B4の存在意義と新型BRZの概略
2021年 05月 31日

意外な肉が入っている。
鹿肉のカレーを初めて食べた。
ルーはスパイスが良く効き普通に美味しく、
次々に食が進む。
肉は程よい硬さで違和感なく、
どこか牛とは違う香りが滲む。

レタスのサラダを添えたら万全だ。
へたに福神漬けなど無い方が良い。
ちょっとした野生味も悪くないね。

珍しいカレーだった。
熊谷さん、
ありがとうございます。

今回のかわら版は、
この銀色レヴォーグが主役だ。

その一つがXVなんだ。

お楽しみに。
整備アルバムの文章校正も手伝う。

整備士にアルバムを作るよう促すが、
なかなか当人には難しいようだ。
遅々として進まないので、
時折ちょっと強引だが提出させて色を付ける。

自分能力を伸ばせると思うのだが、
なかなか硬い頭をほぐせないのが現状だ。
昨日は貯めていたロープレのシナリオをまとめて4本校正し、
かわら版の表のドラフトを作って家に帰った。
テスト走行から解放されたので、
久しぶりにフォレスターで帰路の僅かなドライブを楽しんだ。

鳥の糞で汚れている。

カラスなど特に要注意だ。
会議室の窓から山桜を見たら、
多くのムクドリが群れている。
サクランボが目当てなのだ。
自然は上手くバランスしていて、
鳥に食べられることで発芽ショックとなる。
糞と一緒に排泄されると、
上手く芽を出すように仕組まれているのだ。

綺麗に洗って店頭に並べた。
実にカッコよく、
逞しい存在感を持つ。

純正のサマータイヤとサイズ的に変わりない。
225/55R18なんだけど、
タイヤの厚みが増して見えるよね。
その奥には、
先日から取り上げているB4が並んでいる。

個性的な特徴を持つグレードは、
間違いなくスバルの名車として歴史に残る。
一年前まで存続したが、
日本では遂に絶滅してしまった。
惜しいのだけど、
クラウンでさえ開発を止めるほどだから、
もう消費者から望まれるセグメントでは無いのだろう。
六代も続けばお役御免でも仕方がない、
とは言い切れないのだ。
レガシィセダンはSUBARUの再興を支えた基幹車種であり、
B4もアルファベットと数字の組み合わせで、
クルマをイメージさせた重要な韻だ。
粗末に扱うと、
またこの前のように罰が当たるぞ。
S4が難産で苦しんだり、
G4が災いに苛まれぬよう、
しっかり韻を守り抜く気持ちが大切なんだ。
こんなことで、
本当にユトリ連中は大丈夫なのだろうか。
思わぬ隠れた名車が、

初代のデビューには度肝を抜かれた。
何しろ東京オートサロンをアンベールの場に選び、
カスタマイズカーをズラリと11台も並べ、
物凄い興奮の中で世に生まれ出た。
その初代は「ねぶた祭り」のような仕上がりだったが、
二代目は気合が入ったホンモノだった。
トヨタ内製のヴィッツベースから、
シャレード以来、
このセグメントを得意とするダイハツ製にスイッチした。
SUBARUは1300cc一本のラインアップだったが、
コイツの仕上がりが凄く良かった。
スバルのリデザインは群を抜くセンスを持つので、
bBの雰囲気を払拭した良い顔を持っていた。

大きなSUBARUマークが良く似合う、
かなりいけてるクルマだった。
意外に思うかもしれないが、
このクルマの走りは想像した以上に良かった。
1300ccらしさを活かした、
軽快で伸びのある加速フィールは、
高速道路を攻めても楽しめる良い味だ。
発表当時、
SUBARU関係者に「この車名は一代で消える」と予言した。
これだけ手間をかけて決めたから、
そんな事は絶対にないと言ったが、
予言は当たりトヨタも含め車種そのものが消滅した。
復活したJUSTYは、
最近のトレンドに乗った、
間違いなく売れるクルマだ。
けれど、
DEXほどのインパクトは感じなかった。
それもそのはずで、
スバルには他にやらねばならぬ仕事が山ほどある。
Aセグのアライアンスに注力するより、
更なる選択と集中が求まれるからだ。

