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栗きんとんの秘密

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老舗のお菓子は美味しい。

中津川の栗きんとんは、
日本で一般的に言われる「きんとん」と、
その内容が大きく異なる。

子供の頃から栗きんとんと言えば、
このようなものだったので、
当たり前のように思っていた。

その美味しさは、
一般的なきんとんとは比較にならぬほど、
昔から深い美味さを持っていた。

中津川の菓子屋ならどこでも当たり前に作っていたが、
今ほどブランドが確立していなかったので、
菓子屋の店頭の一番目立つ場所に、
カステラがドーンと置かれていた。

お見舞いに行くときにはカステラを持参した時代だ。

あの「すや」さんでさえ、
店頭の一等地でガラスケースに入ったカステラが、
艶々とした黄金色の姿態を晒していた。

そんな中、
すやの先々代の社長が、
コツコツと東京の文化人に美味しさを紹介し、
ゆっくりと今の知名度を作り上げた。

怖い御爺さんだった。

今思えばあの爺さんが、
栗きんとんの父だった。

店は近所同士だけど、
こちらの住まいは違っていた。
なので、
すやの「かの」ちゃんとは、
小学校が違っていた。

けれども当時は街の中にあった「本店」に、
しばしば預けられることがあり、
少年時代の半分は本店のあった新町で過ごした。
それで近所にあった公園で、
いつもその娘と一緒に遊んだのだ。

赤井かのちゃんと言う、
面白い女の子だった。

小学校時代の数年間だけだが、
面白い思い出が沢山ある。

まだ彼女は自転車に乗れなかったので、
練習を手伝ったりした。

近所の悪ガキがいっぱい集まる、
とても楽しい公園で、
すやの庭とも直結していたから、
彼女にとっては自分の庭同然の場所だった。

たまに仲たがいしたりして意地悪すると、
結構泣き虫だったから、
すぐ家に飛び込んで行った。

すると、
怖い御爺さんが烈火のごとく、
「うちのかのをいじめたのはどいつだぁ!」と飛び出してくるので、
蜘蛛の子を散らすように逃げたな。

良い家柄には、
良い文化があの頃から宿っていた。

裏口を見れば良く解る。

誰が何と言おうと、
「すや」は中津川の栗きんとんの老舗であり、
その努力には誰もが敬意を払っているはずだ。

今はかのちゃんのお兄さん、
赤井良一さんが代表取締役を務めている。

その中山道を西の方に向かうと、
宿場の枡形のど真ん中に、
もう一店の大店がある。

そこが川上屋さんだ。
こちらも江戸時代から続く老舗だ。

流行に左右されない和菓子を、
コツコツと作り続ける立派なお店だ。

川上屋さんの弟子として、
修業を積んで独立したのが七福さんだ。

味の良い菓子を作り続け、
日々の鍛錬も忘れない職人中の職人で、
今は息子さんが後を継いでいる。

同業者さえ買いに行くほど、
その味は信頼されている。

栗きんとんは季節の味だ。

秋口に仕込み春までには売り切る。

時折ネット通販で、
季節外れに色が変わった栗きんとんを、
平気な顔で茶巾絞りして売る様子を見た事がある。

それは今流なのだろうが、
痴れ者の仕業だと見下した。

世の中に様々な組合があるけれど、
中津川の菓子組合は非常にレベルが高い。

そうした愚行は徐々に収まり、
味の本質を追求しつつ、
守るモノは守り、
変えるべきモノは変えている。

中津川の栗きんとんは、
そのお店に応じた終売時期がある。

そしてそれは微妙に異なる。

このお店は三月まで栗きんとんを売る。
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久しぶりに恵那福堂の栗きんとんを食べた。

今ではロードサイドに移転したが、
昔は街の中の狭い路地で店を開いていた。

祖母がこの店のファンだったので、
良くお使いに行かされた。

お駄賃貰えるので飛んでいく。

眼の前にすやがあるけど、
祖母はこの店の栗きんつばが好きだった。

恵那福堂の栗きんとんも美味いが、
栗きんつばはやっぱり一番美味しいな。
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この店で修業して、
独立したのが「満天星一休」の名知さんだ。

