対極

マリオから届いたクッキーを食べた。

ホロホロした良い味で、

とても食べやすいのも嬉しい。

こんなにカラスムギって美味しいのか。

マリオの顔が頭に浮かんだので、

元気かとＳＮＳで声を掛けると、

「群馬県戦ラリー参戦に向けて、マシン整備に励んでます！」

なるほど。

この連休で集中作業か。

「小型車のボディに２リッターの水平対向エンジンを積む難しさを身体で理解しました」

「ブレーキのオーバーホールも、

難易度の高さに泣きそうになりました。

作業工賃はもっと高くても良いぐらいです」

「はじめてのマフラー取り付けでは、

ブッシュにはめ込む作業がうまくいかず、

アタマでマフラーを支えながら作業しました」

活躍を期待してるぞ。

頑張ってくれ。

今朝も会場設営の後で、

レアなレガシィツーリングを磨いた。

少しでも綺麗な姿を来場者にお見せしたい。

それを横目に見ながら、

完成確認のテスト走行に出かけた。

気温上昇が見込めず、

天候も悪化しそうなので、

早めのスタートを決意した。

このアウトバックは６発の心臓を持つ、

優しい外装色が魅力の逸品だ。

ウエットになり始めた高速道路に滑り込んだ。

それにしても、

濡れていると言うだけで、

まるで恐る恐るの走りになる。

危険を回避するためだから、

慎重になるのが当然だと思うかもしれない。

ところが、

そんなレベルではない運転の脆弱性が滲み出る。

この国の人間は、

ドライブスキルが異様に低い。

それは、

免許取得時に教わる間違ったレッスンと、

自己流でぐちゃぐちゃになり、

操作に角が出ているからだ。

一般路に降りると、

まだ花桃が真っ盛りの場所に来た。

高所なので半月季節がずれている。

当然気温が低くてウエットだから、

タコなタイヤだと恐ろしいに決まってる。

だけどそれ以上にヨチヨチになる理由は、

こういうシチュエーションで、

タイヤグリップを失った経験が数多く、

それがステレオタイプになっているからだろう。

ウエットで滑り易ければ、

当然速度も落とすべきだし、

走行ラインも変わる。

問題なのは、

やたらびくびくしてコーナーの手前で急に減速したり、

ふらふらとアンジュレーション拾って不安定になったり、

酷い人はノロノロ運転しかできなくなる事だ。

ピタッと綺麗なライントレースが可能なＢＰＥは、

やっぱり名車なんだよね。

会社に戻り常田さんに戴いたレモンケーキを食べて、

コーヒーをゆっくりと飲んだ。

室温になじませたレモンケーキが美味しい。

ありがとうございました。

休憩の後、

次の仕事に移った。

天気が不順だと試乗希望も少ないので、

アテンドする時間に余裕が生まれる。

先日完成したばかりの、

サンバーを味見に連れ出した。

平成21年のディアスワゴンはシャンパンメタリックでスーパーチャージャーを持つ。

マニュアルのリヤエンジンリヤドライブ方式は、

とても軽快で４輪独立サスペンションと相性が良い。

デュアルＳＲＳで安全だしナビ＆フルッセグTVにバックモニターと豪華だ。

アルミホイールも付いている。

撮影を終えイベント会場に戻った。

昼食を摂りイベントを楽しんだ。

付知の後藤さんご家族が一等賞を引き当てた。

おめでとうございます。

お庭キャンプにも使える、

テントセットだ。

一日一本一等が出る理想的なペースだ。

名古屋から佐藤さんが来訪され、

愛機の修理と同時に冷媒再生を承った。

早速エアコンリフレッシャーをセットし、

Ｒ１のガスを９９．９％の純度に回復させる。

ステキな差し入れを戴いた。

いつもありがとうございます。

両口屋のお菓子を、

皆で楽しませて戴きます。

ちょうどこの頃になると、

今日のおもてなしの柏餅が足りなくなると予想された。

そこで急遽調達に向かったので、

佐藤さんをお見送りできなかった。

大変失礼いたしました。

愛機の修理を確かに承りました。

入れ替わるように岐阜から大石さんが、

愛機ＢＰ５の冷媒再生に来訪され、

車両をマシンにセットした。

新しいコンプレッサーオイルも充填できるし、

綺麗になったガスと共に足りない分を補充できる。

次々と来場が続くので、

受付や抽選を分担していると、

カウンターの上に美味しそうな袋が届いた。

美味しそうな袋がカウンターに

あの素朴で素敵なお菓子だな。

実にシンプル。

緑茶にバッチリ。

添加物など縁がないお菓子だ。

瑞浪の吉村さんが、

愛機ＶＡＢの車検見積もりに来訪され、

素敵な陣中見舞いを戴いた。

美味しいうちに早速食べよう。

キチンとパックされて脱酸素も行き届くが、

このような生菓子は早く食べるに限る。

とても美味しくいただきました。

吉村さん、

ありがとうございます。

大石さんのレガシィと入れ替わり、

三台目の冷媒再生作業が始まった。

群馬から来訪された高橋さんのＶＡＢだ。

イエローグリーンのキャリパーが、

シックなボディカラーに良く似合う。

お土産を戴いた。

群馬の隠れた逸品だ。

この和菓子は実に美味しくカラダに優しい。

楽しませて戴きます。

高橋さん、

ありがとうございます。

その頃、

リフト上に１３００Ｇが上がった。

マフラー製作が始まり、

計測などが進められた。

なければ作るしかない。

走る姿をお楽しみに。

隣では長谷川さんの愛機が同じように排気系の修理を受けていた。

吉村整備士がつきっきりで進めている。

もうしばらくお待ちください。

雨模様が少し回復したので、

定期テストに出かけた。

油脂類を交換しテスター掛けて安全管理が終わったと、

西尾君から報告があった。

大切な文化財は、

とても良い味だった。

ＳＴＩのやるべき仕事は、

やはり凄いクルマの開発と製造だな。

スバルに先駆けて最先端の基幹部品を採用する。

そのような姿にまた回帰して欲しい。