SUBARUはB4の存在意義を、決して軽んじてはならない。美味しいカレーの中には、
意外な肉が入っている。
鹿肉のカレーを初めて食べた。
ルーはスパイスが良く効き普通に美味しく、
次々に食が進む。
肉は程よい硬さで違和感なく、
どこか牛とは違う香りが滲む。
レタスのサラダを添えたら万全だ。
へたに福神漬けなど無い方が良い。
ちょっとした野生味も悪くないね。
塩湯荘で頂いた、
珍しいカレーだった。
熊谷さん、
ありがとうございます。
気持ち良く過ごせました。
今回のかわら版は、
この銀色レヴォーグが主役だ。
そして裏面にも面白いクルマを2台用意した。
その一つがXVなんだ。
このクルマも良い味出してる。
お楽しみに。
かわら版の原稿だけじゃなく、整備アルバムの文章校正も手伝う。
大きな作業を可視化するために、
整備士にアルバムを作るよう促すが、
なかなか当人には難しいようだ。
遅々として進まないので、
時折ちょっと強引だが提出させて色を付ける。
絶対に役に立つし、
自分能力を伸ばせると思うのだが、
なかなか硬い頭をほぐせないのが現状だ。
昨日は貯めていたロープレのシナリオをまとめて4本校正し、
かわら版の表のドラフトを作って家に帰った。
テスト走行から解放されたので、
久しぶりにフォレスターで帰路の僅かなドライブを楽しんだ。
出勤して良く見ると、
鳥の糞で汚れている。
強い酸性を持つので、
カラスなど特に要注意だ。
会議室の窓から山桜を見たら、
多くのムクドリが群れている。
サクランボが目当てなのだ。
自然は上手くバランスしていて、
鳥に食べられることで発芽ショックとなる。
糞と一緒に排泄されると、
上手く芽を出すように仕組まれているのだ。
お洒落な森の番人を、
綺麗に洗って店頭に並べた。
実にカッコよく、
逞しい存在感を持つ。
このタイヤが迫力を与える。
純正のサマータイヤとサイズ的に変わりない。
225/55R18なんだけど、
タイヤの厚みが増して見えるよね。
その奥には、
先日から取り上げているB4が並んでいる。
この四代目レガシィB4の、
個性的な特徴を持つグレードは、
間違いなくスバルの名車として歴史に残る。
一年前まで存続したが、
日本では遂に絶滅してしまった。
惜しいのだけど、
クラウンでさえ開発を止めるほどだから、
もう消費者から望まれるセグメントでは無いのだろう。
六代も続けばお役御免でも仕方がない、
とは言い切れないのだ。
レガシィセダンはSUBARUの再興を支えた基幹車種であり、
B4もアルファベットと数字の組み合わせで、
クルマをイメージさせた重要な韻だ。
粗末に扱うと、
またこの前のように罰が当たるぞ。
S4が難産で苦しんだり、
G4が災いに苛まれぬよう、
しっかり韻を守り抜く気持ちが大切なんだ。
こんなことで、
本当にユトリ連中は大丈夫なのだろうか。
思わぬ隠れた名車が、
実はこのDEXだ。
初代のデビューには度肝を抜かれた。
何しろ東京オートサロンをアンベールの場に選び、
カスタマイズカーをズラリと11台も並べ、
物凄い興奮の中で世に生まれ出た。
その初代は「ねぶた祭り」のような仕上がりだったが、
二代目は気合が入ったホンモノだった。
トヨタ内製のヴィッツベースから、
シャレード以来、
このセグメントを得意とするダイハツ製にスイッチした。
SUBARUは1300cc一本のラインアップだったが、
コイツの仕上がりが凄く良かった。
スバルのリデザインは群を抜くセンスを持つので、
bBの雰囲気を払拭した良い顔を持っていた。
リヤフェイスは共通でも、
大きなSUBARUマークが良く似合う、
かなりいけてるクルマだった。
意外に思うかもしれないが、
このクルマの走りは想像した以上に良かった。
1300ccらしさを活かした、
軽快で伸びのある加速フィールは、
高速道路を攻めても楽しめる良い味だ。
発表当時、
SUBARU関係者に「この車名は一代で消える」と予言した。
これだけ手間をかけて決めたから、
そんな事は絶対にないと言ったが、
予言は当たりトヨタも含め車種そのものが消滅した。
復活したJUSTYは、
最近のトレンドに乗った、
間違いなく売れるクルマだ。
けれど、
DEXほどのインパクトは感じなかった。
それもそのはずで、
スバルには他にやらねばならぬ仕事が山ほどある。
Aセグのアライアンスに注力するより、
更なる選択と集中が求まれるからだ。
納車整備の終わったDEXの後ろに、
続々と納車待ちの新車が並ぶ。
現在の販売戦略は、
XVとレヴォーグ中心に回っている。
しかし油断すると、
おかしなものが蠢きだす。
昨日動画を撮影中に、
不用意にムカデをレガシィで踏みつぶした。
その大きさに驚き、
思わずビビってしまい、
出だしで恥ずかしい姿をお見せした。
ムカデは「一匹見たら二匹居ると思え」とよく言われる。
かなり離れた場所なんだが、
洗車を終えて事務所に戻って腰を抜かした。
どでかいムカデが足元に居るじゃないか。
蛇は全然平気だが、
コイツを見ると全身総毛だつ。
うひゃー!
