
やはり「土壌」が違う。
カップ酒と言えども侮れぬ、

新潟の凄味が満ちていた。
どれも醸熟の味わいだ。
カラダは醸熟してはいけないので、
軽快で単純に維持する方を好む。

3月の端麗な行動様式が、
4月には影を潜め一週間で一度しか泳げないと言う、
思いがけぬ堕落ぶりだ。
反省した。

腰が痛いことを理由に、
無理しないと決めたが、
甘えていたに過ぎなかった。

結果は一目瞭然で、
せっかく締まりかけていたのに、
また膨らんでしまった。
こういうことも根気よく、
時間の狭間に揉まれつも、
しっかり続けることが大切だ。
何しろ65kgを切りたい。
今日は泳ぐぞと心に決めた。

テストを終えたS402をSTIギャラリーに納めた。
隣にはSTIの責任で仕上げた、
最新作が鎮座している。
考え方も作り方も真逆だけれど、
実はS402の開発者の心には、
FFのNAを作りたい野望が満ち溢れていた。
軽さだけでなく駆動抵抗の少ないFF車を、
「辰己」という仙人がどう仕上げるのか・・・・。
乗って走って確かめたら、
何というだろうか。
恐らく「予想した通りになった」と言うだろう。
S402は10年以上の歳月を経て、
スバルがようやく実現した味だ。
それにSTIの符号を与えたの影の理由は、
PTのSシリーズに対するリスペクトだったのかもしれない。
その壁を越えようとしている。
そしてSTIもまた、
もしNAの2リットルをファインチューニングする術を育み、
それに軽い6速マニュアルを組み合わせることが可能になれば、
彼ら自身も超えられない壁を超えることが可能になる。
醸熟のためには韻が必要だ。
醸し人がクルクル変わるようでは、
良い土壌は育めない。

ブルーべリー畑の改善も、
土壌を醸熟させながら順調に進んだ。

クローバーは体力があり、
一旦はびこると厄介な存在だ。
徐々に抜き取られて、

綺麗に見えるが、
油断するとまたすぐ頭を出すはずだ。

そこにあった石まで外して、
なるべく根まで抜いた様子が分かった。
課長が執念を見せ、

徹底的に抜き取られたが、
外した石まで戻してなかったので、
ジグソーパズルのように戻そうと試みた。
その背後も結構荒れていたので、

掘り出した石を小分けにして、
組の木の根元に放置された大きな石をどけてやった。

火曜日の朝、
概ね周りが整い、

今朝の作業で目途を付けた。
芝の根が深くまで入り込んでいたが、
アキグミと言う樹木も体力がある。
自然発芽して増え続けるので、
この斜面が今後どうなるのか見ものだ。
右側にも一本映えたので、
この場所のストレスも取り除こう。

なかなか可憐な花を咲かせる。
昨年は親樹が一切開花せず、
結実ゼロの寂しい年だった。

今年は期待できそうだ。
木の性質によっては、
物凄く甘い実を成らす。
リコピンの含有量がトマトの10倍以上あるので、
カラダに良い植物なのだ。
やせた土地を彩る素敵な奴だけど、
刺々しくて痛いのが難点だ。
まあ、
イバラにリュウゼツラン、
それにタラの木にアキグミときたら、
まあこれ以上痛いのはサボテンぐらいだね。
それもまたいいじゃないか、
野性的でね。

京都から山根さんが、
ステキなお土産を届けてくださった。

新車無料点検のついでに、
中津川へドライブを楽しまれた。
珍しいお菓子を戴いたので、
早速お昼ご飯の後でお茶を飲みながら食べた。

とても美味しくいただきました。
あと一口欲しい時に、

こんな和菓子が嬉しいね。
強いけど上品な甘さだ。

このしゃりっとした食感が、
お砂糖が再び固まった結晶的演出を出し、
料理のような美味しさを放つ。
ありがとうございました。

次の点検にはぜひ息子さんとご一緒に。
BRZの横にはステキな「むつらぼし」が光っている。
将来のスバリストに死角はない。
愛読者の期待を集める6速レガシィの、

整備を順調に進めている。
予防整備より、
品質向上を優先している。
エンジンルームの容姿と走行距離から、

大規模な整備の必要性を感じない。
けれども改善点が立ちふさがった。

インストルメントパネルは、

樹脂が加水分解してしまい、
全く手入れのしようが無い。

外したインパネアッセンブリーを分解し、
外側を破棄して構成部品を付け替える。
ついでに、
インパネを外すと現れる「奥の院」を、

徹底的に隅から隅まで清掃する。
エアコンフィルターが奇麗なのは、

前のオーナーの乗り方が良いからだ。
こういう所は誤魔化しようがなく、
新しいフィルターに交換したばかりではないことが、
ブロワーファンから読み取れる。

ここが左程汚れていないのが、
綺麗に使われ続けた証なのだ。
更に綺麗に掃除して、
新品のインパネに交換する。

用意された新品に、

元の部品を付け替える。
黄色くなっているのは脂ではない。
インパネの奥にあるウレタンの色が、
この不織布に移ってるだけだ。
装着する前に並行して掃除が始まった。

インパネを外す前に、
一度きれいに掃除を終えているが、
外さないと出来ない所を再び整える。

ミセス大鶴の腕が光る。

スチームクリーナーで浮かせた汚れを、
微妙な手さばきで刷毛を操り、

ドンドンきれいに取り除いてゆく。

こうして舐めるような清掃が続くことで、

クルマが全く新しい息吹を得るのだ。

掃除の終わったカラダに、

新品のインパネが装着された。
このようにクルマを醸熟させる事と、
植物を育み実らせることに深い関わりがある。
いつくしむことに限りは無い。

おっと、
ごめんよ。

花芽をひっかけてしまった。

これがやがて実となり、
スバリスト達の美味しい糧となる。
それぞれの木に個性がある。

昨年まで雑草に埋もれた場所を、
可能な限りなだらかにして根回りを改善したら、
何と綺麗な花芽だろうか、
一斉に膨らみ始めたぞ。
今年のブルーベリー、
楽しみだな。
それでは泳ごう。
明日は早朝から会議だ。