にSモードの切り替えてパンチのある走りを楽しむ。

こちらはタイヤが出す音も混じるから、
まさに濃い味そのもので、
粗野では無く意図して作ったワイルドさが美味しい。

この組み合わせが楽しい理由は、
SK型がようやく失ったターボを再び手にして、
スバルらしさを取り戻したからだ。

決してモーターを持つ電動アシストが悪いわけでは無い。

軽く低速からクルマを前に出し、
エネルギーを回生して低燃費に効果を出す。

そのe-BOXERの開発が更に進み、
クルマが熟成したところに、
重さの足枷が取れトルクと言う武器を得た。

ここにマフラーやその他のパーツで、
遊び心を出すと「効く」んだな。   

コーナーで減速して、
丁寧にターンして、
真っすぐ向いたところでスロットルを開ける。

ブンとクルマが前に飛び出す。
心地よさが胸に広がる。

何でもそうだけど、
まるで素性が分からない状態より、
良く知り尽くした上でヤジの差を引き出すよう、
クルマとうまく付き合うと良いね。

新車と上手く付き合いながら、
その才能を目ざまさせよう。
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それに対して過去の栄光を背負った車は、
最初からガツンと行くのも楽しい。

とは言うものの、
最近はどうしても走行距離が伸びたクルマしか存在しない。

また少なければ価格も高い。

このB4などは15万キロ以上走行しているが、
前のオーナーが丁寧にオイルを交換し、
素性のよく解っているクルマだった。

下取りで入して眠っていたのだけれど、
この手のマニュアル車は枯渇寸前なので、
再び走らせるために手入れを始めた。

インパネを交換し、
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この後ステアリングなども張り替える予定だ。

点検などは欠かさないクルマだったが、
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エンジンカバーのペットマークが取れる等、
そこそこの劣化もあるので、
この機会に一気に整備して良質車に蘇らせる。

そんな時に不思議なシートが持ち込まれた。
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確かにSTIのシートだが、
何に適応するのか持ち込んだ人も知らないと言う。

黒いB4の助手席側のシートが外してあったので、
向かい合わせて比較したが、
まるきりレールの形が違う。
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足が長いので、
SUV用のシートのようにも感じられた。

検討課題にして、
翌朝になると、
とんでもない事が起きていた。

出社したらLAN回線がつながらない。

おかしいなと思ったらルーターが水浸しだ。

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上にあった加湿器が原因だった。

娘が愛用した加湿器なので、
暫く使わずそのままになっていた。

蓋を開けたら汚れがひどい。
当社は昔から井戸水を使う。

水道水と違って、
雑菌がゼロではないしミネラルも多い。

特に鉄分が多いので、
電気ポットなどもすぐ中が赤くなる。

ただし、
子供の頃から飲んでいる水なので、
怖いと思わないから生でごくごくと飲む。

生水も飲めないようでは、
カラダが益々脆弱になるので、
会社では生水ばかり飲み続けているが、
社員には決して強制しない。

水道水もひいている。
B-factionと望桜荘は上水道の水なので、
そちらを使うことも可能だ。

新品の加湿器には上水道の水しか使わぬよう徹底した。
この浄水器もこの機会に水道水に切り替えようと、
掃除をする気になったのが間違いの元だった。

出社したら加湿器の下に水が溜まり、
それがもろにルーターを襲ったので、
ショートしてオシャカになってしまった。

検証するために安全な場所で、
念のため下にお盆を置いて一日作動させた。

何ともなかった。
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ところがスイッチを切り、
家に帰った翌日の朝、
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お盆の中の水が溢れる寸前だった。

しかも出る水の汚さが、
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おどろおどろしい程だ。

これに熱を掛け噴霧したら、
良くないものを吸い込む愚行になる。

水の使い分けは大切だ。
加湿器に井戸水はご法度だと心底感じた。

この加湿器は即刻処分した。

清掃したのが故障の原因なのかもしれないが、
内部の樹脂劣化が相当進んでいたのだろう。

それにしても、
井戸水は素晴らしい。

確かに井戸水は不安定要素も持つが、
ずっと飲み続けた生水は、
ヒトにとって有効な働きもするはずだ。

免疫を高めたり、
必須ミネラルを知らず知らずにとる等、
効能も大きいはずだ。

それにも増して止められない理由は、
その温度にある。


夏は冷たく心地よい。

昔は「鉄管ビール」と呼ぶほど、
井戸水が好まれたが最近では死語だね。

そして最も井戸水の効果を感じるのが、

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洗車をする時だ。

今の季節は水が暖かくて柔らかく、
夏になると頭からかぶりたくなるほど気持ちが良い。

信頼できる井戸を持つことは、
大いなる財産だと感じる。

綺麗に洗い清めたSG5が、
工房で美しく磨かれていた。

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ピュアホワイトのターボで、
奇跡的に少ない走行距離だ。

このクルマを見てSTIシートを思い出し、
早速レールの形状を比較すると、
とても良く似ているじゃないか。

そこでに絶好のフォレスターが現れた。

これをSTIのシートで高性能化させよう。
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このクルマの美点は、
まずターボ車であること。
次に5速マニュアル車である事。
三つ目にサンルーフを持つこと。

全てを兼ね備えた、
4輪ストラットのフォレスターだ。

標準シートも決して悪くない。
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奇麗なシートでヤレも無く、
黒を基調としたスポーツシートだ。
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西尾君が取り外し、
ボルトの穴などを確認する。

ほぼ行けそうだと言うことで、
標準シートを外して取り出した。
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よっこらしょと持ち上げる重さだ。

二つを並べてみると、
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その差がよく解る。

さて装着しようと、
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西尾君が持ち上げた瞬間に、
その差が明確に理解できた。

よっこらしょどころか、
軽くスッと持ち上げたでは無いか。
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ちょっと待ってよ。
裏を見せて。
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こりゃあ凄い。
アルミのレールになっている。

見えない所に気を遣う、
STIならではの作品だね。

シートも安全性の要なので、
年を追うごとに重くなっている。
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合わせてみたらスッキリ収まりそうだ。
ボルトを締めて完了。

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まさにジャストフィットだった。

こういうカスタマイズは、
年季の入ったクルマだから面白い。

ピカリと輝く素敵なクルマを、
これからもどんどん紹介したい。

お楽しみに。




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by b-faction | 2021-02-14 22:00 | Comments(0)

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