
これが噂のオコゲだ。
源流をたどると商品にならない廃棄物だが、
それが食べると凄く美味しい。
なので、
金銭を伴わない菓子だった。
めったに入手できないけどね。

それが徐々に商品化されるようになって、
誰でも手に入れることが可能になった。
一袋350円なのでお買い得だ。
これで酒も飲めるほど、
香ばしくて程よい美味さだ。
本来は「濡れせんべい」のような逸品なのだが、
流石に商品化は難しいだろう。
何事も源流をたどると良い。
この色がレガシィの源流だ。
インディゴブルーは、
今やディープシーブルーと呼び名を変え、
スバルの中にしっかりと息づく。
インディゴブルーは難産だった。
量産ラインで色の染まりが悪く、
完成後の手直しが時折あった。
2リットルにGTターボが追加されると同時に、
ラインナップに加わった人気色だ。
それまでのソリッドに変わり、
RSにもこの色が塗られた。
このブルーのレガシィを輝かせながら、
昨日は天竜川水系の源流を辿った。
天竜川は濁っていた。
その上流にある塩川は、
周辺から塩水が湧き出る不思議な場所から流れ出る。

そもそも水質がかなり違うし、
夏でも差すような冷たさを感じさせない、
とても不思議な水が流れる。

すっかり災害の傷跡を癒した塩川が、
この下流で鹿塩川と合流する。
あのサブロク災害では、
この辺一帯も全て流出して跡形も無くなったそうだ。
治水が行き届き、
今ではそれほどの心配はない。
何事も元からやるのが肝心だ。
塩川と鹿塩川が合流すると、
大雨の後にもかかわらず優しい色の水になる。

これが赤石岳を源流とする小渋川だとそうはいかない。

普段とは全く違う、
おどろおどろしい濁流になる。
赤石岳を形成する付加体の差が、
近くの川なのにこれほどの差を産み出すのだ。

この合流点に生田ダムがある。
混ざりあいながら、

ゲート左岸の取水口から、
導水路に水が流れ込んでいく。
ダムというより堰だが、
今も大活躍する発電施設だ。

全部導水路には入れられない。
何しろこの導水路は、
真っすぐに直接天竜川に向かって地下を走る。
従って生態系の維持のために、
最低限必要な水を常に流す。
増水したらそれどころじゃないけどね。
その時はゲートを上げて逃がす。

このゲートの後ろは、
歴戦を物語る凄い痕跡だらけだったが、
この半年間でいつの間にか新品になった。

凄いな。
こうして大切に維持して長い年月を凌ぐのだ。
まさに産業遺産だ。
その下流に現代の技術の粋が現れる。

多目的ダムだ。
小渋川の激しい流量増減を、
ここでいったんクッションして天竜川の氾濫を防ぐ。

だから普段はとても静かだ。
ここから環境維持で逃がす水も、
ダム直下で発電に活かされる。
これだけ落差があるから可能なのだ。
そして残りも地下を走り、
このみなかた発電所の先に作られた、
発電所に送られる。

それじゃあ、
生田ダムの水はというと、
更にその先にある生田発電所に送られ、
電気エネルギーに転換される。
まさに「水然而火」なのだ。
レガシィでステキなトリップを楽しんだ。
動画の中で何を怒っているのかというと、
深夜のNHKを見ていて、
ギョッとする内容を知った。
以前も審議なのか協議なのか討議なのか、
とても理解できない出来レースのような説明会を視聴した。
内容はNHKの会長人事だったように思う。
目を疑った。
何故、
バンカー上がりが公共放送の会長になるのか。
その人物像も気に食わなかった。
あくまでも勘だけどね。
そしたら、
その勘が当たったかどうかは知らないが、

またしても深夜の番組で、
とても信じられない話を聞いた。
ラジオ第二放送を廃止すると言う。
暫く外国に行けそうにないので、
昨年暮れから久しぶりにラジオを聞き始めた。
三十代の頃、
どうしても簡単な英会話を身に着ける必要が生まれ、
NHKの続基礎英語のお世話になった。
今年から6時にラジオをセットし、
会社に行き間の車中も含め、
ずっとNHKの第二を流し続ける。

その1時間の番組の中で、
一番最後に流れる、
ラジオ英会話が大好きだ。
最近のテレビはまるで時間の無駄ばかり垂れ流す。
そんな中で、
ラジオの重要性が増している。
特にAMは災害時に威力を発揮する。
音質でFMにひけを取るため、
平成の時代はFM局が際立つようになった。
特に東京からその流れが生まれ、
AMラジオの存亡の危機だ。
これは良くない.
単純なAM放送こそ、
緊急事態下で大きな効果を生む。
充てにならない民放や、
災害時に虚弱なインターネットに頼らず、
NHKの二放送が大きな役割を果たすだろう。
今日が今年度の最終回なのだ。

今朝は出張で聞きそこなったので、
プールに行く前に車の中で聞くぞ。
それでは、