大宮君に助けを求めた。
彼は器用に紙を使って外に連れ出すと、
間に挟んで留めを刺した。
実に有能で信頼できる人材だ。
助けてくれてありがとう。
有能な人材はbBを作り、
そのほかのユニークなクルマにも携わった後、
重要なプロジェクトを託された。
そのプロジェクトはSUBARUとトヨタの、
スポーツカー共同開発だった。
SUBARU側は、
インテリジェントレガシィを統括し、
役員からの厚い信頼を集めた増田年男が担当し、
トヨタからもモータースポーツに通じる面白い男が選任された。
それがbBを世に産み出した、
多田哲哉その人だ。
BRZ/86の開発を成功させ、
その後のスープラ開発の責任者にも抜擢された。
SUBARUとトヨタとの共同開発は、
今も続きその重要性はソルティアの発表でさらに重くなった。
そして初代が成功したからこそ、
二代目の誕生につながっている。
スポーツカーの開発を継続する事すら難しい時代だ。
日産フェアレディの現状を見れば、
スポーツカーのライフサイクルがよく解る。
ホンダの現状を見れば、
スポーツカーの継続さえ困難だ。
それを更に十年未満でフルモデルチェンジさせたのだから、
両社の共同開発のㇾベルが如何に高いかがよく解る。
そのルーツがB4にあることを、
スバルのユトリ達は絶対に忘れてならぬ。
ショールームに2ドアの新車を並べる事は、
カーディーラーとしてのプライドそのものだ。
実用車だけではなく、
クルマの真の楽しみを売る意欲を持つ表れなのだ。
だから執念で飾り続け今がある。
そして、
この意味を知るからこそスバルにモノを言い続ける。
新型BRZをSTI専売にすると、
なおさらクルマの価値が高まるだろう。
ユトリではなく兵士が売るのだ。
漸く解禁日が来た。
紹介しよう。
STIを訪問し、
篠田広報部長の許可を得て撮影した。
もちろん平岡社長も同行され、
詳細な説明を聞かせて戴いた。
「これまで色々なエンジンに関わりましたが、
これほど素晴らしいエンジンには出会えませんでした」
オールニューBRZはSTIギャラリーの一番奥で、
身を潜めるように眠っていた。
クルマも人も動物も、
笑顔の方が絶対に良い。
水平基調のインストルメントパネルが、
ブラインドタッチにも相応しい。
カラダで覚えた操作感を、
失わなくて済みそうだ。
新色は何だろう。
このホワイトはキャリーオーバーで、
ちょっとがっかりしてしまった。
だが、
普通の人にはこれが人気だろう。
ヒット色だからね。
このスタイルには、
ブリティッシュグリーンのエクステリアと、
タンブラウンのインテリアが似合いそうだ。
「あの色」を塗る度胸があるかどうかは別にして、
意外性を出してくれると期待したい。
ドイツを走るアウトバックに、
このオイルクーラーが装着されていた。
これはBRZが「どノーマル」であっても、
性能の閾値がかなり高められた証拠だろう。
アウトバーンを時速200kmで常用されることを前提に、
実用車両に装備したコストフォーバリューな仕組みだ。
平岡社長の一押しは、
吊り下げ式のリヤスポイラーだ。
この性能は本気で凄いと太鼓判を押された。
息子は一目見て「スワンネックだ」と驚嘆した。
なるほど、
若者はそう呼ぶのか。
30万円以上必要かもしれないが、
新車買うならぜひ一緒に組み込もう。
空力特性が抜群だと言う。
これでブリティッシュグリーンのエクステリアを与え、
タンカラーの内装を組み合わせたSTIブランドを、
シリーズの前面に出すのも良いね。
STIにこの白はダメだな。
似合わない。
WRブルーとブリティッシュグリーンの二本立てで、
BRZXらしさを際立ててくれると、
本当に心から嬉しいね。
その流れから、
今日はステキなクルマを用意した。
綺麗に洗ってピカピカにして、
動画を撮ったので楽しんで欲しい。
それでは最後にもう一度!
「SUBARUはB4の存在意義を決して軽んじてはならない」まさに最高のクオリティー。
こういう正統派セダンもスバルの魅力さ。
大切にしよう。