一休と言えば「杣の木漏れ日」だ。
このお菓子ほど「超弩級」の美味しさを持つものは、
中津川でちょっと他に思い浮かばない。

真っ白く果糖を吹いた市田柿に、
栗きんとんをぎゅっと詰めた、
一休の代表的なお菓子だ。

これも季節限定で栗きんとんより短い期間の商品だ。

東京から鈴木さんが来訪され、
お土産に栗きんとんを買おうとされたが、
七福さんは既に終売した。
それで、
二日前に栗きんとんを食べたのを思い出し、
ふと気が付いた。

恵那福堂さんも良いけど、
チョッとドライブして、
インパクトのある中津川土産を東京へ持ち帰えってもらおうと思った。

「杣の木漏れ日」を栗きんとんに添えたら、
中津川の強烈な魅力をアピールできるはずだ。

30年位前、
東京で不動産を手広く営む家系に生まれた、
いわゆる道楽息子に出会った。

今は全く付き合いは無い。
最初は、
ちょっと変わった面白い男だと思った。

金が余るほどあるので、
11台くらい自家用車を所有していて、
その時も降ろしたばかりの新車で、
慣らし運転を兼ねて遊びに来た。

母にお土産を買いたいと、
殊勝なことを言うので、
杣の木漏れ日を一休で買うよう紹介した。

数日後、
電話があった。
「代田君ありがとう、
母があのお菓子を食べた途端、
こんなおいしいものを初めて食べた。
生きててよかったと言ったよ」

それは良かった。
口の肥えた大金持ちに、
そこまで言われたら本望だ。

その男は暇になると、
自慢話などを電話して来る。

そのうち本性を現し始めた。

くそ忙しい時間帯に電話があり、
慌てて出たところ、
「代田君、ランエボ買ったんだけど、
すぐリコール出しやがった。
セールスをいじめてやろうと思うけど、
どんな方法が効くかな」

何を言うのかと思ったら、
ゲスな内容じゃないか。

それを聞いた途端、
思わず血が沸騰した。

頑張ってお金を貯めて、
やっとの思いで手に入れる人も居れば、
彼の様に好きな時に買える人も居る。

その事をとやかく言うつもりはない。

ヒトにはそれぞれの与えられた役割があるのだ。
但し与えられた役割に似合わぬ、
ゲスな言動に血が滾った。

リコールで悲しいのではなく、
それを買ったセールスを懲らしめ、
何かを要求しようとしていた。

もし本気で悲しんでるのなら、
違う言葉を掛けても良かった。

ところが腐るほど金を持っていて、
とっかえひっかえクルマに乗り、
相手のことなど構わず好き勝手にふるまう男が、
何とケツの穴の小さい事か!

それで思わず口に出た・・・・。

何を馬鹿なこと言ってんですか、と。

そして続けた。

そのセールスに、
気の毒だったね、
君には責任が無いから構わないよ。
素早く対応して安心できるようにしてくれ。

そういうふうに、
な・ぜ・い・わ・な・い!

そこはかなり強く絞り出すように言った。

勿論それは相手にとって聞きたい答えではない。

電話の向こうでは、
何かまだ言いたいようだった。

その時に頭の中に反省が渦を巻いた。

こんなクズと、
例え短い間とは言えども、
仲よくしたのかと思ったら、
急に吐き気がしてきたのだ。

電話をガチャンと切って、
それで付き合いはジ・エンドだ。

名前も記憶から消した。
中津川の菓子を食う資格のない男だった。
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急に暖かくなった。
ブルーベリー畑の手入れを再開した。

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冬の間に生えた草は、
決して少なくなく、
しかも根深い。

なので気を付けて取り除かないと、
ブルーベリーの根を痛める。

ポット状に硬い土の法面を掘ったので、
ブルーベリーの根が行き場を失い上の方に出がちなのだ。
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既にタネツケバナが花を咲かせてるじゃないか。
若い軸を食べると美味しい。

この一株で30分かかったので、
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まだまだ道のりは長い。
とりあえず一度根回りを奇麗に整え、
今シーズンも楽しませてもらおう。