続々と納車待ちの新車が並ぶ。
現在の販売戦略は、
XVとレヴォーグ中心に回っている。
しかし油断すると、
おかしなものが蠢きだす。
昨日動画を撮影中に、
不用意にムカデをレガシィで踏みつぶした。
その大きさに驚き、
思わずビビってしまい、
出だしで恥ずかしい姿をお見せした。
ムカデは「一匹見たら二匹居ると思え」とよく言われる。
かなり離れた場所なんだが、
洗車を終えて事務所に戻って腰を抜かした。

蛇は全然平気だが、
コイツを見ると全身総毛だつ。
うひゃー!
大宮君に助けを求めた。
彼は器用に紙を使って外に連れ出すと、

実に有能で信頼できる人材だ。
助けてくれてありがとう。
有能な人材はbBを作り、
そのほかのユニークなクルマにも携わった後、
重要なプロジェクトを託された。
そのプロジェクトはSUBARUとトヨタの、
スポーツカー共同開発だった。

SUBARU側は、
インテリジェントレガシィを統括し、
役員からの厚い信頼を集めた増田年男が担当し、
トヨタからもモータースポーツに通じる面白い男が選任された。
それがbBを世に産み出した、
多田哲哉その人だ。
BRZ/86の開発を成功させ、
その後のスープラ開発の責任者にも抜擢された。
SUBARUとトヨタとの共同開発は、
今も続きその重要性はソルティアの発表でさらに重くなった。
そして初代が成功したからこそ、
二代目の誕生につながっている。
スポーツカーの開発を継続する事すら難しい時代だ。
日産フェアレディの現状を見れば、
スポーツカーのライフサイクルがよく解る。
ホンダの現状を見れば、
スポーツカーの継続さえ困難だ。
それを更に十年未満でフルモデルチェンジさせたのだから、
両社の共同開発のㇾベルが如何に高いかがよく解る。
そのルーツがB4にあることを、
スバルのユトリ達は絶対に忘れてならぬ。

カーディーラーとしてのプライドそのものだ。
実用車だけではなく、
クルマの真の楽しみを売る意欲を持つ表れなのだ。

そして、
この意味を知るからこそスバルにモノを言い続ける。
新型BRZをSTI専売にすると、
なおさらクルマの価値が高まるだろう。
ユトリではなく兵士が売るのだ。
漸く解禁日が来た。
紹介しよう。
STIを訪問し、
篠田広報部長の許可を得て撮影した。
もちろん平岡社長も同行され、
詳細な説明を聞かせて戴いた。
「これまで色々なエンジンに関わりましたが、
これほど素晴らしいエンジンには出会えませんでした」

身を潜めるように眠っていた。

笑顔の方が絶対に良い。
水平基調のインストルメントパネルが、
ブラインドタッチにも相応しい。

失わなくて済みそうだ。
新色は何だろう。
このホワイトはキャリーオーバーで、
ちょっとがっかりしてしまった。
だが、
普通の人にはこれが人気だろう。
ヒット色だからね。
このスタイルには、
ブリティッシュグリーンのエクステリアと、
タンブラウンのインテリアが似合いそうだ。
「あの色」を塗る度胸があるかどうかは別にして、
意外性を出してくれると期待したい。

このオイルクーラーが装着されていた。
これはBRZが「どノーマル」であっても、
性能の閾値がかなり高められた証拠だろう。
アウトバーンを時速200kmで常用されることを前提に、
実用車両に装備したコストフォーバリューな仕組みだ。

吊り下げ式のリヤスポイラーだ。
この性能は本気で凄いと太鼓判を押された。
息子は一目見て「スワンネックだ」と驚嘆した。
なるほど、
若者はそう呼ぶのか。
30万円以上必要かもしれないが、
新車買うならぜひ一緒に組み込もう。
空力特性が抜群だと言う。

タンカラーの内装を組み合わせたSTIブランドを、
シリーズの前面に出すのも良いね。
STIにこの白はダメだな。
似合わない。
WRブルーとブリティッシュグリーンの二本立てで、
BRZXらしさを際立ててくれると、
本当に心から嬉しいね。
その流れから、
今日はステキなクルマを用意した。

動画を撮ったので楽しんで欲しい。

それでは最後にもう一度!
まさに最高のクオリティー。
こういう正統派セダンもスバルの魅力さ。

by b-faction
| 2021-05-31 22:00
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