中津川のお菓子も良いけど、
中津スバルのブルーベリーの味を覚えたら、
鈴木さんの奥さんや、
子供さんまできっと一緒に来たくなるに違いない。

栗きんとんをアレンジした、
様々な創作菓子のように、
SUBARUを軸にした、
様々な中津川の魅力を創造したい。
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ブルーベリー畑を山本部長と手入れしていると、
それと並行して創作活動も続いていた。
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溶接が終わったラックの骨格に、
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下塗りを兼ねた錆止め塗装を進めていた。

クリーンアップも始まり、
新たに下取りしたS4を徹底的に磨いている。
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その奥ではお勉強を終えた新型レヴォーグが、
次のルーティンに備えている。

試乗車レヴォーグの電源マネージメントに改善を加え、
通信モジュールの暗電流が流れ過ぎないよう対策した。

コネクトするクルマなので、
市場に出てから解る傾向もある。
通信システムだけでなく、
近年のクルマも含め、
システムのバックグラウンドで様々なプログラムが走る。

今朝は導入したばかりのツクモのパソコンが、
パスワードを入れた途端、
画面が真っ暗になり動かなくなった。
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幸いにもタスクマネージャーが起動した。

この画面は異常が無いように見えたが、
アプリの履歴を見て驚いた。

マイクロソフトフォトがオレンジ色のバーに替わり、
75時間以上作動した挙句にハングアップしたようだ。

電源を落として帰宅したが、
その裏でシステムは生きていて、
消えたホルダーから画像を拾う努力を続けたらしい。

メガトレンドに協力してもらい、
さまよい続けたフォルダーの履歴を消すことで、
無事復帰させることが出来た。

併せて知らなかった設定を、
数種類遮断することで、
これまで邪魔だった表示も消すことが出来た。

信頼できるベンダーと、
信頼できるエンジニアが居るから、
最新の機能を十分に活かせる。

リコールウエルカムの姿勢で、
バルブスプリングの交換に取り組もうと、
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数百万円の投資で作業環境を整えてから、


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それまで一番使い難かった場所に新たな息吹が芽生えた。

北原課長も創作意欲は満々で、
無いものは「自ら作る」を実践する。
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工具箱には、
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この文字があった。
グリーンヘルを、
自分で走った記憶は、
絶対に無意味ではない。

ここに魂が宿っているはずだ。

クルマを売る立場でも、

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直す立場を尊重し、
積極的に手伝いながら、
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この場所に軽作業台を設置したいと言った。

それは素晴らしい。
愛情をこめて工房と向き合おう。

朝礼が終わると同時に、
千葉から肥後さんが、
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エンジンオイルの交換に来訪された。

里帰りした赤鰤を見て、
とても嬉しくなった。
素晴らしい色艶で、
主の愛情が満ち溢れている。
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素敵なお土産を戴いた。
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晩酌の友と、
素敵なチョコレートだ。

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凄く手の込んだ、
面白いチョコレートに、


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ベトナムとの友好を目的にした、
美味しい焼酎を戴いた。

スタッフにも
人気のお土産を戴いた。
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あのラスクはおやつの時間に最適だ。
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疲れた時の心の栄養は、
何よりも嬉しい励ましになる。

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ありがとうございます。

変わり種も添えられていた。
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これは初めて見るラスクで、
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どんな味なのか想像がつかない。

肥後さん、
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ありがとうございました。
次のイベントをお楽しみに。

さあ、
今日も一日があっという間に終わった。

金曜日もタイムを計らずに、
きっちりと500m泳いだ。

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これは油断禁物だ。
じわりじわりと増え始めた。
花粉と黄砂が怖く表に出ないので、
余計に体がなまってしまう。

三日ぶりに泳いで、
溜まったスラッジを吐き出そう。

時計を外し時間ではなく距離に挑戦だ。

昨日撮った二本目の動画、
良かったら楽しんで欲しい。

五代目ツーリングワゴンの良さを楽しめるはずだ。

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by b-faction | 2021-03-08 22:00 | Comments(0)

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